著者:久世仁士
発行所:創元社
発行日:2015年12月20日初版、2020年5月20日増補改訂第2版
ページ数:222ページ
定価:1,800円+税
世界遺産に登録された古市古墳群の現存・消滅132基を紹介する。消滅した古墳も収録する唯一の本。増補改訂第2版には終章が追加された。
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百舌鳥古墳群をあるく(増補改訂第2版)巨大古墳・全案内
著者:久世仁士
発行所:創元社
発行日:2014年7月20日初版、2020年5月20日増補改訂第2版
ページ数:238ページ
定価:2,000円+税
世界遺産に登録された百舌鳥古墳群の現存・消滅105基の古墳を紹介する。消滅した古墳まで紹介する唯一の本。増補改訂第2版では終章が追加された。
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北陸宮御墳墓
宮崎城跡の三の丸に北陸宮御墳墓がある。最初は標柱の横に鳥居も建っていたようだ。
右に隣接するのは宮崎城を築城したとされる宮崎太郎長康の供養塔
北陸宮は第77代後白河天皇の第三皇子以仁王の第一皇子とされる。
墓所の宮内庁治定地はない。朝日町では北陸宮に後継ぎがいなかったことから、弟の安井宮の墓所、もとは安井金比羅宮にあったが、神仏分離で京都東山の安井宮墓地に墓碑を移設、位牌は大覚寺に移されたことから、その中のいずれかに北陸宮が含まれていると推定し、安井宮墓地の土と大覚寺管長揮毫の陶板が埋められているという。
北陸宮御墳墓
富山県下新川郡朝日町宮崎
越後佐渡に於ける順徳天皇聖蹟誌
編集兼発行者:近藤勘治郎
発行所:新潟縣教育会
発行日:1942年10月1日 非売品
ページ数:341ページ
佐渡に流罪になった順徳天皇に関係する史跡を紹介する。資料としての要素が強い内容になっている。
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天皇家全系図
監修者:米田雄介
編著者:井筒清次
発行所:河出書房新社
発行日:2018年9月30日
ページ数:327ページ
定価:5,200円+税
平成の終わりが近づき、時機を得て天皇家の全系図を総覧できる資料が発刊された。後日「天皇史年表」という姉妹本が発行される予定のようで、2冊で天皇の歴史を知ることができるということで楽しみ。
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天皇陵古墳を歩く 朝日選書978
著者:今尾文昭
発行所:朝日新聞出版
発行日:2018年10月25日
ページ数:378ページ
定価:1,700円+税
朝日新聞奈良版に掲載された連載記事を書籍化。普段は立入禁止の天皇陵に調査で入った著者がその経験を書き、天皇陵とは何かを考える。天皇陵を一覧する既刊の書籍とは違い、とても興味深い内容になっている。
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群馬県古墳総覧
本文・一覧表編
古墳分布図編
編集:群馬県教育委員会事務局文化財保護課
発行:群馬県教育委員会
発行日:2018年3月30日第二版 1500部
ページ数:本文 255ページ+CD-ROM1枚(群馬県の古墳一覧表 詳細版)、分布 410ページ
定価:2,730円+税
平成24年度から28年度までの5年間で実施された群馬県古墳総合調査の成果報告書。県内13000基あまりの全古墳の分布図と基礎データを収録する。研究者向け。
ぐんま古墳探訪 見て学ぶ東国文化の輝き
発行者:群馬県教育委員会事務局文化財保護課
発行日:2018年3月31日
ページ数:111ページ
定価:850円+税 4000部
関東で一番古墳数が多い群馬県内でも史跡整備の進んでいる古墳を中心にカラーで紹介されている。古墳の他にも上野国国分寺跡や歴史博物館の掲載されていて、行く地域によって周辺の史跡をあらかじめ下調べできる。
陵墓ブログ始めます
各地を旅行する中で天皇陵や皇族の陵墓に参拝する機会もあったが、今までブログとしてまとめていませんでした。
記憶も薄れていくので、少しずつ書き留めることにします。
天皇陵については御陵印をいずれいただきたいと思いますが、参拝せずにいただくには気が引けるため、今後参拝を経ていただいた時に、あらためて掲載したいと思います。
宇和奈辺陵墓参考地(八田皇女)
宇和奈辺陵墓参考地の被葬候補者は第16代仁徳天皇皇后八田皇女。
遺跡名は「ウワナベ古墳」
前方後円墳で周囲に隣のコナベ古墳よりさらに広い水堀がめぐる。
古墳の縁の部分がきれいに除草されている。
南側の道路を挟んで小さな社が建っている。
詳細はわからないが、位置的に古墳を遙拝するものなのだろう。
神社の前は階段を下りて道路がまっすぐ延び、立派な参道のように見える。
宇和奈辺陵墓参考地(八田皇女)
奈良県奈良市法蓮町
小奈辺陵墓参考地(磐之媛命)
小奈辺陵墓参考地の被葬候補者は第16代仁徳天皇皇后磐之媛命。近くの平城坂上陵が陵墓に比定されている。
遙拝所は見当たらなかった。
遺跡名は「コナベ古墳」
前方後円墳で古墳のまわりを広い水堀が覆う。
小奈辺陵墓参考地(磐之媛命)
奈良県奈良市法蓮町
磐之媛命陵(平城坂上陵)
第16代仁徳天皇の皇后、磐之媛命の陵。
陵墓名は「平城坂上陵」
陵墓の前には何も案内がないが、巨大な仁徳天皇陵の皇后らしく遙拝所まで立派な参道が続く。
参道前に柵があるのでここで参拝する。
陵墓標「○ ○ 磐之媛命平城坂上陵」
遠くてよく見えなかったが、上部に「仁徳天皇 皇后」と書かれているようだ。
遺跡名は「ヒシアゲ古墳」
前方後円墳で、周囲に大きな水堀を持つ。
管理事務所
陵墓には6つの飛地陪墳があり、うち3つが開発で消滅している。
近くにある飛地い号(大和21号墳)は家と畑に囲まれている。
近づいてみてもきれいな円墳
陵墓標「平城坂上陵 飛地い号」
磐之媛命陵(平城坂上陵)
奈良県奈良市佐紀町
平城天皇陵(楊梅陵)
第51代平城天皇の陵。
陵墓名は「楊梅陵」
航空地図では円墳にも見えるが、前方後円墳だそうだ。
遺跡名は「市庭古墳」
手前も遙拝所も柵なので正面で鳥居が見える。手前の柵前で参拝する。
陵墓標「平城天皇楊梅陵」
管理事務所
平城天皇陵(楊梅陵)
奈良県奈良市佐紀町
開化天皇陵(春日率川坂上陵)
第9代開化天皇の陵。
入口は大通りに面しているが、地図上は記載されていないのでわかりにくいが、陵墓の南側
陵墓名は「春日率川坂上陵」
参道はまっすぐ。街中にあるにしては陵墓以外に建物が視界に入ってこない。
陵墓前の管理事務所
遺跡名は「念仏寺山古墳」で、前方後円墳
正面は扉になっているので少し横より遙拝所を臨む
陵墓標「開化天皇春日率川坂上陵」
開化天皇陵(春日率川坂上陵)
奈良県奈良市油阪町