著者:堀大介
発行所:雄山閣
発行日:2018年11月20日
ページ数:350ページ
定価:6,800円+税
著者は越前町織田文化歴史館の学芸員で、2017年白山開山1300年を迎えたことを記念した同館の特別展の監修も行なっている。また、2016年度、2017年度と2年続けて織田町で開催された白山・泰澄講演会の講師としても登壇し、泰澄について講演を行なっている。それぞれの内容をも含む著者の泰澄研究の現在の到達点を示している。
[目次]
第一編 「泰澄和尚伝記」と関係諸伝の成立過程
第一章 研究史と諸本の検討
第二章 「元亨釈書」「真言伝」所収 泰澄伝の検討
第三章 泰澄諸伝の検討
第四章 「泰澄和尚伝記」の成立過程
第二編 古代越知山信仰の諸相
第五章 福井県大谷寺遺跡の成立に関する一考察
第六章 越知山山岳信仰の遺跡群
附論一 越知山山頂付近採集の須恵器について
附論二 越知山山頂採集の須恵器について
第三編 古代白山信仰の成立と展開
第七章 越知山・白山一体観の信仰に関する一考察
第八章 古代白山信仰の考古学的検討
終編 泰澄は実在したのか
第九章 泰澄の思想と信仰
月別アーカイブ: 2018年12月
「日本の絵解き」サミット 山岳霊場と絵解き・台本集
編著者:林雅彦
発行所:那智勝浦町観光地魅力アップ推進委員会
発行日:2006年3月12日
ページ数:80ページ
定価:1,000円
2006年3月12日に明治大学で開催された「日本の絵解き」サミットで販売された本らしい。「苅萱上人石童丸御一代記絵伝」、「道成寺縁起」、「善光寺如来絵伝」、「立山曼荼羅」、「那智参詣曼荼羅」、「熊野歓心十界曼荼羅」の6つの絵伝・曼荼羅について実際の絵解きの文言を掲載しており、かつての布教の在り方を知る良い資料となる。
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