「29奈良県の神社」カテゴリーアーカイブ

大和奈良 春日大社④

春日大社

奈良市に鎮座する春日大社。春日大社の展覧会が開催されるのに合わせ、先月に続き参拝しました。

春日大社

暖かい日でもあったので観光客が大勢参拝に来ていた。

春日大社

拝所に参る。

春日大社

境内の砂ずりの藤

春日大社

まだ少し早かったが、二分咲きくらいで花は楽しめた。

春日大社

御朱印をいただいた後、桂昌殿の「秘宝 鹿島立御鉾 特別公開」を鑑賞する。

春日大社

続いて国宝殿の「聖域御本殿を飾る美術」を鑑賞する。もと本殿の間に書かれていた絵や狛犬を間近に見られた。

春日大社

国宝殿の前の東門から神苑萬葉植物園に入る。

春日大社

一部の藤は見頃を迎えていた。

春日大社

御衣黄(ぎょいこう)という緑の桜が満開だった。葉と同じ色で少し見つけにくく、入口で場所を聞いて向かった。

春日大社

午後は奈良国立博物館の特別展「国宝 春日大社のすべて」を鑑賞した。
春日大社宮司花山院弘匡氏による記念講演会はとてもわかりやすく興味深いお話だった。

春日大社

奈良国立博物館の前庭に残る東塔の礎石と

春日大社

西塔の礎石。展覧会の宮曼荼羅に多く描かれた往時の五重塔を思い浮かべながら見た。

春日大社
奈良県奈良市春日野町160

大和奈良 狭岡神社

狭岡神社

奈良市に鎮座する狭岡神社。御祭神は若山咋神、若年神、妹若沙那賣神、彌豆麻岐神、夏高津日神、秋毘賣神、久久年神、久久紀若室葛根神の八柱。延喜式添上郡狹岡神社八座の論社。

狭岡神社

境内は一条通りを北へ上る。狭い路地で駐車場がなかったので、道路が少し広がった場所に停車。

狭岡神社

一の鳥居の右に「延喜式内 狹岡神社」の社号標。

狭岡神社

すぐに朱色の二の鳥居。その先は階段になっている。

狭岡神社

階段の途中左手に狹穂(佐保)姫伝承の鏡池が復元されている。

狭岡神社

少し上がった左手には狹穂姫伝承地の石碑が建つ。

狭岡神社

さらに階段を上っていくと、右手に社務所が建つ。

狭岡神社

階段は最後に左に折れ、拝殿左から入る。
拝殿前に建物。絵馬殿でも神楽殿でもなさそうな休憩所のような建物。

狭岡神社

拝殿に参る。

狭岡神社

拝殿の左に御神木。

狭岡神社

拝殿の後ろ、瑞垣の中に三社が並んでいる。

狭岡神社

中央が狹岡神社の御本社。

狭岡神社

右に末社天満神社、御祭神は天照大神、伊那諾大神、八幡大神、住吉大神、春日大神、天満大神。

狭岡神社

左に末社金山神社、御祭神は事代主神、地主之神、金山彦神。

狭岡神社

階段が折れる辺りに末社天満神社に合祀された天満宮の社号標が残されている。

狭岡神社
奈良県奈良市法蓮町604

大和奈良 宇奈多理坐高御魂神社

宇奈多理坐高御魂神社

奈良市に鎮座する宇奈多理坐高御魂神社。御祭神は高御魂尊(中座)、天太玉命(東座)、思兼命(西座)の三座。延喜式添上郡宇奈太理坐高御魂神社の論社。

宇奈多理坐高御魂神社

神社は平城京跡の中にあり、東院庭園の裏手の森に鎮まる。

宇奈多理坐高御魂神社

緩やかな階段を上り、鳥居をくぐる。

宇奈多理坐高御魂神社

森の中にあり、少し薄暗い境内で社殿は南向きに建つ。

宇奈多理坐高御魂神社

社殿は塀に囲まれており、入口に社号標が建つ。
入口の戸は閉まっていて中には入れなかったので前で参る。

宇奈多理坐高御魂神社

横からのぞくと参道を通って中央に本殿、両側に境内社が2社ずつ見える。
由緒には天鈿女命社、猿田彦命社、手力雄命社、大宮媛命社、豊岩窓命社の5社書かれているので、1社見えない所にあったのか、2社の合祀殿があるようだ。

宇奈多理坐高御魂神社
奈良県奈良市法華寺町600

大和奈良 率川神社

率川神社

奈良市に鎮座する率川神社。御祭神は姫蹈鞴五十鈴姫命、玉櫛姫命、狹井大神。延喜式添上郡率川坐大神御子神社の論社で、大神神社摂社。

率川神社

東向きに鳥居と社号標が建っている。
「官幣大社大神神社摂社 率川神社」と書かれている。

率川神社

鳥居をくぐると社殿は南向きに建つ。

率川神社

拝殿の後ろの本殿を塀が取り囲む。

率川神社

拝殿から参る。3つの本殿の間に松と竹の絵が見える。

率川神社

3つの本殿が並ぶ。中央が子神の姫蹈鞴五十鈴姫命、右に母神の玉櫛姫命、左の父神の狹井大神。

率川神社

境内の左奥に手水舎があり、そばに御神木が立つ。
手水舎は鳥居から見ると拝殿より遠い場所にあるが、奥に駐車場があるためか。

率川神社

拝殿の反対側には大神神社への遙拝所、隣に蛙石がある。

率川神社

本殿右には境内社が並ぶ。

率川神社

中央は摂社率川川神社、御祭神は事代主神。延喜式添上郡の論社。
右は春日社、御祭神は春日四神。
左は住吉社、御祭神は住吉三神と氣長帯比売命(神功皇后)。

率川神社

拝殿の右に社務所兼自宅が建ち、授与所で御朱印をいただいた。

率川神社
奈良県奈良市子守町18

大和奈良 漢國神社

漢國神社

奈良市に鎮座する漢國神社(かんごうじんじゃ)。御祭神は園神と称する大物主命と、韓神と称する大己貴命、少彦名命二座の三柱。
延喜式添上郡狹岡神社の論社だが、添上郡率川坐大神神御子神社、宮内省坐神園神社、韓神社二座の論社でもある。

漢國神社

参道入口に一の鳥居、右に「縣社 漢國神社」、左に「饅頭の祖神 林神社」の社号標が建つ。

漢國神社

境内は塀に囲まれ、境内の背後に開化天皇陵がある。

漢國神社

拝殿前に二の鳥居が建つ。

漢國神社

鳥居横の狛犬の後ろにひっそりと石造随神像が奉納されている。

漢國神社

境内入口の門をくぐってすぐ左に源九郎稲荷神社が建つ。
一時期財政難から春日大社の末社だった時もあり、境内社も朱色が多い。

漢國神社

右に授与所

漢國神社

舞楽殿

漢國神社

石舞台がある。

漢國神社

拝殿に参る。本殿は桃山時代末期の建立という。

漢國神社

本殿を囲む瑞垣には左右に雉の彫刻がされている。

漢國神社

拝殿左に詳細不明の境内社。神明社だろうか。

漢國神社

本殿左に八王子社

漢國神社

本殿右に葵神社

漢國神社

その隣に饅頭塚がある。

漢國神社

拝殿右に林神社(りんじんじゃ)。御祭神は日本で饅頭を初めて作ったという林浄因命を祀る。
左には饅頭屋宗二(御祭神の子孫)献木の紅梅が咲いていた。

漢國神社

燈籠も饅頭型になっている。4月中旬には饅頭祭も行われる。

漢國神社

林神社の左にも何か塚があった。
境内には珍しい白い雉を埋めたという白雉塚があるというのだが、どうやら見逃したらしい。場所は石舞台の右側だった。

漢國神社

参拝後に一の鳥居と境内の間に建つ社務所に寄って御朱印をいただいた。

[追記]
4月14日に奈良市に行った際に再拝した。
漢國神社

前回取り忘れた白雉塚

漢國神社

石舞台前の藤棚は七分咲きくらいだった。

漢國神社
奈良県奈良市韓国町6

大和奈良 氷室神社

氷室神社

奈良市に鎮座する氷室神社。御祭神は闘鶏稲置大山主命、大鷦鷯命(仁徳天皇)、額田大仲彦命。
旧地が春日山の月日磐と言われ、延喜式添上郡高橋神社の論社。明治以前は春日大社の別宮として営繕費や祭礼が賄われたという。

氷室神社

国立奈良博物館の前に鎮座し、境内は南向き。入口に朱色の鳥居と社号標が建つ。

氷室神社

境内に入ると左に住吉神社。御祭神は住吉三神と、祓戸四神で別名祓戸神社という。

氷室神社

拝殿は渡廊で四脚門とつながり、四脚門の両側に廻廊がや建物がつながる。
四脚門前は階段になっており、左に植えられたモクレンが満開になってきれいだった。

氷室神社

右には春を告げる樹齢約100年のエドヒガン桜。樹勢が衰えて最近はあまり咲かないらしい。

氷室神社

拝殿に参る。

氷室神社

拝殿の前には戦艦鎮遠の砲弾が奉納されている。

氷室神社

東御廊の授与所で御朱印をいただく。当宮は御朱印は神札と同等として、火打ち石で祈祷するので600円。書いてもらうにも時間かかります。
氷室神社ということもあり、氷みくじというおみくじがある。

氷室神社

渡廊に置かれた氷に乗せると文字が浮かび上がる。

氷室神社

拝殿と本殿

氷室神社

瑞垣の前に燈籠が吊されている。春日大社の春日燈籠に似ている。

氷室神社

本殿は瑞垣に囲まれてよく見えないが、内部が珍しい形式だとか。

氷室神社

本殿右に末社舞光社が建つ。御祭神は南都舞楽の祖である狛光高公で、社宝の舞楽面蘭陵王はここに祀られていた。

氷室神社

隣に御祭神の仁徳天皇の御製碑が建つ。

氷室神社
奈良県奈良市春日野町1−4

大和奈良 春日大社③

春日大社

奈良市に鎮座する春日大社。御祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の四柱。
前回の参拝は第六十次式年造替の行われたちょうど2年前。もうそれほど経ったのかと思う。

春日大社

一の鳥居

春日大社

奈良公園では鹿が紅白の梅の下に集まっていた。

春日大社

二の鳥居

春日大社

前回は見逃した南門前の神石

春日大社

午前中は春分祭の神事で特別参拝は中止していた。
参った後、御朱印をいただく。今は御創建千二百五十年の記念印が押される。

春日大社

帰り道、手水の鹿と神鹿との奇跡のツーショットを撮れた。

春日大社

春日大社国宝殿に初めて入る。

春日大社

ちょうど「御創建千二百五十年記念展Ⅰ 伝説の名刀たち」が開催されていた。
思っていたより展示室は狭かった。

春日大社
奈良県奈良市春日野町160

大和奈良阪 奈良豆比古神社

奈良豆比古神社

奈良市の奈良豆比古神社。御祭神は平城津彦神(ならづひこのかみ)、施基親王、春日王の三柱。延喜式内社。
御朱印は境内の授与所でいただけるが、17時前で片付けをしている最中に丁寧に対応いただいた。

奈良豆比古神社

奈良市街から今日方面へ抜ける街道沿いにあるが、社前の道は広くない。

奈良豆比古神社

鳥居をくぐり参道を進む。

奈良豆比古神社

本殿は塀に囲まれており、中央に平城津彦神、右に施基親王、左に春日王の社殿が建つ。
平城津彦神は産土神、施基親王は天智天皇の子で万葉歌人、春日王は施基親王の第二皇子。

奈良豆比古神社

社殿は今も二十年ごとの式年造替が行われるとあって、きれいな彩色が目を引く。
後ろの塀に書かれた獅子もきれい。

奈良豆比古神社

神社には「翁舞(おきなまい)」という国指定重要無形民俗文化財の神事が伝わる。
春日王の病気平癒祈願が始まりといわれ、春日王が猿楽のルーツともいわれる。

10月8日の例祭宵宮祭に舞われるそうだが、今は県内外から観客が訪れ境内はいっぱいになるそうだ。

奈良豆比古神社

本殿の裏には県天然記念物になっている樟の大木がある。本当に大きな木です。
本殿が台地の端に建っていることがよくわかります。

古社だけあって境内社が多数ありました。

奈良豆比古神社

恵比寿

奈良豆比古神社

毘沙門天

奈良豆比古神社

弁財天

奈良豆比古神社

福の神。神仏習合の影響がまだ残っているようです。

奈良豆比古神社

石瓶神とあったがどういう神かわからない。

奈良豆比古神社
奈良県奈良市奈良阪町2489

大和奈良 春日大社②

春日大社

春日大社。御祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の四柱。
第六十次式年造替の最中で、神様は仮宮にお遷りになっていて、御朱印も式年造替に合わせた特別なものとなっています。

春日大社

一之鳥居。朝早く到着したので、人はまばら。

春日大社

奈良公園の鹿たちも人が来ないので、店の人に鹿せんべいをおねだりしている。

壺神神社

第一鳥居をくぐってしばらく進むと春日大社末社の壺神神社が左手にある。
御祭神は酒弥豆男神、酒弥豆売神。酒殿にも祀られている酒造りの神。

春日大社

二之鳥居前では記念撮影する方もちらほら

祓戸神社

二之鳥居をくぐるとすぐ祓戸神社がある。
御祭神は瀬織津姫神

春日大社

前の伏鹿手水所では鹿が水を拭きだしている。

春日大社

南門に到着しました。

春日大社

南門前の磐座

春日大社

特別参拝は午後から・・・
春分の日なので春分祭がないわけないとは思ってましたが、人が少ない時間に入りたかったけど、仕方がないので他を一回りすることにしました。

そして午後
弊殿より内側は特別参拝区域となる。

井栗神社

井栗神社。御祭神は高御産霊神、安産・縁結びの神
延喜式内社の宇奈太理坐高御魂神社の論社となっている。

穴栗神社

穴栗神社。御祭神は穴次神、幸運を導く神

辛榊神社

辛榊神社。御祭神は白和幣、交渉をまとめる神

青柳神社

青柳神社。御祭神は青和幣、争いを解決する神

岩本神社

御神木・大杉と根元にある岩本神社。今は修繕中です。御祭神は住吉三神

御蓋山浮雲峰遙拝所

今回の特別参拝の目玉のひとつ。
禁足地の神奈備、御蓋山浮雲峰の遙拝所

春日大社

春日大社のシンボル的存在、中門の奥に見えるのが神様が遷されている御仮殿。
今回の特別参拝の一番の目的となります。

多賀神社

多賀神社。御祭神は伊弉諾尊。

後殿御門・風宮神社・椿本神社

今回後殿御門へは入れませんでしたが、右手前で修繕中なのが風宮神社。御祭神は級長津彦命、級長津姫命。
門の左に見えるのが、椿本神社。御祭神は角振神

春日大社

午後からは人が多く、ゆっくり参拝できませんでした。
機会があれば空いている午前中にもう一度行きたいと思います。

春日大社
奈良県奈良市春日野町160

大和奈良 鏡神社

鏡神社

奈良市の鏡神社。御祭神は天照皇大神、藤原広嗣公、地主神。
本社では御朱印を授与しておりません。

鏡神社

新薬師寺の鎮守であったので、現在も隣接して境内地が広がります。

鏡神社

本殿で詣ります。

鏡神社

本殿は江戸時代に春日大社式年造替で本社第三殿(天児屋根命)を下賜されたものです。

鏡神社

末社の祖霊社。歴代の氏子内功労者を祀る。
供物があったので春分祭直後かと思っていましたが、しばらくして春分祭が始まりました。

鏡神社

春分祭で本殿前の戸が開いていたので、中の末社天神社もよく見えました。
御祭神は火雷天神。

鏡神社

歩き疲れたこともあり、約30分ほどでしたが祭礼を見学していました。

南都鏡神社
奈良県奈良市高畑町468

大和奈良 比賣神社

比賣神社

奈良市の比賣神社(ひめがみしゃ)。御祭神は十日皇女(とをちのひめみこ)。
新薬師寺の門前駐車場の一画に鎮座する。鏡神社摂社。

比賣神社

創始は昭和56年と新しい。もとは比売塚といい、9坪ばかりの国有墳墓地だった。
御祭神の十日皇女の葬地であったらしい。

比賣神社

脇座として弁財天を祀る。

比賣神社

左に神像石という四代にわたる御姿石が勧請されている。
十日皇女は弘文天皇の妃であり、その曾孫の淡海三船公が自妃までの四代の妃を祀る。比売塚のゆえんか。

比賣神社
奈良県奈良市福井町468

大和奈良 赤穂神社

赤穂神社

奈良市の赤穂神社。御祭神は天児屋根命、比売神。
飛鳥時代に藤原ヶ丘に奉斎した藤原氏の氏神であり、平城遷都により当地に遷座したという。

赤穂神社

今は一軒分の敷地ほどしかないが、元は境内広く、明井町の通りに大鳥居があったという。

赤穂神社

拝所の先に2つの社殿が建つ。

赤穂神社

右が赤穂神社。延喜式内社。現在は鏡神社別社。

赤穂神社

左が天満宮。鏡神社末社。御祭神は菅原道真公。南都の25社の天満宮を合祀し、相殿で市寸嶋姫命を祀る。

赤穂神社
奈良県奈良市高畑町1320

大和奈良 崇道天皇社

崇道天皇社

奈良市の崇道天皇社。御祭神は早良親王(追号崇道天皇)。
淡路に配流途上で崩御した親王の御霊を鎮め祀るために建立された。

崇道天皇社

鳥居は西向き、参道が西から東に向かって延びる。

崇道天皇社

門の前の木は銀杏か?根元部分からすると大きな木だったようだが、危険だったからか短く切られている。

崇道天皇社

本殿は南向き。横に御神木が1本そびえる。
本殿は春日大社若宮神社の旧本殿で江戸時代の式年造替で移築されたもの。

崇道天皇社

拝殿に詣る。横には宝物庫。

崇道天皇社

境内社の天満宮。御祭神は菅原道真公。

崇道天皇社

境内社の稲荷社。御祭神は宇迦之御魂神。

崇道天皇社

舞殿

崇道天皇社

御朱印は社務所授与所でいただきました。

崇道天皇社
奈良県奈良市西紀寺町40

大和奈良 御霊神社

御霊神社

奈良市の御霊神社。奈良時代は元興寺の寺域で現在の神社のあたりに南大門、その門前に御霊社の社地があったといわれる。
桓武天皇勅願所であった。

御霊神社

風情ある町並みの中に鳥居を発見。

御霊神社

思った以上に広い境内地です。

御霊神社

本殿の御祭神は井上皇后、他戸皇太子、事代主命。

御霊神社

右の相殿には伊予親王、橘逸勢公、文屋宮田麿公。

御霊神社

左の相殿には早良親王、藤原大夫人、藤原宏嗣公。

御霊神社

境内社の水子神社。御祭神は蛭子神。

御霊神社

境内社の若宮社。御祭神は菅原道真公。

御霊神社

境内社の出世稲荷神社。御祭神は天宇受売命。

御霊神社

御祭神は社務所の授与所でいただけます。朱印料は五百円。こちらで鎮宅霊符神社の御朱印もいただけます。

御霊神社
奈良県奈良市薬師堂町24

大和奈良 鎮宅霊符神社

鎮宅霊符神社

奈良市の鎮宅霊符神社。風情ある町並みの中に埋もれるようにある。
御祭神は天之御中主神。天地開闢の神で、北極星の神霊とされ、近辺に住んだ陰陽師の鎮守とされた。

鎮宅霊符神社

神仏習合の名残であろうか、鳥居がないので見過ごしそうでした。

鎮宅霊符神社

塀に囲まれた屋敷地内に鎮座する。

鎮宅霊符神社

本殿は北向き。北極星をもご神体としているのだろうか。

鎮宅霊符神社

本殿の後ろに控える三社は住吉三神らしいのだが、陰陽道風に本命主宰九宮尊星、抱卦童子爾卦童郎、北辰鎮宅霊符尊星と紹介されている。

御朱印は兼務をしている御霊神社でいただける。朱印料は五百円。

鎮宅霊符神社
奈良県奈良市陰陽町

大和奈良 瑜伽神社

瑜伽神社

奈良市の瑜伽神社。御祭神は宇迦之御魂大神。
飛鳥神奈備に飛鳥京の鎮守として祀られ、平城遷都とともに当地に遷座された。
瑜伽神社の「瑜」の字は異字体のようでパソコンでは出てこない。

瑜伽神社

通り沿いの第一鳥居をくぐるとまっすぐに参道が続き、左に社務所があります。
お昼時でしたが、丁寧に対応いただき御朱印は書き置きをいただいきました。

瑜伽神社

階段を上ります。

瑜伽神社

朱色の社殿は青空に映えますね。

瑜伽神社

鎮座する瑜伽山からは大和三山(巻向山、三輪山、音羽山)が見渡せるらしいのですが、写真ではわかりにくいですね。

瑜伽神社

境内社が4社あります。
猿田彦神社。御祭神は猿田彦大神。

瑜伽神社

久恵比古社。御祭神は久延彦大神。

瑜伽神社

一言稲荷社。誠心で祈れば一言で幸福に導いてくださる神様のようです。

瑜伽神社

一段低いところに「飛鳥上並社」。御祭神は瑜伽大神の和魂。

瑜伽神社
奈良県奈良市高畑町1059

大和奈良 天満天神社

天満天神社

奈良市の天神社。天神社が多いので天満天神社と呼んでおきます。御祭神は菅原道真公。
元興寺禅定院あるいは興福寺大乗院の鎮守であったそうです。

天満天神社

高い場所に境内があるので景色は良い。

天満天神社

拝殿前には狛犬のかわりに伏牛が控えている。

境内社が多い神社でした。

天満天神社

浅間社

天満天神社

祓戸社

天満天神社

秋葉社

天満天神社

稲荷社

天満天神社

柿本社

天満天神社

住吉社

天満天神社
奈良県奈良市高畑町1049

大和奈良 五百立神社

五百立神社

奈良市の東大寺内の五百立神社。南大門と大仏殿中門の間に鎮座する。御祭神は天富命。
中世の絵巻に、大仏殿創建に従事した五百余人の工匠が、工事が完成すると五百羅漢になって天高く飛び立ち、姿を消したという説話があり、御祭神は不明だが工匠に関係する神らしい。

五百立神社

後方に控える五百立山の入口に鎮座する。境内案内図には載っていないが、延喜式内社も比定される古社である。

五百立神社

東大寺の手向山八幡宮末社か兼務社。かつては番匠社と呼ばれ大工・小工の崇敬を集めた。移転を繰り返したようで元の参道もよくわからなくなっている。

五百立神社
奈良県奈良市雑司町406

大和奈良 厳島神社

厳島神社

奈良市の東大寺境内の鏡池に鎮座する厳島神社。御祭神は市杵島姫命。
手向山八幡宮末社か兼務社だと思う。

厳島神社

外国人が写真を撮っていた。池に浮かぶ島に赤い鳥居が目立つのでしょうね。
日本人には見慣れた景色なのか、あまり撮影している人は見かけませんでした。

厳島神社

池に浮かぶ島のため、直接参拝はできない。島の後ろに陸続きの道があるが当然のように立入禁止。

厳島神社
奈良県奈良市雑司町

大和奈良 辛国神社

辛国神社

奈良市の東大寺境内に鎮座する辛国神社。大仏殿と鐘楼の間の猫段の途中。御祭神は韓国翁。
かつては天狗社と呼ばれていたが、阿字万字町の人々に辛国社として崇敬され、明治三十年代に天狗社が辛国社と名称が変わったようだ。

辛国神社

奈良時代に良弁僧正が悪さをする天狗を改心させて仏法護持を制約させたことから

辛国神社

現在も大法要の執行前日に「蜂起の儀」が行われる。

辛国神社

中世には強訴や遷宮のときに蜂起の儀が行われたようだ。

辛国神社

日と月の描かれた、この箱は何に使うのか?棒のようなものがたくさん入っている。

辛国神社

占いの書かれた額が掛けられていることに関係しているとすれば、占い用の棒なのか?
小祠ながら疑問が湧き出る社です。

辛国神社
奈良県奈良市雑司町

大和奈良 興成神社

興成神社

奈良市の東大寺境内の興成神社。二月堂の下に鎮座する。御祭神は豊玉媛命。

興成神社

修二会行法を守護する三社(興成、飯道、遠敷)のひとつで、遠敷明神が若狭より送水された折、黒と白二羽の鶏が岩盤を打ち破って飛び出て、そのあとから甘泉湧出したのが若狭井で、鶏を祀ったのがこの神社という。

興成神社

ということは御祭神は二羽の鶏ということか

興成神社

興成神社
奈良県奈良市雑司町

大和奈良 飯道神社

飯道神社

奈良市の東大寺境内の飯道神社。手向山八幡宮末社か兼務社だと思う。
御祭神は軻具突智神、埴山媛命、稚皇産霊神。

飯道神社

二月堂の南東の高台に鎮座する。

飯道神社

本社は滋賀県甲賀郡雲井の飯道山の直下にあり、和銅四年に熊野本宮から勧請された修験道の霊場。

飯道神社

創始は東大寺大仏殿の修復に信楽杣産の木材が用いられたことに対し、二月堂の守護神として飯道権現として祀るようになったようだ。

飯道神社
奈良県奈良市雑司町

大和奈良 名称不明

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三月堂の前

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池に鎮座する神社

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東大寺境内に建つ神社によくある形式

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特徴的なのは蛙股に彫刻された3つの桃?祭祀具の三環鈴か?

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社殿の下に据えられている石。磐座か

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池は上から眺めると、鳥居が立つ部分が少しへこんでいて勾玉のようにも見える。

社名や御祭神が判明したら更新します。

(名称不明社)
奈良県奈良市雑司町

大和奈良 手向山八幡宮

手向山八幡宮

奈良市の東大寺境内の手向山八幡宮。東大寺の鎮守として東大寺八幡宮と呼ばれていた。
御朱印は楼門にある授与所でいただける。

手向山八幡宮

春日大社方面から歩いて境内に入りました。

手向山八幡宮

まず見えてきたのは境内社の摂社住吉神社。御祭神は住吉三神。
社殿は鎌倉時代の一間社流造で重要文化財。

手向山八幡宮

そこからすぐに二つの社が見えてくる。
手前が末社阪本神社(御祭神は大己貴命)、末社恵比寿神社(御祭神は蛭児神)の二社合祀殿。
奥が末社明武神社(御祭神は豊玉媛神、玉依媛神)、末社劔神社(御祭神は素盞鳴命)、末社八子神社(御祭神は天照大神)、末社松童神社(御祭神は応神天皇牛飼童)の四社合祀殿。

手向山八幡宮

摂社若宮の御祭神は仁徳天皇。
左右に摂社高良神社(御祭神は大伴健将)と若殿神社(御祭神は菟道稚郎子)が鎮座する。

手向山八幡宮

若宮前に菅公腰掛石がある。菅原道真公が手向山八幡宮を詠んだ和歌が書かれている。
この和歌は御朱印のはさみ紙にも紹介されている。

手向山八幡宮

若宮前の神楽所

手向山八幡宮

神楽所の右に東大寺にあった東照宮。御祭神は徳川家康公。

手向山八幡宮

神楽所の左の壁面には、源頼光の鬼退治の絵が描かれている。

手向山八幡宮

大黒殿

手向山八幡宮

本殿の御祭神は八幡大神(応神天皇)、比咩大神、神功皇后 、仲哀天皇の四柱を祀る。
八幡大神は宇佐神宮からの御分霊で初めての社という。

手向山八幡宮

本殿の左にひっそりと寄り添う社は摂社武内社。御祭神は武内宿禰。

手向山八幡宮

楼門を出て下がると奥に手向山が見える。

手向山八幡宮

大仏殿方向からの二の鳥居。

手向山八幡宮

最後に大仏殿方面からの参道入口に立つ一の鳥居。
一の鳥居から二の鳥居までの参道途中に末社があと二社あるようで、そこはまた後日。

手向山八幡宮
奈良県奈良市雑司町手向山434

大和奈良 天神社

天神社

奈良市の天神社。春日神社末社。春日大社駐車場への通り沿いの聖明神社から少し奥に入った場所に鎮座する。

天神社

御祭神は天常立尊。案内板には京都の北野天神を勧請したと伝えられる、と書かれているがそれであれば御祭神は菅原道真公となるのであろう。「天」神社か「天神」社か、いずれの御代に混乱したものと考えられる。

天神社
奈良県奈良市春日野町

大和奈良 浮雲神社

浮雲神社

奈良市の浮雲神社。春日大社駐車場への通り沿いに鎮座する。春日大社末社。

浮雲神社

御祭神は天児屋根命。春日大社の神奈備、三笠山の頂上、浮雲峰の本宮神社同体と考えられ、近世には雨乞いの祈願が行われた。
背に三笠山を背負う方向で社殿が建てられている。

浮雲神社
奈良県奈良市春日野町

大和奈良 聖明神社・愛宕神社

聖明神社・愛宕神社

奈良市の春日神社末社、聖明神社と愛宕神社。
春日大社駐車場へ通じる道路脇に鎮座する。

聖明神社・愛宕神社

手前が聖明神社、奥が愛宕神社。
ともにここから西北の興福寺四恩院(今の公会堂付近)に祀られていた。

聖明神社

聖明神社の御祭神は聖明神。聖神とは暦の神らしく、陰陽師の信仰が篤かった。

愛宕神社

愛宕神社の御祭神は火産霊神

愛宕神社

旧社殿は川の対岸にあったらしい。

聖明神社・愛宕神社
奈良県奈良市春日野町160

大和奈良 若宮十五社めぐり

若宮十五社めぐり

春日大社の若宮を中心とする境内社十五社を巡拝すると十五社の御朱印とお守りをいただけます。

若宮十五社めぐり

十五社をめぐり、人間の一生をたどりながら、自身の生涯の安泰を祈願します。

若宮十五社めぐり

夫婦大國社で初穂料千円を納め、玉串札を持ってまわります。
玉串札を1枚ずつ納札所に納めます。

若宮神社

第一番 若宮
御祭神 雨押雲根命

三輪神社

第二番 一童社(三輪神社)
御祭神 少彦名命

兵主神社

第三番 兵主神社
御祭神 大己貴命

南宮神社

第四番 南宮神社
御祭神 金山彦神

広瀬神社

第五番 広瀬神社
御祭神 倉稲魂神

葛城神社

第六番 懸橋社(葛城神社)
御祭神 一言主神

三十八所神社

第七番 三十八所神社
御祭神 伊弉諾尊、伊弉冉尊、神日本磐余彦命

佐良気神社

第八番 佐良気神社
御祭神 蛭子神

春日明神遙拝所

第九番 春日明神遙拝所
御祭神 春日皇大神

宗像神社

第一〇番 宗像神社
御祭神 市杵島姫命

紀井神社

第一一番 紀井神社
御祭神 五十猛命、大屋津姫命、抓津姫命
延喜式内社の添上郡、赤穗神社、島田神社、御前原石立命神社、御前原石立命神社、4社の比定社となっている。

伊勢神宮遙拝所

第一二番 伊勢神宮遙拝所
御祭神 天照坐皇大御神、豊受大御神

枚方神社遙拝所

第一三番 元春日 枚方神社遙拝所
御祭神 天児屋根命、比売神

金龍神社

第一四番 金龍神社
御祭神 金龍大神

夫婦大國社

第一五番 夫婦大國社
御祭神 大国主命、須勢理姫命

若宮十五社めぐり
受付:夫婦大國社
奈良県奈良市春日野町

大和奈良 夫婦大國社②

夫婦大國社

奈良市の春日大社末社の夫婦大國社。御祭神は大国主命とその妻須勢理姫命。
大国さんと呼ばれる大国主命が夫婦で祀られている唯一のお社だとか。

夫婦大國社

中は撮影できないので入口を
昼頃にもなれば恋愛成就を願う女性で授与所がいっぱいになります。

夫婦大國社

ハート型の絵馬もいっぱいに積まれている。

夫婦大國社

恋占いの水占も女性には人気なようで

御朱印は授与所でいただけます。こちらでは夫婦大國社、若宮神社、金龍神社の御朱印がいただけます。若宮十五社めぐりの御朱印もこちらです。そのため大変忙しい時間帯がありますので、複数いただくときは午前中早めがおすすめです。

夫婦大國社
奈良県奈良市春日野町