勝山市にある天台宗の顕海寺。
平泉寺白山神社の一の鳥居前の階段脇にあり、かつての平泉寺の塔頭のひとつであった。
平常は入ってよいのかよくわからず、今日は特別公開されているというので、この機会に入ってみる。
本堂の他、境内に鐘楼とお堂が1棟ある。
寺宝である銅造阿弥陀如来坐像(本尊)、銅造地蔵菩薩立像ともに鎌倉時代の作とされる。
まほろばの近くに建つ平泉寺も当寺が管理している。ということで一緒に御朱印をいただいた。
平泉寺白山神社の別当寺であった平泉寺とは別の寺であり、
明治の廃仏毀釈で平泉寺が廃寺となった後、開山堂を買い取って天台宗寺院として再興したもの。
本尊は十一面観世音菩薩。山号は顕海寺と同じ「霊応山」とする。
霊応山顕海寺
福井県勝山市平泉寺町平泉寺56−66