「都道府県別」カテゴリーアーカイブ

鶴来 一閑寺

一閑寺

白山市にある浄土宗の一閑寺。自然石磨崖仏で有名な寺です。

一閑寺

山を背後に本堂が建つ。

一閑寺

急に参詣しようとしても留守が多く、電話予約して訪れた。聞くと檀家の用事で留守にすることが多いとのこと。
白山開山1300年の今年中に何としても一度訪れたかった。

一閑寺

磨崖仏は泰澄が岩山に彫ったという焼失した仏像を復元したものだが、仏像を保護するかのように本堂が建っているのがわかる。

一閑寺

境内の裏手には天保年間の法華塔が建つ。

一閑寺

境内前を白山比咩神社や金劔宮に至る道路が横切っているが、道路は新しいもので、旧道に向かってまっすぐ旧参道が延びている。現在は市道となっているとのこと。

一閑寺

旧道沿いには参道の石碑が建っている。

一閑寺
石川県白山市鶴来本町四丁目チ18

永平寺 天龍寺

天龍寺

永平寺町にある天龍寺。曹洞宗永平寺の末寺。

天龍寺

松岡藩初代松平昌勝公が建立し、松岡藩館にも近い場所にある。

天龍寺

山門

天龍寺

山門の脇に芭蕉塚が建てられている。松尾芭蕉は奥の細道の道中、旧知の仲であった天龍寺の大夢和尚と会うために、金沢からついて来た立花北枝と一緒に寺に一泊したという。俳句が広まるきっかけになった芭蕉を慕う松岡の人々により芭蕉150回忌に建てられた。

天龍寺

山門裏の境内が駐車場になっており、向きを変えて本堂が建っている。

天龍寺

本堂に参る。無人だったが、御朱印コピー(ちょっと薄い)が置かれていたのでいただいた。

天龍寺

境内に芭蕉が北枝と別れて永平寺に向かうときの様子を石像とし、横にそのとき詠んだ句
「物書きて 扇引きさく 余波哉」
の句碑が建っている。

天龍寺

松岡三十三観世音菩薩が並んでいる。

天龍寺

御像堂には藩祖松平昌勝公の御像が奉納されている。

天龍寺

その御像がどういうものか境内の由緒を読んでもよくわからなかったが。後で行った四季の森文化館の貼り紙に写真と御像祭りの由来が書かれていた。やはり写真があるとわかりやすい。

清涼山天龍寺
福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-64

金沢 観音院 四万六千日②

観音院

金沢市の観音院。毎年旧暦7月9日に四万六千日行事として法要とトウモロコシの販売が行われる。

観音院

昼前に観音院に到着。ずいぶんと賑わっている。

観音院

トウモロコシの販売も大盛況のようだ。周辺の地区では、悪霊を祓う目的で軒先にトウモロコシを吊す風習が残る。商売をする家は儲けがたくさん出るように特に毛の長いトウモロコシを求めるという。

観音院

観音院では御本尊の十一面観音の御朱印が授与されているが、今年から四万六千日の当日限定で「四万六千日」の御朱印が授与されるようになった。地元新聞に載ったこともあり、行列も長く書く(四万六千日は判子だが)方も大変そうだ。

昼休みということもあり、帰る頃には本堂の中も人がまばらになっていた。トウモロコシも完売御礼状態で、トウモロコシを求めるのでなければ午後の方が空いていそうです。来年は8月19日(日)に四万六千日が行われる。

越前 大谷寺

大谷寺

越前町にある天台宗の大谷寺。「おおたんじ」と読む。

大谷寺

泰澄大師が白山に登る前に修行した地であり、最後に入定した地である。

大谷寺

神仏習合時代が色濃く残り、大谷寺と越知神社里宮が隣接していて境界がよくわからない状態だ。

大谷寺

蓮がきれいに咲いていた。この地では蓮から糸をとったそうで、「糸生」の地名の由来となった。

大谷寺

本堂の入口に「越知山大権現」の扁額がかかる。現在の越知山は西方の山の名となっているが、元来この地が越知山だったのではないかとも推測されている。

本堂には越知山大権現=白山三所権現だけでなく、多くの仏像が祀られている。本堂の裏山には神仏分離で越知山から移築された建物が残っているというが、今回は登っていない。

大谷寺

本堂の横を進むと、いくつかの祠が建っている。

大谷寺

さらに進むと五輪塔や墓石が集められている。

大谷寺

泰澄大師御廟と書かれた石造九重塔。鎌倉時代に建立された供養塔だという。

越知山 大谷寺
福井県丹生郡越前町大谷寺42-4-1

越前 福通寺②

福通寺

越前市にある真言宗の福通寺。4月の開創1300年法要のときに参詣したが、当日は行事が続き忙しそうで御朱印をいただいてこなかったので再訪した。

福通寺

山門。天気が良ければ眼前に白山を望めるのだが、今日はあいにくの天気で見えなかった。

福通寺

本堂に入って参る。

当初は法要期間限定の印が入った御朱印をいただくことができました。当日置いてあった限定ポストカードもまだ残っていたのでいただいてきました。法要でやり残したことを解消できてすっきりした気持ちになりました。

朝日山 福通寺
福井県丹生郡越前町朝日7-61

福井 泰澄寺

泰澄寺

福井市にある真言宗の泰澄寺。泰澄大師の生誕地に建つ寺で様々な伝説が残されている。

泰澄寺

境内入口

泰澄寺

左には六地蔵

泰澄寺

右には延命地蔵

泰澄寺

階段を上ると正面に大師堂が建っている。

泰澄寺

大師堂の前には泰澄大師像が建っている。

泰澄寺

その見つめる先には大師が開山した菩提山が見える。
大師堂で泰澄大師座像などに参詣し、御朱印をいただいた後境内を散策する。

泰澄寺

大師堂の左に建つ鳥居は大師堂の裏に建つ白山権現社のもの。鳥居には「小白山」と書かれている。

泰澄寺

鳥居をくぐると西国三十三霊場の観音石像が並ぶ。大師堂を取り囲むように時計回りに据えられている。

泰澄寺

白山権現社

泰澄寺

泰澄大師が幼きときより座って修行したという「座禅石」

泰澄寺

泰澄大師の産湯に使われたという「産湯の池」

泰澄寺

泰澄大師が修行中にあった落雷を封じたと言った「雷の池」。毎朝御膳水として献上される清水で、昔は目の病気を祈願する人が多かったという。

泰澄寺

実際に泰澄大師が生まれたのは境内ではなく、境内入口前の現在私有地になっている場所らしい。

泰澄寺

境内には「駒の爪」という気になる史跡があることが書かれていて、少し探していたのですが、ネットで調べると藪の中らしいので諦めました。

泰澄寺

大師堂が中心のような境内ですが、入ってすぐのところに泰澄寺本堂が建っている。

白鳳山泰澄寺
福井県福井市三十八社町11−12

福井 楞厳寺 文殊山登拝

楞厳寺

福井市にある楞厳寺(りょうごんじ)は、福井市と越前市にまたがる文殊山とともに泰澄大師により開山された。
楞厳寺の山号は「文殊山」、宗派は真言宗、本尊は文殊菩薩。

楞厳寺

今回は大村楞厳寺コースから文殊山に登ります。

楞厳寺

文殊山遠景。麓に大村の集落が広がる。文殊山は仏が横たわったようにも見える山容だが、この角度だとわかりにくい。

楞厳寺

楞厳寺に到着する。入口の左右に駐車場があり、右奥にも数台分ある。
平日ともあり数台停まっている程度だった。

楞厳寺

文殊山は泰澄大師が開いた越前五山(白山・越知山・文殊山・日野山・蔵王山)のひとつで、神仏習合した見どころがいくつかある。大村楞厳寺コースから登って、小文殊、大文殊、奥の院まで行って戻る。8時40分スタートする。

楞厳寺

本道とは別ルートで、ちょうど本堂の裏手の山に福井藩二代松平忠直公と、家老狛伊勢守澄孝の隠し墓がひっそりと建っている。

楞厳寺

20分ほどでツチノコ坂と呼ばれる急坂と、緩やかな本道の分かれ道に出る。
左手の山に入るのが旧道のツチノコ坂で、なるべく旧道を通ることにする。

楞厳寺

さらに15分ほどで文殊霊泉との分岐に至る。

楞厳寺

寄り道で霊泉に行く。湧き水のわきに不動の石仏がある。

楞厳寺

本道に戻り5分ほどで小文殊室堂に出る。祀られているのは聖観音菩薩。神名は不明。

楞厳寺

堂前に天狗が住み着いていたという天狗杉という神木が立っている。
ここから大文殊へ向かうのだが、一度大正寺コースを下って岩題目を行く。

楞厳寺

どこまで下るのか不安に駆られながら下りること900メートル、大正寺口まで600メートルということで半分以上下りたことになった。ここから分岐220メートル進む。

楞厳寺

岩題目
日蓮聖人の孫の日像聖人が北陸巡回の折に書いたものとされる。

楞厳寺

右の大岩に見づらいが「南無妙法蓮華経」と書いてあるようだ。
小文殊に戻るのに40分ほどかかっただろうか。

楞厳寺

大文殊の途中展望所があり、不動の石造が建っている。

楞厳寺

正面に日野山が見えるらしいのだが、雲の中。

楞厳寺

展望所から5分ほどで大文殊に至る。10時30分、寄り道ばかりしていたので結構かかった。
大文殊室堂は文殊山最高の標高365メートル。本堂には文殊菩薩が祀られている。神名は山幸彦神。
泰澄スタンプ巡りのスタンプを押す。

楞厳寺

山頂から白山が見えるはずだが、今日は天候に恵まれず見えない。

楞厳寺

大文殊から奥の院へ入る場所に落雷炎上の杉があり、平成24年11月14日に炎上したという。案内板にある知恵の大杉とはこれだろうか。

楞厳寺

アップダウンを繰り返しながら10分ほどで胎内くぐりに至る。
注連縄がしてあり霊威を感じる大岩だ。

楞厳寺

門は思いのほか狭く、くぐると智恵と安産のご利益があると言われる。

楞厳寺

胎内くぐりから数分で大汝奥の院350メートルに至る。
正面に平成25年に建て替えられた奥の院で阿弥陀如来が祀られている。神名は大己貴神。
右に朽ちているのは先代の奥の院で「聖観世音菩薩」の額がかかる。

現在は阿弥陀如来が祀られている奥の院に聖観音菩薩?と不思議に思うが、登山口の案内板などには奥の院に聖観音菩薩、小文殊に阿弥陀如来と本尊が逆になっている。どうも奥の院を建て替える前までは逆だったようだ。大汝の大己貴神の垂迹は阿弥陀如来とされることが多いので、現在の状態に入れ替えたのかもしれない。

楞厳寺

奥の院からの戻り、南井コースを少し下ることにする。550メートル先の8畳敷岩まで行きたかったが、今日は蔵王山との二山登拝で少し疲れたので280メートル先の山婆岩洞に行くことにする。

楞厳寺

山婆岩洞
大岩が積み重なり洞を作り出している。

楞厳寺

大文殊に戻ると空が黒い雲が立ちこめ、今にも降りそうな感じになってきた。急ぎ下山する。

楞厳寺

楞厳寺本堂に戻ってきたのは12時過ぎ。

楞厳寺

隣に観音堂が建っている。

楞厳寺

今年は白山を泰澄大師が開山して1300年になるが、他の越前五山も1300年を迎える。
本堂には入らなかったが、住職に御朱印を尋ねるとあるというのでいただいた。後で右下に1300年記念スタンプを自分で押した。

楞厳寺

記念グッズの缶バッチとタオルのセット(500円)を購入した。

楞厳寺
福井県福井市大村町26−4

永平寺 蔵王大権現 蔵王山(吉野ヶ岳)登拝

蔵王大権現

永平寺の通称蔵王山に鎮座する蔵王大権現。泰澄大師が蔵王権現を祀った越前五山の一つ。

蔵王大権現

大仏線の入口。途中福井市美山地区で通行止めになっているようだ。

蔵王大権現

途中登山口があり、登山道の中間地点になる。

蔵王大権現

10分ほど登ると登り口の看板がある。少し広くなった道路脇に駐車する。

蔵王大権現

ここから15分ほどで蔵王大権現に着くようだ。

蔵王大権現

角を曲がるとすぐに階段が続いている。

蔵王大権現

頂上の宮まで600メートル、730段だそうだ。

蔵王大権現

5分ほど登ると一ノ花立地蔵

蔵王大権現

ある時、蔵王権現にお参りに登山した女性が、地蔵のまわりがあまりに寂しく地蔵が寂しく思っているように思い、持っていた一輪の花を手向けてお参りしたところ、後日願いが叶ったという故事による。

蔵王大権現

さらに10分登ると赤い鳥居が見えてくる。扁額は「蔵王大権現」

蔵王大権現

お堂の前には二本の大きな木。お堂の扁額も「蔵王大権現」
蔵王大権現は今でも寺か神社か分からないような扱いで、もと修験の地だったことが影響しているようだが、お堂の中には「蔵王社」という奉納額もあるが、地元では蔵王堂と呼ばれている。

蔵王大権現

お堂前の狛犬はどことなく愛嬌がある。

蔵王大権現

蔵王大権現に参る。
金剛蔵王菩薩が釈迦如来と習合したとして、かつて釈迦と弥勒と観音の三尊が祀られていた。現在は本堂に毘沙門天、聖観音、蔵王権現が祀られ、麓の千手観音堂に十一面観音が安置されている。
毎年4月18日には蔵王山祭りが行われ、蔵王堂が開帳されている。

蔵王大権現

お堂の前に泰澄スタンプ巡りのスタンプと、蔵王大権現のお札が置かれている。

蔵王大権現

参拝記念としていただいてきた蔵王大権現のお札

蔵王大権現

蔵王堂からさらに登ること5分、奥の院に到着した。

蔵王大権現

吉野ヶ岳(蔵王山)547mの頂上

蔵王大権現

奥の院には寛政八年に建立された地蔵が1体あるのみ

蔵王大権現

ここから天気が良ければ白山が見えるのだが、真っ白

蔵王大権現

戻って蔵王堂から別ルートを少し下り神仏に供えた閼伽水

蔵王大権現

車に戻り、麓の蔵王大権現への入口鳥居を探す。
集落の奥をさらに森の奥に進まないとなかったので20分迷った。

蔵王大権現

御大典紀年碑

蔵王大権現

碑の後ろに泰澄木と蔵王木という大木の御神木の杉が天を衝いている。

蔵王大権現

今年は泰澄大師開山から1300年ということで記念碑も建てられた。

蔵王大権現

鳥居横に五輪塔や石仏が残っている。

蔵王大権現 蔵王山(吉野ヶ岳)
福井県吉田郡永平寺町松岡上吉野

白鳥 長瀧寺 相応和尚1100年大法会・護摩祈祷法要

長瀧寺

旧白鳥町にある天台宗の白山中宮長瀧寺。長瀧白山神社と同じ境内にあり、神仏習合の名残を留める。

長瀧寺

今年は白山開山1300年で、今日記念大祭が行われるのだが、岐阜県の情報は石川県まではなかなか届かないので、かなり早く到着してしまった。おかげで近くの道の駅に駐車できた。

長瀧寺

境内はまだ準備中で、事前情報どおり昼からの開催のようだった。

長瀧寺

始まる前に長瀧寺本堂で御朱印をいただいた。いつもとは違う迫力ある墨書きだった。

長瀧寺

本堂前で護摩の祈祷寄付が行われていたので、記念に願を書いて記念品をいただいた。

長瀧寺

始まるまで時間があったので白山文化博物館で特別展をゆっくり見学する。

長瀧寺

13時から長瀧白山神社拝殿の声明に続き、

長瀧寺

長瀧寺本堂で相応和尚1100年大法会が行われた。こちらは撮影していない。

長瀧寺

そういえば、本堂に入ったのも初めてだった。三馬場の神社宮司も参列するという異体験だった。

長瀧寺

15時過ぎから金剛童子堂前で護摩祈祷法要が行われた。

白山開山1300年大祭・相応和尚1100年大法会・護摩祈祷法要
12:40 阿名院から行列出発
13:00 長瀧白山神社拝殿 神事・声明奉納
13:50 長瀧寺本堂 法楽
15:00 金剛童子堂前 護摩祈祷
16:30 終了

長瀧寺
岐阜県郡上市白鳥町長滝138

白峰 林西寺

林西寺

白山市白峰にある浄土真宗大谷派の林西寺。

林西寺

前回の参拝時は御朱印はないと言われたが、どうやらちょうど住職が代替りするタイミングだったようです。
林西寺には寺号と山号の2種類の御朱印があります。

林西寺

山門

林西寺

本堂は各地の別院と同じ造りで重要拠点だったことがわかる。

林西寺

鐘楼

林西寺

本堂横の資料館に神仏分離のときに破却を免れて、村人の手で白山から下ろされた仏像たちが安置される。

銅造十一面観世音菩薩立像(旧室堂)
銅造十一面観世音菩薩座像(御前峰)
銅造阿弥陀如来座像(大汝峰)
銅造聖観世音菩薩座像(別山峰)
木造泰澄大師座像(御前室堂)
銅造地蔵菩薩座像(千蛇が池)
木造釈迦如来像(檜木の宿)
木造薬師如来座像(市の瀬温泉)

林西寺

神仏習合時に配布されていた林西寺の牛王宝印(複製)も頒布されている。

林西寺
石川県白山市白峰イ68

勝山 顕海寺

顕海寺

勝山市にある天台宗の顕海寺。

顕海寺

平泉寺白山神社の一の鳥居前の階段脇にあり、かつての平泉寺の塔頭のひとつであった。

顕海寺

平常は入ってよいのかよくわからず、今日は特別公開されているというので、この機会に入ってみる。

顕海寺

本堂の他、境内に鐘楼とお堂が1棟ある。

顕海寺

寺宝である銅造阿弥陀如来坐像(本尊)、銅造地蔵菩薩立像ともに鎌倉時代の作とされる。

平泉寺

まほろばの近くに建つ平泉寺も当寺が管理している。ということで一緒に御朱印をいただいた。

平泉寺

平泉寺白山神社の別当寺であった平泉寺とは別の寺であり、

平泉寺

明治の廃仏毀釈で平泉寺が廃寺となった後、開山堂を買い取って天台宗寺院として再興したもの。

平泉寺

本尊は十一面観世音菩薩。山号は顕海寺と同じ「霊応山」とする。

霊応山顕海寺
福井県勝山市平泉寺町平泉寺56−66

京都 西本願寺 花灯明

西本願寺

京都市にある浄土真宗本願寺派本山の西本願寺。

西本願寺

花灯明という企画に行ってきました。2時間前に整理券をいただきに並んで、夕食後さらに長く並んだ。
始まった頃はまだ薄暗かったが、順番が来る頃にちょうど暗くなった。

西本願寺

唐門もライトアップされて綺麗だ。

西本願寺

人数制限されているとはいえ、綺麗に撮影するために後ろの方から付いていった。
公開されている中にも入ったが撮影できなかった。

西本願寺

最大の建物の阿弥陀堂もライトアップされている。

西本願寺

修復前の飛雲閣も見ることができた。池に映る建物も波があまりなく綺麗に映った。

西本願寺

鐘楼も池に映っていた。

西本願寺

飛雲閣を出ると、御影堂の前に竹を細工した灯明が展示されていた。これが花灯明というものか。

西本願寺

無料ということもあり、大勢の方が見に来ていた。

西本願寺
京都市下京区堀川通花屋町下ル

五泉 瀧谷慈光寺

瀧谷慈光寺

五泉市にある曹洞宗の瀧谷慈光寺。

瀧谷慈光寺

瀧谷慈光寺は標高1012mの霊峰白山の麓にある。古くは薬師嶽、大峰とも呼ばれた白山十峰のひとつ。
駐車場まででもかなり山奥まで登ってきた感じだが、さらに徒歩10分の道のりを行かなくてはいけない。

瀧谷慈光寺

白山頂上までは二時間半あるらしい。

瀧谷慈光寺

参道は天然記念物に指定されている大杉が立ち並んでいて、深山幽谷の雰囲気が漂い、薄暗ければ恐いくらいだ。

瀧谷慈光寺

ゆるやかな上り坂を進むと左手の階段の先に鳴瀧不動尊が建っている。

瀧谷慈光寺

不動尊本堂

瀧谷慈光寺

その隣に慈光寺が建っている。

瀧谷慈光寺

山門をくぐると

瀧谷慈光寺

正面に本堂、左に禅堂・衆寮、右に庫裏・東司などが建っている。七堂伽藍を持つ国登録文化財になっている。

瀧谷慈光寺

寺号は「明白山」。参詣後に御朱印をいただく。

瀧谷慈光寺
新潟県五泉市蛭野870

小松 那谷寺 白山開山一千三百年神式大祭

那谷寺

小松の那谷寺。先週に続き、開創一千三百年大祭に来ました。

那谷寺

今日は神仏習合の趣きそのままに、寺で白山比咩神社の神職、巫女による神式祭が行われる。

那谷寺

4月8日に建てられたばかりの鳥居の前から巫女行列が行われる。巫女行列の参加者は募集制で地元の中高生も多く参加しているようで、鳥居の前で巫女姿の記念撮影していた。

那谷寺

雅楽隊と巫女がまずは行列をつくる。

那谷寺

待っていると、白山比咩神社の神職と巫女が行列に加わった。

那谷寺

雅楽の演奏が始まり、厳かに行列は進む。

那谷寺

先頭の神職が道を清めながら、鳥居をくぐり、山門を抜けていく。

那谷寺

巫女の最終について、無料となった境内へ入る。

那谷寺

巫女行列は金堂の二階へ。二階で巫女による浦安の舞や神式祭が行われたが、一般人はやはり見学できなかった。

那谷寺

ということで、秘仏本尊十一面観世音菩薩にもう一度詣り、帰途につく。
境内はシャクナゲが見頃であった。

那谷寺
石川県小松市那谷町ユ122

小松 那谷寺 開創一千三百年御開帳法要

那谷寺

小松市の那谷寺。白山開山と同じ1300年の節目を迎え、4月に大祭が3回行われる。

那谷寺

今日のみ駐車場や周辺一帯が通行止めとなるので、シャトルバスで向かうことになった。シャトルバスを待っている間にイベントバスが来たのでそれで那谷寺に行く。このボンネットバスは金沢で走っていたもので、今は粟津温泉・那谷寺1300記念号として走っているようだ。

那谷寺

9日に御柱立柱祭が行われ、山門前に鳥居が立てられ、神仏習合思考がより明確になった。右は夕方行われる餅まき用の舞台。

那谷寺

今日のスケジュール

那谷寺

到着したとき、ちょうど1300年記念式典が終了した。特設ステージ裏の斜面では桜の記念植樹も行われ、桜の名所とすべく地元那谷町が頑張っています。

那谷寺

まずは金堂で混雑する前に御朱印をいただきました。午後からは二階で、高野山真言宗管長を導師として開創一千三百年御開帳法要が行われました(一般人は入場制限で入ることが許されませんでしたが)。

那谷寺

午後の稚児行列まで時間があるので、境内をまわり、本堂で御開帳されている(10月31日まで)秘仏御本尊「十一面千手観世音菩薩」に参って、観音綱で結縁を結んできた。御胎内の厨子に入った御本尊はお顔がよく見えなかった。

那谷寺

13時から門前で稚児行列が行われました。

那谷寺

那谷出身の小説家陣出達朗氏原作のドラマ「遠山の金さん」で主役を演じた縁から、那谷寺を再興した加賀藩3代前田利常公に扮し、金沢東山からやってきた人力車に乗って行列を先導した。

那谷寺

行列が山門前に到着すると、県内の真言宗寺院から集まった僧侶が列を作り、高野山真言宗管長の中西啓宝大僧正が登場した。

那谷寺

鳥居前で門前法要庭賛が行われた。終了すると、僧侶、稚児行列の順で金堂に向かい、御開帳法要が行われた。
金堂に入ることもできず、餅まきまではまだまだ時間が空いていたので、ここで帰途につく。

那谷寺
石川県小松市那谷町ユ122

越前 福通寺 開創1300年記念

越前 福通寺

開創1300年を迎えた福通寺に行ってきました。本堂にお参りの後、記念散華とパンフレットをいただいてきました。
特別印の御朱印もあったようですが、伺ったときはちょうど護摩供の最中だったので遠慮しました。

越前 福通寺

幟も建ちとても賑やかな雰囲気でした。

越前 福通寺

現在の本尊は正観世音菩薩で、通常33年に一度の正開帳と中16年で行われる中開帳にのみ公開される秘仏です。今回7日から9日までの期間中、中開帳を2年早めて公開されました。

本来の本尊は大日如来で、戦国時代の焼き討ちで疎開した内郡日吉神社にそのまま安置されています。7日にはその大日如来が福通寺にお帰りになり、9日に日吉神社にお戻りになる間、本殿左方にお祀りされました。大日如来は白い布に包まれて、氏子によって神輿で運ばれます。

越前 福通寺

御朱印の他にも限定ポストカードもあったようで、事前調べが足りませんでしたが、正観世音菩薩にお会いできたことで良しとします。

朝日山 福通寺
福井県丹生郡越前町朝日7-61

能登 総持寺祖院 能登半島地震復興祈願法要

総持寺祖院

輪島市の総持寺祖院。

総持寺祖院

曹洞宗の大本山として多くの修行僧を育て、門前町とともに発展してきました。

10年前の今日3月25日に能登半島地震が起きました。あれから10年寺はまだ復興途中、門前町は空き地が目立つようになりました。

総持寺祖院

今日は門前で能登雪割草まつりと能登そばの市が開催され、会場の一角で震災復興祈願札の記帳所が開かれていました。

総持寺祖院

3月1日から今日の14時までに記帳された祈願札は震災祈願法要で奉納されました。
祈願札を記帳した人には法要特別御朱印がいただけました。コピーでしたが、どれだけの人が御朱印の意味が分かって受け取っていたのでしょうか。

総持寺祖院

肌寒かったですが、良い日和でした。時間もあったのでいつもよりゆっくりと境内散策をしました。

総持寺祖院

今日は山門を曳家する日でもありましたが、着いたときにはすでに曳き終わっていました。

総持寺祖院

時間かかるものかと思っていましたが、午前中に1時間ほどで終わったようです。揚げ家は慎重にするので時間かかったようですが。

総持寺祖院

廻廊には外された組物が保管されていました。

総持寺祖院

横から見ると山門が中庭のほうに10数メートル後退したのがよくわかります。

総持寺祖院

仏殿は完全解体されて修復中です。

総持寺祖院

放光堂も修復中です。

総持寺祖院

現在3棟が修復中なので拝観経路もいつもと違っているので、普段は見なかった場所も通る。

総持寺祖院

15時から大祖堂で震災復興祈願法要が行われました。輪島市中心部で復興記念講演会が同時間に行われていたこともあったのか参加者は思ったよりも少なかったですが、私も祈願してきました。

総持寺祖院

帰り際に山門前を見ると曳家で使用されたレールや添木は撤去されていた。今後地盤沈下した山門土台を修復して6月頃に元に戻される。

総持寺祖院
石川県輪島市門前町門前1-18-1

小松 那谷寺 開創1300年

小松市の那谷寺。今年泰澄が開創して1300年を迎える。今年は記念印が押された特別な御朱印が授与される。

門に五色の布がかかる。

金堂の御本尊十一面千手観音が4月御開帳される。

雪吊りの時期に来たのは初めて

本殿

1月18日に初護摩祈祷が行われ、4月に様々な大祭行事が行われる。

記念朱印のほか、記念散華も頒布されている。

那谷寺
石川県小松市那谷町ユ122

京都 絲杉山神應寺

八幡市の神応寺。石清水八幡宮の門前に位置し、かつては石清水八幡宮の別当寺であった。往古は應神寺と称して、法相宗・天台宗・真言密教の四宗兼学の道場であったが、現在は曹洞宗。

石清水八幡宮に宇佐神宮から八幡大神を勧請した行教律師により創建された。

160段の階段を上ると本堂に至る。

 

今日は非公開文化財特別公開日であり、開山行教律師の像や豊臣秀吉公木造、伏見城遺構の書院などを鑑賞した。

絲杉山神應寺
京都府八幡市八幡西高坊24

滋賀 補陀落山檜尾寺

甲賀市の天台宗補陀落山檜尾寺。最澄の開山と伝わり、隣接する檜尾神社の神宮寺であった。

霊場としても、びわ湖百八霊場第84番、近江西国霊場第30番、甲賀西国霊場第11番となっている。

境内の入口に梵鐘。

本堂は階段を上っていく。

左手の階段の上に宝物庫がある。

国指定重要文化財の木造千手観音立像は正月三カ日、2月1日、8月18日のみ公開される。

本堂でお経を唱える。本堂からの眺めはとても良い。

御朱印は下の本坊文殊院の箱の中に入っている。

補陀落山檜尾寺
滋賀県甲賀市甲南町池田43