滋賀県大津市の岩間寺は滋賀県と京都府の境にある標高445mの岩間山嶺上にあり、養老6年(722)泰澄大師が第四十四代女帝元正天皇の勅命で建立されました。
西国三十三霊場の第十二番、ぼけ封じ三十三霊場の第四番となっています。御朱印は本堂で受けられます。
岩間寺は岩間山頂にあるため、車で行っても麓から10分以上上がっていかないと着きません。
本当にいつ着くのかなーと思いながら永遠と上ります。
西国33観音の十二番霊場となっているので、この日も麓から歩いている人たちがいました。
岩間寺は元正天皇の勅命により養老6年(722)泰澄大師が建立しました。
受付を通って入るとすぐに大きな樅(もみ)が立っています。参拝の皆さんをお迎えするということで「お迎え樅」と呼ばれています。
ぼけ封じ三十三観音の第四番霊場にもなっています。
その後ろに梵鐘が建っています。
岩間寺は滋賀県側から上りましたが、山頂から見える景色はもう京都府の宇治市です。白姫龍神は白山を開いた泰澄大師に関係ある神様です。女人が拝むと美人になるそうですよ。
参道前に境内図が掲げられていますが、山頂に所狭しと御堂が並んでいます。
では参道を歩いて本堂に向かいます。
本堂前は少し開けています。
まずは大師堂にお参りします。観音霊場めぐりは大師堂、本堂の順にお参りします。
稲妻龍神社は大銀杏に住むこの山の神様を祀ります。
大銀杏は本当に大きいです。実りの秋はきっときれいでしょう。
本堂の右横端には五社権現堂があり、白山神社、熊野神社など五社が祀られています。
本堂と不動堂の間に芭蕉池と命名された池があります。
「古池や~」の超有名な句を詠んだ池がまさにココです。うーんでも今日は蛙いないなー
では、本堂にお参りします。本尊は千手観音菩薩ですが、秘仏なので見えません。
本堂に寺の扁額があるのは珍しいですね。
本堂前の弁天堂
北側に歩いて行くと、八大龍王堂があります。
さらに奥に進むと、桂の大樹が・・・。谷間に生える桂は本当に巨木です。
見下ろす感じですが下から見上げることができれば今以上の感動でしょうね。
徒歩10分と書かれた遊歩道をさらに進むと、実際はそれ以上に感じるけどその先に奥宮神社があります。
鳥居前には琵琶湖展望台もあり、そこから左手に琵琶湖が見渡せます。
本堂まで戻ってくると白姫龍神の下の雷神霊水を見てきました。山頂の湧き水のようですが、現在は飲めないようです。
その湧き水による蓮池がありましたが、今は少し濁っていました。
岩間寺でもカラーのご本尊御影をいただいてきました。