加賀金沢 波自加彌神社⑧

波自加彌神社

金沢市に鎮座する波自加彌神社。6月の御朱印にはアジサイの印が押されている。

波自加彌神社

毎年6月15日にはじかみ大祭があるのですが、今年は一般参加は中止になり神事のみとなりました。
当日は大祭限定の御朱印授与もあるのですが、今年は6月中は15日付けで大祭限定御朱印がいただけます。

波自加彌神社

大祭前は全国から届く香辛料などを供えて準備するのが大変になるので、少し前もって参拝に来ました。

波自加彌神社

高知からはいつもどおりショウガが届いたそうです。これから続々と奉納品が届く予定です。
毎年地方ニュースに何局も取材が入るのですが、今年も数局問合せがあるらしく、神事のみの例祭の雰囲気を見たいなと思っています。

波自加彌神社
石川県金沢市花園八幡町ハ165

河北郡内鎮座祭神御偉績

河北郡内鎮座祭神御偉績
発行兼編輯人:金津常十郎
発行所:石川縣神職会河北郡支部
発行日:1921年3月2日
ページ数:67ページ
河北郡内の神社の御祭神の事蹟をまとめ、後ろに御祭神が鎮座する郡内神社名を記載する。河北郡範囲は大正10年時点の浅野川以北大海川以南の金沢城下を除く範囲。

石川縣石川郡神社誌

石川縣石川郡神社誌
編輯者:平岡榮雄
発行者:石川縣神職会石川郡支部
発行日:1924年10月31日
ページ数:922ページ
大正13年時点の石川郡範囲(浅野川以南手取川以北の金沢城下を除く町村)の神社誌。「石川県神社誌」は県内全域をカバーするので各社の解説が簡潔になる傾向があるので、一郡で十分ボリュームのある本書は由緒調査にとっても価値がある。
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にいがた地名考 歴史と由緒

にいがた地名考 歴史と由緒
著者:長谷川勲
発行所:新潟日報事業社
発行日:2015年6月6日
ページ数:318ページ
定価:1,800円+税
地名はその土地の歴史を表す。人の住んだ所に神社があり、神社の創立にはその土地の歴史が深く関わっている。本書は新潟日報の連載記事を加筆修正して書籍化したものだが、神社に関係するものも数回ある。

弥彦神社各地分布の謎 全国四十七分社探訪記

弥彦神社各地分布の謎 全国四十七分社探訪記
著者:山﨑幸和
発行所:新潟日報事業社
発行日:2018年4月21日
ページ数:492ページ
定価:2,600円+税
越後一宮弥彦神社と全国に分布する弥彦神社を著者自らが訪ね、その由来などを調査した紀行文。地元の人に伝承を尋ねてまわったり、祭礼に参加したりとただの神社名鑑とは違う興味深い内容になっている。発行部数は少なかったのか、ネット書店では入手困難、版元には少し残部があるようだが、今年発行された「天香山命」購入のため新潟に行くついでに店頭在庫を購入した。こういう地方出版社の郷土本が目に触れる機会が少なく埋もれるのは勿体ないと思う。

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天香山命 越後一宮弥彦神社祭神

天香山命 越後一宮弥彦神社祭神
編者:新潟日報社
発行所:新潟日報事業社
発行日:2020年5月11日
ページ数:85ページ
定価:1,200円+税
越後一宮弥彦神社の御祭神である天香山命の伝承を追って全国を取材した新潟日報社の連載記事38回分を加筆修正して書籍化。発売から一月も経たずに版元品切、ネット書店も絶版扱い、版元の重版予定はなし。結局地元書店店頭在庫をなんとか探して購入のため行くことになった。一話は見開き2ページで読みやすい。わざわざ買いに行った甲斐があった。

越中八尾 杉原神社③

杉原神社

富山市に鎮座する杉原神社。御祭神は辟田彦命と辟田姫命の夫婦神(杉原大神)を主祭神とし、木祖神、誉田別尊、建御名方神、菅原道真公、水分大神、天照大御神、豊受大御神を配祀する。

杉原神社

3度目の参拝となるが、御朱印の書き方が来る度に変わっています。
今日ははさみ紙にも朱印が押してあり、サイズからするとこの印も初めて見ます。

杉原神社

アクセスは境内東の駐車場から宮司宅前を通り、社殿前に出る鳥居から入ります。

杉原神社

表参道から入り直します。表参道は田の中を通り、車は通れず集落から徒歩のみになる。

杉原神社

社前の神旗ポールが橋の両側に立つ。

杉原神社

境内のすぐ西を川が流れる。

杉原神社

深い社叢の参道。鳥居も埋もれるようです。

杉原神社

拝殿に参る。

杉原神社

社務所で御朱印をいただく。今日は前回参拝後にいただけるようになった白鳥神社の御朱印も一緒にいただいた。

杉原神社
富山県富山市八尾町黒田3166

越中八尾 白鳥神社②

白鳥神社

富山市八尾町に鎮座する白鳥神社。御祭神は日本武尊。
本務社の杉原神社で御朱印をいただけるようになったので再度参拝した。

白鳥神社

東向きに山の麓に鎮座している。

白鳥神社

目の前は一面の田んぼ。すっきり晴れていれば立山連峰が見えるのだが、今日は何しろ暑すぎた。

白鳥神社

階段の右に社号標、鳥居をくぐって上る。

白鳥神社

周囲の開けた場所に社殿が建つ。

白鳥神社

拝殿の左側は神職の待機場所だろうか出っ張っている。

白鳥神社

右は少し出ているのみで、幣殿はなく、

白鳥神社

一段高い場所に覆屋に入って本殿が建つ。本殿には拝殿から仮設の板を架けて階段を上る。

白鳥神社

当社の北東、田んぼの中に旧鎮座地、小さな元宮がある。

白鳥神社
富山県富山市八尾町三田1894

越中射水 櫛田神社⑨

櫛田神社

射水市に鎮座する櫛田神社。6月の花はユリノキでした。
聞き慣れない花だなあと思い調べてみたら、北米原産の木だそうで、百合とも蓮華ともチューリップとも見えるような大きな花が咲くとか。

櫛田神社

拝殿に参る。これだけ早い時間に参拝したのは初めてで逆光でした。

櫛田神社

御朱印をお願いしている間、社殿の屋根を見ていて、銅板の色はもとは緑色(正面の末社の屋根の色)だったのが、雨で腐食して灰色に見えているのだと思いました。新築の頃の眺めは随分違うものだったのだろうと想像しました。

櫛田神社
富山県射水市串田字大沢6838

能登輪島 重蔵神社㉙

重蔵神社

輪島市に鎮座する重蔵神社に今月も参拝しました。
6月の花は牡丹です。他に1種。

重蔵神社

庚子見開きの牡丹バージョン

重蔵神社

2の日限定のたま様の足跡御朱印の6月バージョン。藤色の紫にしてもらいました。

重蔵神社

端午の節句御朱印は端午の節句に飾られる薬玉。
邪気を払い、悪疫を除き、寿命を延ばすといわれた縁起物です。

重蔵神社

端午の節句御朱印の見開きサイズ。

重蔵神社

5月の写真御朱印の鯉のぼりもいただきました。
先月いただいた星桜にも日付いただきました。

重蔵神社

6月の写真御朱印の藤

重蔵神社

同じく6月の写真御朱印のスズラン。
写真御朱印は季節の風景が楽しめてよいものです。

重蔵神社

社頭に神旗ポールが建てられて整備終了も間近です。

重蔵神社

拝殿に参り、御朱印をいただく。

重蔵神社
石川県輪島市河井町4-68

加賀金沢 金沢神社⑱

金沢神社

金沢市に鎮座する金沢神社に参拝しました。
地元新聞記事に今日から金銀をあしらった御朱印を始めるとあったからです。今までは「金」に金箔が載せられていました(これも北陸新幹線開業が契機でつい5年前です)が、今日からは金箔とともに銀箔が載せられることになりました。
久しぶりに宮司の力強い墨書きでいただきました。

金沢神社

外出自粛と平日が重なり静寂につつまれた境内です。

金沢神社

池にはアヤメと蓮の花が咲いていました。

金沢神社

拝殿に参る。

金沢神社

地元新聞記事はアマビエ絵馬の無料配布が大きく取りあげられていました。拝殿前にありました。
昨日までに200枚用意したということで好評ならしばらく続くかもしれません。
「無料配布」とありましたが、アクターコロナの願い事を書いて絵馬を奉納するということで持ち帰るのとは違いますね。

金沢神社
石川県金沢市兼六町1−3

越後和島 宇奈具志神社

宇奈具志神社

長岡市に鎮座する宇奈具志神社。御祭神は太田命を主祭神とし、建御名方命、素戔嗚尊、大物主神を配する。
旧称は出田大明神といい、旧鎮座地には石祠があって御旅所となっている。尊称は小丹生神社といって、延喜式古志郡小丹生神社の論社だが、なぜ同じく式内社の宇奈具志神社に改称したのだろうか。

宇奈具志神社

良寛の里にあり、周辺の道路は狭い。通りかかった地元の方に車を停められるところを聞いたところ、参拝なら近くのアパート駐車場の隅にでも停めたらと言われた。

社頭には社号標や由緒書き、秋季祭礼弓踊りの案内板が建ち整備されている。

宇奈具志神社

鳥居をくぐりきれいに石敷された参道を進む。右手に社務所兼自宅が建つ。

宇奈具志神社

手水舎があり参道両側の杉が大きく育ち境内に影を落とす。

宇奈具志神社

良寛の詩歌碑が境内に建てられている。

宇奈具志神社

拝殿の両側に境内社が均整をとるように建ち、気持ちがいい。

宇奈具志神社

左手には神楽殿。

宇奈具志神社

拝殿に参る。

宇奈具志神社

本殿は弊殿とつながり覆屋の中に入っている。

宇奈具志神社

拝殿右に神明社。

宇奈具志神社

拝殿左に十二社。

宇奈具志神社

十二社の前に中央に向けて古峯社が建つ。

宇奈具志神社

反対側の神明社の前に中央に向けて稲荷社が建つ。

宇奈具志神社

社務所に入って御朱印をいただく。こけしがたくさん飾ってあった。

宇奈具志神社

かつては社叢が深く、社頭には大欅があったというが、切株となっているこれがその木であろうか。

宇奈具志神社
新潟県長岡市島崎4753

越後長岡 金峯神社

金峯神社

長岡市に鎮座する金峯神社。御祭神は金山彦命。
延喜式古志郡宇奈具志神社の論社。

金峯神社

社殿からずっと南の車道沿いに朱色の一の鳥居が建っている。
参道や境内となっている場所は蔵王堂城の城内であり、平城としての大きさを実感できる。

金峯神社

参道の途中に石造りの二の鳥居が建つ。神仏分離前はこの後方に仁王門が建っていたようだ。

金峯神社

参道の両側には大木が並んでいるが、一般住宅も並んでいるところが混沌とした歴史を感じる。

金峯神社

道路を挟んで大楠が枝を道路に延ばしている。太い幹だが上の方が朽ちたのか切られたのか短い。

金峯神社

社殿へと進む。

金峯神社

左側に正月や祭礼時の授与所が建っている。

金峯神社

拝殿前に多くは狛犬のある場所に神馬が置かれている。2頭奉納されているのも珍しいが、右向きの神馬も珍しい。

金峯神社

拝殿に参る。社名は奥の「峯」が正式なんだろうけど、手前は「峰」になっている。

金峯神社

時節柄疫病退散札が置かれていた。

金峯神社

本殿はコンクリート製の玉垣の中にある。

金峯神社

社殿のすぐ横に蔵王堂城の本丸土塁と内堀の一部が残っている。

金峯神社
新潟県長岡市西蔵王3-1-5

越後新潟 金刀比羅神社②

金刀比羅神社

新潟市に鎮座する金刀比羅神社。御祭神は大物主大神、船玉大神。
今回2回目の参拝になる。日本遺産北前船の御朱印帳に見開きの御朱印をいただいた。

金刀比羅神社

金刀比羅通りの入口に埋もれるように鎮座している。

金刀比羅神社

朱色の鮮やかな社前が青空に映える。

金刀比羅神社

日本遺産の構成遺産はこの模型和船で、船絵馬ではなく模型和船がこれほどの数、奉納されているのは大変珍しく貴重。

金刀比羅神社

拝殿に参り、右奥のご自宅で御朱印をいただく。

金刀比羅神社

参道沿いの狛犬や灯籠には網が掛けられている。子供が遊ぶと危険だからでしょうか。それとも鳩など鳥の糞害か?

金刀比羅神社
新潟県新潟市中央区西厩島町2337

越後新潟 白山神社④

新潟白山神社

新潟市に鎮座する白山神社。御祭神は菊理媛大神、伊邪那岐命、伊邪那美命を主祭神とする。

新潟白山神社

住吉神社の御祭神は住吉大神と息長足姫。
この2社について北前船の御朱印帳にいただいた。

新潟白山神社

今年は日本書紀編纂一三〇〇年として限定御朱印がある。4月・5月は桜の花びらで、来月から蓮に変わる。
限定御朱印は書き置きではなく、御朱印帳に直書きしてもらえる。

新潟白山神社

晴れた早朝。境内には人はまばら

新潟白山神社

拝殿に参る。

新潟白山神社

早朝で祈祷する人もいなかった拝殿内

新潟白山神社

拝殿に日本遺産の構成遺産となっている船絵馬が掛けられている。

新潟白山神社

授与所で御朱印をいただく。窓は御朱印帳を受け渡すとき以外は閉められている。
コロナウイルスの影響で参拝者もかなり減少しているのだろうか。前回まで300円だった通常の御朱印5社は500円に値上げされていた。

新潟白山神社

駐車場の入口に建つ住吉神社。中に神輿が祀られている。

新潟白山神社

当社でもうひとつ日本遺産の構成遺産となっている新潟まつり(住吉祭)。

白山神社
新潟県新潟市中央区一番堀通町1-1

加賀小松 菟橋神社⑩

菟橋神社

小松市に鎮座する菟橋神社。5月の御朱印をいただいてきました。
まずは昨日の参拝から

菟橋神社

明日からお旅祭なので前日に参拝したのだけど諏訪会館は臨時休館

菟橋神社

境内には誰一人おらず拝殿に参る。

菟橋神社

今年はコロナウイルスの影響で曳山と子供歌舞伎は中止になった。

菟橋神社

書き置きの御朱印が拝殿前に置かれていたが、去年の5月限定御朱印と同じです。
一年経ってどうなるかということでしたが、5月は一周して同じになるようです。

菟橋神社

そして今日、祭礼当日の御朱印をいただきました。
「春季例大祭」入りの社紋が金色バージョンです。

菟橋神社

参道は昨日とは違い、

菟橋神社

鳥居に注連縄が張られ、参道沿いに氏子町会の提灯が吊されていました。

菟橋神社

正面を開け放たれた拝殿に参る。

菟橋神社

御朱印を・・・って諏訪会館は祭礼期間中は閉館になっている。

菟橋神社

もう一度境内を確認すると、拝殿前の授与所に巫女さんがひとり待機していました。
無事に御朱印いただきました。どうも今月は諏訪会館はずっと閉館しているようです。

菟橋神社

神輿庫が開いていたので

菟橋神社

近くに行って神輿を見てきました。

菟橋神社
石川県小松市浜田町イ-233

明治維新と天皇・神社 一五〇年前の天皇と神社政策

明治維新と天皇・神社
著者:藤本頼生
発行所:錦正社
発行日:2020年2月23日
ページ数:122ページ
価格:900円+税
慶応三年十月十四日の大政奉還以降、明治元年十月二十八日に武蔵国氷川神社への御親謁が行われるまでの一年間に的を絞り、その経緯と概略を記述したもの。五箇条の御誓文、神仏判然令など聞いたことはあるが内容をよく理解していない事項などについて一般向けに書かれているので歴史的経緯を理解できる。

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国内神名帳の研究 論考編・資料編

国内神名帳の研究
国内神名帳の研究 論考編
著者:三橋健
発行所:おうふう
発行日:1999年5月30日
ページ数:627ページ
定価:45,000+税 絶版
現存する国内神名帳の研究史や同国の国内神名帳の諸本を比較考察する。

国内神名帳の研究
国内神名帳の研究 資料編
著者:三橋健
発行所:おうふう
発行日:1999年5月30日
ページ数:758ページ
定価:18,000円+税 絶版
現存する国内神名帳の翻刻を収録する。

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能登・輪島市 三井の大幡まつり

三井の大幡まつり
著者:小倉学
発行所:大幡神杉伊豆牟比咩神社社務所
発行日:1970年5月1日
ページ数:104ページ
輪島市三井の大幡神杉伊豆牟比咩神社の大祭大幡まつりを中心にその祭祀の内容を調査しまとめたものであるが、創祀の鎮座地や延喜式内社の考察、能登に伝わる猿鬼伝説など祭祀以外にも興味深い考察が収録される。
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39歳を目前にして御朱印デビュー! 日本全国の神社の御朱印や参拝記録