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伊予大三島 三嶋神社

三嶋神社

今治市大三島に鎮座する三嶋神社。御祭神は大山積神。

三嶋神社

社殿は西向き。参道も西にまっすぐ延びる。

三嶋神社

境内の入口に鳥居と狛犬

三嶋神社

拝殿に参る。三嶋神社は大山祇神社の旧御旅所で御浜殿と呼ばれ、秋の産須奈大祭では本社の神輿3基が神幸する。

三嶋神社

拝殿の後ろに御垣に囲まれた本殿。左奥には裏口の鳥居が建っている。

三嶋神社

拝殿右には小宮と呼ばれる合祀された神社の合祀殿が建つ。平成28年9月に新築されたばかりで、まだ新しい。
本殿に近い手前から、石神社、九頭龍神社、五穀神社、恵比須神社、伊曽乃神社、川崎神社、金比羅神社、地神社、下荒神社、宗忠神社(ここまで手前の小宮)、天神社、保食社、荒神社、祇園神社、地神社、厳島神社が祀られる。

三嶋神社
愛媛県今治市大三島町台

伊予一の宮 大山祇神社

大山祇神社

今治市大三島に鎮座する大山祇神社。御祭神は大山積神。延喜式越智郡の比定社で明神大社、伊予国一宮。全国の大山祇神社、三嶋神社の総本社。

大山祇神社

今日は帰省ラッシュに加え、駐車場の藤公園で藤まつりが開催されていて、意図せず市役所大三島支所に導かれたため、一の鳥居から参拝を始めることになった。

大山祇神社

鳥居の前は宮浦港で、しまなみ海道ができるまでは船でここに上陸して参拝していた。港の南に御串山の岬の方に摂社阿奈波神社が建つので、先に参拝することにする。

大山祇神社

途中海の岩場に鶴姫像が島を見つめている。鶴姫は大山祇神社社家の大祝家の姫君で、戦国時代に大内氏侵攻に対して水軍を率いて戦い、戦いで亡くなった恋人の後を追って海に身投げしたという伝説が残る。
右手に大三島最高峰の鷲ヶ頭山、古来より神の山として崇められてきた。

大山祇神社

海沿いの先に社殿が見えてきたが、何かがおかしい。

大山祇神社

西向きの境内に裏から入ると、木材や瓦が積まれている。鳥居や燈籠も崩壊している。後で聞いたところによると、昨年秋の集中豪雨で御串山の斜面が崩れ、社殿の一部が潰れたという。そういえば、参道入口は通行止めのようになっていたが、車両で入るなということかと思っていた。

大山祇神社

拝殿(拝所?)はなくなっているが、本殿はかろうじて助かったようで、本殿に参る。御祭神は磐長姫命

大山祇神社

一の鳥居から表参道を歩く。

大山祇神社

社叢の入口に到着。「大日本総鎮守大山祇神社」の社号標と二の鳥居。社号標は伊藤博文の揮毫、鳥居扁額は藤原佐理揮毫の写し。

大山祇神社

石橋と「延喜式内社 伊豫国一宮 大山祇神社」の社号標の向こう総門が見えてくる。

大山祇神社

総門は平成22年に室町時代の古図をもとに再建された門で

大山祇神社

「日本総鎮守 大山積大明神」の扁額が掛かっている。

大山祇神社

斎田、御田植祭で早乙女による田植え、抜穂祭で抜穂乙女による収穫が行われ、神事に用いられる稲。

大山祇神社

御桟敷殿、御田植祭と抜穂祭で神輿3基が渡御する。

大山祇神社

昭和60年に造営された絵馬殿

大山祇神社

神功皇后の絵馬が掛かる。

大山祇神社

末社馬神社と神馬舎、天斑駒神を祀る。

大山祇神社

斎炊殿、神馬舎の裏に建つ。

大山祇神社

能因法師雨乞の楠。樹齢3000年と伝わるが現在は枯死している。茂って見えるのは回りの木

大山祇神社

楠の奥に末社宇迦神社が建ち、宇賀神を祀る。

大山祇神社

後ろの神池の中に社殿が建つ。

大山祇神社

末社十七神社、最右の諸山積神社と十六社神社が一体となっている。

大山祇神社

乎知命御手植の楠。樹齢2600年と伝わる御祭神の子孫による植樹

大山祇神社

楠の右手に祓殿神社、伊豫國総社、葛城神社の末社合祭殿。

大山祇神社

大禍津日神、大直日神、伊豆能売神、速佐須良姫神、一言主神を祀る。

大山祇神社

伊藤博文が参拝記念に植樹した楠。

大山祇神社

階段の先に神門と廻廊が見えてきた。

大山祇神社

随神は目を見開き、神域への侵入を見張っている。

大山祇神社

神門を入り、左の下津社廻廊に隼人の舞の像。

大山祇神社

隣には明暦三年の銘がある鉄張太刀櫃。太刀櫃とは数々の鎧、刀のある国宝の島らしい。

大山祇神社

拝殿に参る。

大山祇神社

本殿の右に摂社上津社、上津姫と雷神と祀る。

大山祇神社

本殿左に摂社下津社、下津姫と高龗神を祀る。手前には水波能売神を祀る神水の井戸

大山祇神社

下津社の廻廊を出ると、神輿倉。6基の神輿を収納する。

大山祇神社

末社八重垣神社(左)と末社酒殿(右)。素戔嗚命、大山積神をそれぞれ祀る。

大山祇神社

末社御鉾神社、御鉾大神を祀る。

大山祇神社

少し西の山手に行くと、奥の院がある。参道入口に「生樹の御門」と呼ばれる樹齢3000年の楠。

大山祇神社

根元に空洞がなっており、ここを通って奥の院に参詣する。長寿の象徴

大山祇神社

奥の院は神仏習合時の神宮寺。木造阿弥陀三尊像を祀る。

大山祇神社

境外末社天神社、造化三神を主祭神とし、菅原道真公を相殿に祀る。

大山祇神社

下津社の御垣外に末社4社が並ぶ。石神社、稲荷神社(稲荷神)、地神社(地主神)、院内荒神社(竈神)

大山祇神社

本殿の裏に姫子邑神社が建つ、木花開耶姫命、火々出見命、火須勢理命を祀る。

大山祇神社

境内には楠の巨木が多く、38本が国天然記念物に指定されている。

大山祇神社

河野通有甲掛の楠。元寇出兵時に戦勝祈願したというが、現在は枯死している。

大山祇神社

宝篋印塔、中央の1基は一遍上人の来島を記念して建立された

大山祇神社

末社祖霊社、大国主命と信徒祖霊を祀る。

大山祇神社

庭が美しい。

大山祇神社

祖霊社の左に五穀神社(左)と八坂神社(右)、宇賀御魂神、素戔嗚命と少彦名命をそれぞれ祀る。

大山祇神社

宝物館紫陽殿

大山祇神社

宝物館国宝館、宝物の中でも武家が奉納した甲冑や刀剣を展示している。

大山祇神社

大三島海事博物館、昭和天皇のご採集船、葉山丸を展示している。

大山祇神社

藤公園の藤は満開でした。

大山祇神社

藤公園から川を渡り対岸へ、山沿いに東へ向かう。ここからは鷲ヶ頭山がきれいに見える。

大山祇神社

集落の中ほどの麓の森の中に境外末社厳島神社が鎮座する。

大山祇神社

市杵島姫命を祀る。

大山祇神社

授与所ではお札やお守りが頒布されているだけで、関連書籍やみやげものは宝物館や海事博物館で販売されていた。「大三島詣で」という小冊子(500円)は大山祇神社の見どころや摂末社を網羅していて大変参考になる。元寇の役の縁起絵馬(800円)は元寇で三島水軍を率いた河野道有を描いている。

宝物館売店で境外末社について尋ねる。御子宮神社、轟神社は少し離れているということで、天神社のほかは厳島神社を参拝した。同じ大字の宮浦にあって小字が別の4つの集落に鎮座する境外末社は氏子集落の鎮守として鎮座されたのだろうか。

大山祇神社
愛媛県今治市大三島町宮浦3327

越前大野 篠座神社 御鎮座千三百年奉祝大祭

篠座神社

大野市に鎮座する篠座神社。御祭神は大己貴大神を主祭神とする。

篠座神社

白山開山1300年を迎えた今年、同じく鎮座1300年を迎え、御鎮座千三百年奉祝大祭が行われている。3日目のしのくら芸能まつりを見に来た。

篠座神社

篠座神社では亥年に式年大祭を行っており、昭和58年に奉納された大幟が立てられている。

篠座神社

参道に赤じゅうたんがひかれ、準備が整っている。

篠座神社

まずは拝殿に参る。

篠座神社

千三百年奉祝大祭に向けて今年3月に境内社の秋生神社と若生子神社、兼務社1社が本殿に合祀され、幣殿が改築されました。

篠座神社

待ち時間に境内に作られた仮授与所で、忙しくなる前に御朱印をいただく。

篠座神社

しのくら芸能まつりが始まった。
最初は葛原太鼓踊り。篠座神社から分霊した篠座神社のある岐阜県山県市葛原からやって来ました。御本社での奉納は55年ぶりだとか。

篠座神社

雨乞い踊り。毎年4年生が3年生に代々教えて続いているとか。

篠座神社

扇踊り。境内での奉納は30年ぶりだとか。

篠座神社

平家踊り

篠座神社

西谷もじり。自分で踊りやすく袖を丸く仕立て直すのだそう。

篠座神社

三味線藤本流秀東紀会

篠座神社

蕨生里神楽

篠座神社

木本領家里神楽。里神楽は他に篠座里神楽、稲郷里神楽(2日目に奉納)があるそうだが、いずれも内容は同じという。しかし、神楽自体はどれも特徴的で違いがあり、演じている方も見ている方も楽しいものであった。

篠座神社

最後にもう一度参拝して帰途につく。

篠座神社
福井県大野市篠座42−5

近江米原 伊夫岐神社

伊夫岐神社

米原市に鎮座する伊夫岐神社。御祭神は伊富岐大神を主祭神とし、素盞嗚尊、多多美比古命を配祀する。延喜式坂田郡の比定社。

伊夫岐神社

社殿は南向き。東方に伊吹山が聳える。南から雨に追われるように参拝に来たので伊吹山山頂にも雨雲がかかっている。

伊夫岐神社

社前に井戸がある。

伊夫岐神社

社号標には「式内 郷社伊富岐神社」と書かれている。鳥居の注連縄が低いのは何故だろうか。自然に低姿勢で入るようになっているのか。

伊夫岐神社

鳥居の扁額には「伊吹大神」とある。

伊夫岐神社

社殿の周りは杉が囲み、一段高くなっている。拝殿に参る。

伊夫岐神社

本殿は弊殿で拝殿とつながる。

伊夫岐神社

本殿左に秋葉神社

伊夫岐神社

本殿右に権現神社

伊夫岐神社

境内には大きな切り株が複数残っている。倒木か、枯死か、昔はもっと境内が鬱蒼としていたのかもしれない。

伊夫岐神社

賽銭箱の横のケースに由緒書きと朱印用のスタンプが入っていた。記念スタンプのようでもあるが、朱印の代用とする。

伊夫岐神社

社殿左に社務所

伊夫岐神社

境内の東側に桜が咲いていた。見ていると鐘楼が見える。隣に寺院があるようでもなかったので、神社に関係するもののようだ。

伊夫岐神社

立派な梵鐘が下がっている。鐘をつくこともあるのだろうか。

伊夫岐神社

神社と集落の西側には姉川が流れる。北から流れてきた姉川はこの辺りでカーブして西へ、琵琶湖に流れ下る。平野への出口に鎮座する当神社は姉川の水利権を押さえていたのだろう。

伊夫岐神社
滋賀県米原市伊吹603

近江米原 長岡神社

長岡神社

米原市に鎮座する長岡神社。御祭神は素盞嗚尊。延喜式坂田郡岡神社の論社。

長岡神社

社前を流れるのは天野川。狭い路地に面して南東向きに鎮座する。元宮は神社の北東、琴岡山山頂に鎮座していたという。
境内入口に樹齢800年を越えるイチョウの御神木がある。イチョウと反対側にずらりと並ぶ燈籠も壮観だ。

長岡神社

社号標には「式内 長岡神社」とある。

長岡神社

境内に入ると鳥居が参道途中と拝殿前に2つ建つ。

長岡神社

拝殿右にも太いイチョウの御神木がある。

長岡神社

拝殿には賽銭箱はなく、拝所になっている中門に賽銭箱がある。本殿は中門と両脇につながる御垣に囲まれている。

長岡神社

本殿に参る。

長岡神社

御垣内に鎮座する本殿には彫刻も多く施されている。

長岡神社
滋賀県米原市長岡1573

美濃安八 日吉神社

日吉神社

神戸町に鎮座する日吉神社。日吉神社は大宮、二の宮、宇佐の宮、樹下の宮、牛尾の宮、客人の宮、三の宮の7つの宮で一体のため、各宮で御祭神を記載する。最澄が神戸に布教に来た際に近江から勧請したという。

日吉神社

境内入口の鳥居

日吉神社

鳥居の前の道の向こうに一の鳥居が見える。

日吉神社

参道沿いには史跡となっている坊址の碑が並び、往時は僧坊が建ち並んでいたようだ。

日吉神社

拝殿の前、左右に境内社が向かい合わせに建つ。

日吉神社

竈殿神社、御祭神は奥津彦大神、奥津姫大神。

日吉神社

大物忌神社、御祭神は大年神。

日吉神社

拝殿右手に三重塔が残っている。非常に立派な塔で、春日局の実家である斎藤家によって建立されたものという。

日吉神社

拝殿左から時計回りに参拝する。
招魂社、神戸町と大野町本庄の御英霊410余柱を奉斎する。

日吉神社

三の宮、御祭神は鴨玉依姫大神荒魂。

日吉神社

牛尾の宮、御祭神は大山咋大神荒魂。

日吉神社

拝殿の後ろにずらりと社殿が並ぶ。

日吉神社

社殿群の前左右に向かい合わせに随神の入った宮が建つ。あまり見ない形式だ。

日吉神社

二の宮、御祭神は大山咋大神。

日吉神社

宇佐の宮、御祭神は湍津姫大神。

日吉神社

中央が大宮、御祭神は大己貴大神。

日吉神社

客人の宮、御祭神は白山姫大神。

日吉神社

樹下の宮、御祭神は鴨玉依姫大神。

日吉神社

右側に早尾神社、御祭神は素盞鳴大神。

日吉神社

神明神社(豊受姫大神)と多度社(天津彦根命)の合祀社。

日吉神社

宝物殿には木造十一面観音菩薩坐像、木造地蔵菩薩坐像など仏教系の宝物も残る。

日吉神社

奉賛御芳名板の後ろに隠れて、三猿像が奉安されている。

日吉神社

帰りに社務所に寄るが留守であった。GWには例祭の神戸山王まつりが行われる。

日吉神社
岐阜県安八郡神戸町神戸1

美濃安八 宇波刀神社

宇波刀神社

神戸町に鎮座する宇波刀神社。御祭神は宇波刀大神。延喜式安八郡の論社。

宇波刀神社

住宅地の中、道路に鳥居と社号標

宇波刀神社

生活道路が兼参道になっているようだ。進むと林の中、石玉垣に囲まれた境内が見えてくる。

宇波刀神社

入口からまっすぐ社殿に参道が延びる。

宇波刀神社

2基の燈籠と小さな社殿が建つ。

宇波刀神社

本殿に参る。

宇波刀神社

境内は本殿後ろの1本の杉?以外は竹林に囲まれている。

宇波刀神社
岐阜県安八郡神戸町大字神戸八幡956

尾張名古屋 熱田神宮

熱田神宮

名古屋市に鎮座する熱田神宮。御祭神は熱田大神。今回は三回目の参拝。

熱田神宮

表参道の南門から入る。

熱田神宮

早朝なので人気は少ない。清涼な空気に包まれて本殿に参拝する。

熱田神宮

時間もあったので摂末社はすべて回ったが、前回行ってなかった社中心に載せることにする。
土用社、明治以前は御身体の神剣が奉安されていた御殿

熱田神宮

摂社龍神社、御祭神は吉備武彦命、大伴武日命。

熱田神宮

摂社御田神社、御祭神は大年神。延喜式愛智郡の論社。

熱田神宮

末社清水社、御祭神は罔象女神
まだ8時前だったが御朱印をいただく。

熱田神宮

佐久間燈籠、御器所城主の佐久間盛次の四男勝之の寄進。

熱田神宮

別宮八劍宮

熱田神宮

摂社上知我麻神社

熱田神宮

八劍宮と上知我麻神社の御朱印は単独1番、2番、両方から選択するように変更された。両方でお願いすると2ページに渡って朱印が押される。

熱田神宮

東門から出て神宮の東南隅駐車場に向かうと

熱田神宮

駐車場隅に土俵

熱田神宮

熱田神宮学院(右)と愛知県神社庁(左)の建物が建っている。神社庁で愛知縣神社名鑑を購入する。

熱田神宮
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1−1

尾張名古屋 源太夫社

源太夫社

名古屋市の熱田神宮内に鎮座する上知我麻神社。現在は熱田神宮の境内摂社になっているが、以前は源太夫社という名で境外摂社であった。延喜式愛智郡上知我麻神社の論社。

源太夫社

その旧地が伝馬町の旧東海道を西に進み、

源太夫社

七里の渡し(東海道)と熱田神宮(美濃路)の分岐点となる三叉路に東向きにあった。ビルとビルに挟まれ、現在は駐車場になっている辺りが境内だったと思われる。

源太夫社

東北隅と東南隅にあった道標は、今は東北隅のみが残る。

源太夫社

道標の下に尾張名所図会の絵と明治時代の写真が載った案内板がある。

源太夫社

神社は移転したが、その跡にほうろく地蔵が別の地から移されて祀られている。

源太夫社
愛知県名古屋市熱田区伝馬1丁目1−9

尾張名古屋 蝮ヶ池八幡宮

蝮ヶ池八幡宮

名古屋市に鎮座する蝮ヶ池八幡宮。御祭神は応神天皇。以前境内の東方に蝮ヶ池という池があったらしい。

蝮ヶ池八幡宮

表参道は西側。ゆるやかに上る。

蝮ヶ池八幡宮

参道途中、右に社務所、左に手水舎がある。社務所は午前中しか人がいないようだ。

蝮ヶ池八幡宮

階段を上りきると古い社号標が境内の隅に立っていた。

蝮ヶ池八幡宮

神楽殿

蝮ヶ池八幡宮

社殿は南向き。拝殿左のアベマキが特に大きい。

蝮ヶ池八幡宮

拝殿に参る。

蝮ヶ池八幡宮

社殿の左、一覧低い場所に境内社が並ぶ。

蝮ヶ池八幡宮

鎮霊社は氏子の戦没者と千種警察署の殉職者を祀る。

蝮ヶ池八幡宮

奥には秋葉社、須佐之男社、洲原社の三社合祭殿。社殿は第六十回神宮式年遷宮で徹下された御用材で造られたという。

蝮ヶ池八幡宮
愛知県名古屋市千種区向陽1丁目3番32号

尾張名古屋 上野天満宮

上野天満宮

名古屋市に鎮座する上野天満宮。御祭神は菅原道真公を主祭神とし、伊弉冉命、木花咲耶姫命、素戔嗚尊を相殿に祀る。
京都を追われた花山天皇に仕えていた安倍晴明一族の一部が千種区晴明山に移り住み、自らの境遇と照らして建立したと伝わる。

上野天満宮

社殿は南向き。鳥居の両脇に社号標が建つ。

上野天満宮

二の鳥居の先に石造りの番塀と社殿が見える。

上野天満宮

番塀の裏や燈籠の隅などに沢山の道真公のおみくじ人形が飾られている。

上野天満宮

拝殿に参る。

上野天満宮

左手の社務所で御朱印をいただく。

上野天満宮

境内の南西角に末社があり、猿田彦神社、稲荷社、白山社、琴比羅社、秋葉社、御嶽社、塩竃神社の七社が祀られているが、ちょうど改築中で更地になっており、本殿に仮遷座されているところだった。10月には完成予定という。

上野天満宮
愛知県名古屋市千種区赤坂町4-89

尾張名古屋 兒子八幡社

兒子八幡社

名古屋市に鎮座する兒子八幡社。御祭神は応神天皇を主祭神とし、天之御中主大神と菅原道真公を配祀する。延喜式山田郡綿神社の論社。

兒子八幡社

社殿は南向き。社殿前は道路を挟んで公園のようになっている。社号標には「八幡社」

兒子八幡社

鳥居をくぐりまっすぐ進むと社殿。左手に社務所がある。右手の社号標には「兒子社」

兒子八幡社

左手には境内社の秋葉神社

兒子八幡社

二の鳥居と社殿の間に尾張地方に多い番塀が建つ。

兒子八幡社

拝殿に参る。舞殿のように四方開けた拝殿だが、後方の建物も拝殿だったので外拝殿ということになろうか。

兒子八幡社

「兒子宮」の扁額が掛かる。中央に掛かっているわけではないので昔のものだろうか

兒子八幡社

社務所と拝殿の間に御神木のクスノキが立つ。

兒子八幡社

外拝殿と拝殿の間にはクロガネモチが立っている。

兒子八幡社

幣殿とつながる本殿

兒子八幡社

本殿の右に、地主社、津島神社、多賀大社、保食社、山神社の合祭殿

兒子八幡社

その右に、八剱社、神明社、熊野社の合祭殿

兒子八幡社
愛知県名古屋市北区志賀町1-65

尾張名古屋 綿神社

綿神社

名古屋市に鎮座する綿神社。御祭神は玉依比売命、応神天皇。延喜式山田郡の論社。

綿神社

社殿や参道は南向き。入口に鳥居と社号標が建つ。

綿神社

一の鳥居。参道両側は建物と駐車場になっていて周辺の市街地化が激しい。

綿神社

参道の途中に二の鳥居

綿神社

参道右手に土俵がある。

綿神社

拝殿に参る。

綿神社

拝殿左へまわると、本殿の横に多賀神社と白山社の合祀社。

綿神社

本殿の左に境内社が二社。白龍社

綿神社

御嶽神社のまわりには無数の石仏が並ぶ。

綿神社

本殿の右横に津島神社と熊野社の合祀社。

綿神社

本殿の右に瑞玉稲荷社

綿神社

稲荷社の横にも鳥居と建物が建つ。

綿神社

建物は拝所で、奥に2つの境内社が並んでいる。左が富士本宮浅間大社と秋葉山本宮秋葉神社の合祀社、右が四十八祖社となっている。

綿神社

境内には保存樹も多い。稲荷社前のクスノキ

綿神社

境内右手のムクノキ

綿神社

土俵の後方にシイノキ

綿神社

拝殿左にもクスノキ

綿神社

社務所の前にはクヌギ
社務所は留守だったので御朱印をいただけなかった。

綿神社
名古屋市北区元志賀町2-53-1

尾張名古屋 多奈波太神社

多奈波太神社

名古屋市に鎮座する多奈波太神社。御祭神は天之多奈波太姫命を主祭神とし、天照皇大神、応神天皇、大山津見命、大己貴命、素盞嗚神を配祀する。延喜式山田郡多奈波太神社の論社であるが、葉栗郡穴太部神社の論社でもある。

多奈波太神社

社殿は南向き。入口に鳥居と社号標が建つ。

多奈波太神社

鳥居からまっすぐに社殿まで参道が延びる。鳥居のすぐ後ろに幟立てが立っているが、拝殿前にも幟立てが立っている。
拝殿前の狛犬は前掛けをしていたり、境内のイチョウがきれいに剪定されていたり、と氏子の方々がいつも境内を清浄に保つ努力が感じられる。

多奈波太神社

拝殿に参る。

多奈波太神社

幣殿でつながる本殿は石玉垣に囲まれている。

多奈波太神社

拝殿右の乳イチョウは霊力の宿る神木と言われている。

多奈波太神社
名古屋市北区金城4-13-16

尾張名古屋 金山神社

金山神社

名古屋市に鎮座する金山神社。御祭神は金山彦命を主祭神とし、金山姫命、石凝姥命、天目一筒命、天津眞浦命を配祀する。

金山神社

ビルの間の路地が参道で、南向きに鎮座。社地は熱田神宮修理の鍛冶職であった尾崎氏宅跡で、尾張鍛冶発祥の地という。

金山神社

鳥居の両脇に社号標が建っている。

金山神社

社殿の前にも鳥居

金山神社

拝殿に参る。

金山神社

拝殿左に御神木の大イチョウが立っている。境内には他にも大木が多い。

金山神社

本殿の左に境内社が二社。本殿に向けて神明社

金山神社

本殿と同じ向きに金山龍神社

金山神社

横から見た本殿

金山神社

拝殿右に社務所があるが参拝したときは留守だった。

金山神社
愛知県名古屋市熱田区金山町1丁目16番地19

尾張名古屋 高座結御子神社

高座結御子神社

名古屋市に鎮座する高座結御子神社。御祭神は高倉下命。延喜式愛智郡の論社で明神大社。熱田神宮境外摂社。

高座結御子神社

西の鳥居前にまっすぐ道路が延び、古い参道か。鳥居と社号標

高座結御子神社

鳥居と社号標は南にも建つ。

高座結御子神社

南鳥居をくぐると正面に社殿。右の手水舎の裏に御神木の大楠

高座結御子神社

左に御神井と社務所

高座結御子神社

御神井の後ろに御井社。御祭神は御井神。子供の病気除けに井戸のぞきをする風習が残る。

高座結御子神社

拝殿に参る。

高座結御子神社

御垣に囲まれて拝殿後ろに幣殿と本殿

高座結御子神社

拝殿右にも大きな御神木

高座結御子神社

拝殿手前右に鉾取社。御祭神は鉾取神

高座結御子神社

手前左には新宮社。御祭神は素盞嗚尊

高座結御子神社

新宮社の後ろには高座稲荷社。御祭神は宇迦之御魂神

高座結御子神社

稲荷社本殿の後ろには土盛りが見える。境内には7基の古墳があったというが、一番大きな4号墳のみ面影が残っている。

高座結御子神社
愛知県名古屋市熱田区高蔵町9-9

尾張名古屋 青衾神社

青衾神社

名古屋市に鎮座する青衾神社。御祭神は天道日女命。延喜式愛智郡の論社で、熱田神宮境外摂社。

青衾神社

住宅地の中に境内

青衾神社

石玉垣に囲まれた境内入口に鳥居と社号標。本殿は東向き。

青衾神社

本殿に参る。

青衾神社

北に少し行くと白鳥御陵がある。全長74メートルの前方後円墳で、日本武尊の御陵との説があり、日本武尊が白鳥となって熱田の宮に飛び来たり、降り立った地がこの御陵という。

青衾神社
愛知県名古屋市熱田区白鳥2

越前坂井 春日神社

春日神社

あわら市に鎮座する春日神社。御祭神は天児屋根命。延喜式坂井郡保曾呂伎神社の論社。

春日神社

入口は東の集落側で道は狭い。

春日神社

急な階段を上って境内に入る。入口に鳥居と社号標。「指定村社 式内 春日神社」と書かれている。

春日神社

鳥居には扁額がないが直接「春日大明神」と書かれている。貞享五年の銘がある。

春日神社

鳥居をくぐると右に折れ、東向きに社殿は鎮座する。

春日神社

拝殿に参る。

春日神社

それにしても注連縄が短い。

春日神社

拝殿左に注連縄をされた大岩があり、背後に境内社が一社。

春日神社

境内にはかつて義賢仙人が乳の出の少ない婦女のために祈願して湧出したものと伝えられる「神乳水池」があったといい、拝殿右に井戸が作られ祀られている。

春日神社

下から見上げたときにも朱色の鳥居が見えて気になったが、拝殿右をさらに上った平地に稲荷社が祀られている。

春日神社

小さな石祠で、屋根が前に落ちていた。左に不動明神の石造が奉安されている。

春日神社

稲荷社の前からは細呂木の集落が見える。

春日神社
福井県あわら市細呂木22-7

越前坂井 八幡神社

八幡神社

坂井市に鎮座する八幡神社。御祭神は品陀和気命を主祭神とする。延喜式坂井郡布久漏神社の論社。

八幡神社

社殿は西向き。境内に植えられた桜が満開で美しい。春祭りが近いのか大きな幟も立っている。

八幡神社

鳥居の右に社号標、左に「式内 布久漏神社」(昭和三十五年奉納)の石碑が立っている。

八幡神社

境内に入って右にかつて土俵だったような高まりが残っている。

八幡神社

拝殿に参る。

八幡神社

拝殿に掛かる扁額は「八幡宮」、福井市出身の政治家加藤寛治の謹書によるもの。

八幡神社

拝殿左に立つ旗は「布久漏神社」。氏子にも式内社であることが知られているようだ。

八幡神社

本殿左に入るのは石造六重層塔。前の燈籠は宝暦七年の銘がある。

八幡神社

笏谷石で作られ、本来は九層あったと考えられている鎌倉期の石塔。軸部正面には仏像、他三面には梵字が書かれている。

八幡神社
福井県坂井市春江町針原23-19

越前鯖江 白山神社

白山神社

鯖江市に鎮座する白山神社。御祭神は伊弉册尊を主祭神とし、磐長姫命、天御中主命を合祀する。延喜式丹生郡長岡神社の論社。

白山神社

社殿は南向き。境内入口に鳥居と「村社 白山神社」と書かれた社号の石碑。

白山神社

参道を進み、階段の両側に一際高い杉の木が立っている。

白山神社

参道途中の二の鳥居

白山神社

扁額はないが、鳥居に直接「白山権現」と書かれている。

白山神社

社殿はコンクリート造り。宝物殿のようだ。前に燈籠と狛犬が対で置かれている。

白山神社

今日は境内左の桜が満開できれいだった。

白山神社
福井県鯖江市米岡町1-18

越前鯖江 石田神社

石田神社

鯖江市に鎮座する石田神社。御祭神は大日孁貴尊を主祭神とし、誉田別尊、大己貴命、少彦名命、鵜鵜葺不合尊を配祀する。延喜式坂井郡の論社。

石田神社

社前に通るまっすぐの道路の先に鳥居が見えた。木製の一の鳥居。道路の両側は住宅や店が建っているが、かつては参道だったのだろう。

石田神社

交差点まで来ると「郷社 石田神社」の社号標と大燈籠が建っている。

石田神社

境内入口の鳥居の両側に幟立が立っている。鳥居には享保の銘が入っているが年が読み取れない。

石田神社

鳥居の扁額は旧社号「八幡宮」のまま。参道は途中やや左に曲がっている。

石田神社

拝殿に参る。

石田神社

入口にも扁額は掛かっているが、拝殿内を覗くと中の扁額は東郷平八郎謹書だった。

石田神社

参道の左方に少し盛り上がった場所があり、かつては土俵だったくらいの大きさ

石田神社

本殿は弊殿に続く覆屋の中

石田神社

本殿の左右に石祠が建っている。祠前の燈籠は元禄十六年の銘があった。

石田神社

拝殿右に境内社の稲荷神社が建っている。

石田神社
福井県鯖江市石田上町44-1

越前武生 鵜甘神社

鵜甘神社

越前市に鎮座する鵜甘神社。御祭神は應神天皇を主祭神とし、神功皇后、武内宿禰、火産巣日神を配祀する。延喜式今立郡の論社。

鵜甘神社

集落の入口に幟立が立っている。道路に沿って西方向に鳥居と、山麓にも鳥居が見える。

鵜甘神社

1本集落内に道路を進むと一の鳥居が立つ。横に「式内 鵜甘神社」の社号標。

鵜甘神社

さらに山の方へ進むと境内入口に二の鳥居が建つ。

鵜甘神社

社殿前に階段、入口に狛犬が奉斎される。両側には背の高い杉の木。ちょっと左右の均衡が取れていない。

鵜甘神社

階段途中に建つ燈籠には文化十二年の銘がある。

鵜甘神社

社殿・境内改修は平成十二年というが、拝殿を囲むパイプもその結果なのか。

鵜甘神社

拝殿に参る。拝殿前の扁額は福井市出身の政治家岡田啓介の揮毫

鵜甘神社

拝殿内にも扁額が掛かっている。

鵜甘神社

本殿は弊殿でつながる覆屋の中にある。

鵜甘神社

本殿左に住吉神社。

鵜甘神社

右に社務所が建つ。

鵜甘神社
福井県越前市片屋町9-2

越前武生 神明神社

神明神社

越前市に鎮座する神明神社。御祭神は天照皇太御神。延喜式丹生郡大山御板神社の論社。

神明神社

車通りも多い交差点の南東角に南向きに鎮座する。1本植えられた桜が満開になっていた。

神明神社

拝殿前に狛犬。拝殿に参る。

神明神社

拝殿の後方に本殿が建つ。

神明神社

明治41年に楠町の伏拝神社と合併し、昭和の末に上総社に一端合祀された河野町菅谷の神社を分祀したという。

神明神社

拝殿左にころり観音堂が建つ。

神明神社

中には一体の観音の石仏と二体の地蔵の石仏が祀られていた。

神明神社

野ざらしの観音様を村の神社の前で祀ったのが始まりという。

神明神社
福井県越前市三ツ口町122

越前武生 雷神社

雷神社

越前市に鎮座する雷神社。御祭神は大山祇命、天照皇大神を主祭神とし、廣端大神、雄碓命を合祀する。延喜式丹生郡の論社。

雷神社

社殿は南向き。幟立の先に鳥居が建つ。

雷神社

鳥居と社号標。社号標には「式内 雷神社」

雷神社

鳥居の先、吉野瀬川に架かる橋は「雷橋」。吉野瀬川沿いには桜が植えられているところが多く、桜の名所となっているようです。東に見える山は手前が妙法寺山、奥が日野山だろうか。

雷神社

橋を渡ると、参道両側に燈籠が立ち並び、その外側が杉並木となっていて神域にいざなう。

雷神社

拝殿前には両側に特に高い杉が立つ。

雷神社

拝殿に参る。

雷神社

拝殿には入れなかったが、中をのぞくと中に扁額が掛かっている。

雷神社

本殿左に天神社。

雷神社

右に秋葉宮、八幡宮、庚申宮の合祭殿。

雷神社
福井県越前市広瀬町字宮谷82-13

越前丹生 酒列神社

酒列神社

越前市に鎮座する酒列神社。御祭神は少名彦尊。越前國丹生郡麻氣神社の論社。

酒列神社

集落の中に神旗竿が立っているが、肝心の社殿がすぐには見つからなかった。

酒列神社

ようやく丘の上に社殿を見つけました。社号標も鳥居もない参道。

酒列神社

階段の先に社殿が見える。

酒列神社

拝殿。前に狛犬の代わりなのか小石が2個置かれている。

酒列神社

拝殿の後ろは出っ張りがない。本殿は拝殿内に奉安されているのか。

酒列神社

前に参拝した兄子神社は中に入れたので、戸を開けてみると中に入れた。正面に3つの扉があるが、鏡が直接奉安されている形式だろうか。それにしても両脇には何が祀られているのだろうか。

酒列神社

拝殿内には馬の絵馬が数枚掛けられていた。奉納の1枚は参道石段、もう1枚は大幟と猿公。猿公って何だろうか?狛犬のような狛猿だろうか。

酒列神社
福井県越前市牧町16-1

越前丹生 兄子神社

兄子神社

越前市に鎮座する兄子神社。御祭神は穴穗尊。延喜式丹生郡の論社。

兄子神社

谷間を開いて集落が続いている。集落の西(海側)に川が流れている。
後で話を聞いたところ、常住は2軒になってしまったといい過疎が進むばかりという。生計は林業と集落の奥(北)に段々の田が開かれていて、比較的裕福な暮らしを送れたそうだ。「今は木が二束三文でね。若い者はみんな出て行った。」と

兄子神社

集落から東の山に向かって階段が延び、途中に鳥居が見える。
道も狭かったので留守だと思って広い空き地に車を停めさせてもらったが、戻ってきたらおばあさんが待っていたので、お礼を言ってしばらく話をしていた。

兄子神社

長い階段。途中の両側にも以前は家があったそうだ。

兄子神社

階段途中に鳥居。よく見ると朱色が残っている。

兄子神社

階段を上っていると、オーッと

段に蛇が休んでいた。大人しいのだったので避けて通る。もう動物に遭遇する季節になった。

兄子神社

上っていくと、参道は北に折れ、社殿正面に出る。境内は周囲を杉に囲まれている。笹は今でも多く自生しているが、昔はもっと多かったそうだ。

兄子神社

拝殿は西向き。戸が閉まっているので拝殿前で参る。

兄子神社

ここで一度帰ったのだが、下りるとおばあさんに会った。

話をしていると、拝殿の戸は開くので中で参ってくるといいと言われた。昨年も同市のどこかの保育園児がバスでやってきて、ゾロゾロと階段を上っていったという。

もう一度上がると、確かに戸は開いた。年寄りばかり長い間上がっていないという拝殿は少し埃っぽかったが、両脇に随神を奉斎し、中央に本殿が見える。

兄子神社

あらためて本殿に参る。本殿は彫刻が複数付いている。

兄子神社

拝殿には絵馬も複数掛けられており、武者絵が多い。本殿といい、絵馬といい、往時の集落の繁栄ぶりを見る思いがし、過疎により荒廃を待つばかりなのは残念である。

兄子神社
福井県越前市安戸町41-3

越前敦賀 金山彦神社

金山彦神社

敦賀市に鎮座する金山彦神社。御祭神は金山毘古神。文徳実録に記載の金山彦神の論社とされる。

金山彦神社

社殿は南向き。境内の桜が満開できれいでした。

金山彦神社

社号標の横には国史見在社としての由緒を記載している。

金山彦神社

境内の南東隅にハゼノキが立っている。

金山彦神社

社号標の後ろ辺りに社がひとつ。中には石板らしきものが祀られているが、地蔵堂のようだ。

金山彦神社

境内の中程に鳥居が立ち、前に狛犬がいる。

金山彦神社

境内には大木が多い。

金山彦神社

拝殿。中は何も置いていなくきれいに整理されている。

金山彦神社

鳥居から拝殿、本殿と直線上に並ぶが、広い境内が住宅地の中で残されているのには驚く。

金山彦神社

覆屋に入る本殿に参る。

金山彦神社

本殿右のイチョウの御神木は実に大きい。紅葉すれば空に映えそうだ。

金山彦神社

本殿左に社務所と神輿倉が建っている。

金山彦神社
福井県敦賀市金山58-3

越前敦賀 剱神社

剱神社

敦賀市に鎮座する剱神社。御祭神は比咩大神を主祭神とし、誉田別天皇を配祀する。延喜式敦賀郡の論社。

剱神社

鳥居は北向き。左に公園、右に地区公民館が建つ。

剱神社

扁額の掛かる一の鳥居の先、参道途中に二の鳥居が建つ。

剱神社

参道は途中左になぜか大きく折れる。

剱神社

拝殿と本殿の参道は北東向き。まっすぐ延ばすと公園を横切って隣の敷地へ。東を流れる河川の整備のために参道が付け替えられたのだろうか。
拝殿には神輿や絵馬が収められている。

剱神社

参道右方に階段のついた燈籠が建つ。寛延元年の銘がある。灯明をつけるための階段だろうか

剱神社

階段の先に社殿。階段前の両側の燈籠は寛政元年、左に文政七年の燈籠が二基ある。これも元は参道両脇に置かれていたものか。

剱神社

階段を上って本殿に参る。

剱神社

本殿は覆屋に入る。

剱神社

本殿左に末社内宮と外宮が並ぶ。

剱神社

本殿左に日野社・日吉社・愛宕社の合祀殿と稲荷社

剱神社

稲荷社の前に石祠があるが、以前は本殿左にあったようだ。中に木製の社が収められていた。

剱神社

拝殿前の左方に階段があり、社殿後方の山に登れる。

剱神社

杉の植樹の多い山の多い中で原生林の雰囲気がよく残っているようだ。

剱神社

山頂には使用禁止になった展望台。確かに見晴らしはいい。

剱神社

展望台のまわりを回ると、北に大きな岩が露出していた。先端で祭祀ができるような平らな石で、磐座として祀られていたものかもしれない。

剱神社

境内の桜は満開直前でとてもきれいだった。

剱神社
福井県敦賀市莇生野47-16

加賀金沢 尾山神社⑭

尾山神社

金沢市に鎮座する尾山神社。4月の印は桜、花の中心に剣梅鉢紋が入っている。

尾山神社

昨日4日金沢で桜の開花宣言がありました。今年は積雪は少なかったものの、桜の開花は平年並みでした。
拝殿前の桜はチラホラと咲いていましたが、長年おみくじを巻かれた影響かつぼみが少ない枝が多かった。

尾山神社

花桃はまだはまだ見頃でした。

尾山神社

特に拝殿横の摂社金谷神社前の花桃は満開でした。

尾山神社

桜は神苑に1本早咲きの桜が満開でした。20度を越える陽気の中、前撮りしている新婚さんがいました。

尾山神社
石川県金沢市尾山町11-1

能登門前 櫛比神社②

櫛比神社

輪島市門前に鎮座する櫛比神社。御祭神は大名牟持命と少名彦命。

櫛比神社

今日は能登沖地震が起こった日で、復興10周年法要が総持寺祖院で開かれるのに合わせて参拝しました。
拝殿に書き置きの御朱印があったのでいただきました。

櫛比神社

境内は苔の緑が美しい。御神木の注連縄が少し変わっている。

櫛比神社

晴れた日であったが風はまだ肌寒かった。

櫛比神社
輪島市門前町門前1-甲1