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学生社 日本の神社シリーズ(新)

学生社から平成9年より刊行されている神社シリーズ。在庫限りで絶版が多くなっているのは残念。購入できた本から画像アップしていきます。

1 伊勢神宮 第三版
伊勢神宮 第三版
著者:櫻井勝之進
発行日:2013年12月25日
ページ数:237ページ
価格:2,200円+税

2 出雲大社 第三版
出雲大社 第三版
著者:千家尊統
発行日:2012年6月20日
ページ数:263ページ
価格:2,300円+税

3 大神神社 第三版
大神神社 第三版
編者:大神神社
発行日:2013年12月25日
ページ数:250ページ
価格:2,400円+税

4 住吉大社 改訂新版
住吉大社 改訂新版
編者:住吉大社
発行日:2002年12月25日
ページ数:238ページ
価格:2,200円+税

5 鹿島神宮 改訂新版
鹿島神宮 改訂新版
著者:東実
発行日:2000年8月25日
ページ数:219ページ
価格:1,900円+税

6 熊野大社 改訂新版
熊野大社 改訂新版
著者:篠原四郎
発行日:2001年5月1日
ページ数:228ページ
価格:2,200円+税

7 上賀茂神社
上賀茂神社
著者:建内光儀
発行日:2003年12月15日
ページ数:237ページ
価格:2,200円+税

8 八坂神社 改訂新版
八坂神社 改訂新版
編者:八坂神社
発行日:1997年7月15日
ページ数:209ページ
価格:1,900円+税

9 彌彦神社
彌彦神社
編者:彌彦神社
発行日:2003年12月25日
ページ数:214ページ
価格:2,000円+税

10 西宮神社
西宮神社
編者:西宮神社
発行日:2003年12月25日
ページ数:172ページ
価格:1,900円+税

11 生田神社
生田神社
著者:加藤隆久
発行日:2005年5月15日
ページ数:212ページ
価格:2,000円+税

12 鹽竈神社 改訂新版
鹽竈神社 改訂新版
著者:押木耿介
発行日:2005年6月5日
ページ数:222ページ
価格:2,200円+税

13 水若酢神社
水若酢神社
編者:水若酢神社
発行日:2005年6月10日
ページ数:189ページ
価格:2,000円+税

14 松尾大社
松尾大社
編者:松尾大社
発行日:2007年2月30日(誤植?)
ページ数:214ページ
価格:2,200+税

15 阿蘇神社
阿蘇神社
編者:阿蘇神社宮司 阿蘇惟之
発行日:2007年1月15日
ページ数:244ページ
価格:2,200円+税

学生社 日本の神社シリーズ(旧)

学生社から昭和43年から53年までに12冊刊行される。途中で刊行が中止され、現在はすべて絶版。平成9年から新しい日本の神社シリーズを刊行し、8冊は改訂新版となったが、4冊はまだ刊行されていない。

刊行予定だったが刊行されなかったものに、「日前国懸神宮」「宗像大社」「大山祇神社」「日吉大社」「佐太神社」「香取神宮」「美保神社」「石上神宮」「吉備津神社」「上賀茂神社」がある。上賀茂神社のみ新シリーズで刊行された。

1 鹿島神宮
著者:東実
発行日:1968年7月15日

2 熱田神宮
熱田神宮
著者:篠田康雄
発行日:1968年8月15日
ページ数:222ページ

3 出雲大社
著者:千家尊統
発行日:1968年

4 伊勢神宮
著者:桜井勝之進
発行日:1969年

5 熊野大社
著者:篠原四郎
発行日:1969年

6 太宰府天満宮
太宰府天満宮
著者:西高辻信貞
発行日:1970年1月20日
ページ数:219ページ

7 金刀比羅宮
金刀比羅宮
著者:琴陵光重
発行日:1970年4月20日
ページ数:211ページ

8 大神神社
著者:中山和敬
発行日:1971年

9 八坂神社
著者:高原美忠
発行日:1972年

10 鹽竈神社
著者:押木耿介
発行日:1972年8月

11 住吉大社
著者:西本泰
発行日:1977年5月20日

12 諏訪大社
諏訪大社
著者:三輪磐根
発行日:1978年10月25日
ページ数:206ページ

佐渡國寺社帳 巻下 社部

佐渡國寺社帳 巻下 社部
発行所:国幣小社度津神社社務所
発行日:1930年10月31日(非売品)
ページ数:83ページ
佐渡最古の寺社帳の伝本であるが、巻上と巻中の寺部はすでに失われて存在せず、神社を載せた社部のみがあり、それを活字化して出版したもの。神社の由緒と、社人や社僧、別当が記載されている。

国宝 青井阿蘇神社

国宝 青井阿蘇神社
著者:青井阿蘇神社宮司 福川義文
発行:熊本日日新聞社
発行日:2008年10月9日
ページ数:186ページ
定価:1,500円
平成20年4月18日本殿他が国宝に答申された人吉市の青井阿蘇神社。宮司が書いているので同神社の神社誌のような内容になっている。
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延喜式内上野十二社巡拝の栞 附沿道著名神社史跡

延喜式内上野十二社巡拝の栞
編集兼発行人:大圖軍之丞
発行所:群馬県神職会
発行日:1934年5月10日 第三版
ページ数:96ページ
中世には国守が任地の神社を巡拝し、その順序から一宮、二宮、三宮という格付けが発生した。戦前においても群馬県において式内社を巡拝する慣習が残っていたことがわかる小冊子。入手したのは第三版であり、初版からの経緯がよくわかる「序」を引用しておく。
「本書は昭和六年八月本会に於て第一回県下式内十二社巡拝を行うに際り参加者の便を図ると共に広く江湖の参考に資せんが為本会会報特集として発刊したものである。然るに其の後一般の要望多く且第二回以後の参加者に対しても頒布するを便と認め同七年八月増補の上再刊し、今又若干の補正を加え且新に各神社の写真を挿入して茲に第三版を刊行する次第である。
従ってすべて本会の実施する巡拝計画に基き且式内神社の外沿道の著名神社史蹟をも採り其の参拝巡路のままに記述されているので、幸いに其の使命を全うする所があれば満足とするものである。」
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能登藤波 神目神社祭礼 酒樽がえし

酒樽がえし

能登町藤波の神目神社の祭礼、酒樽がえしを見てきました。

源義経が奥州に渡るときに供の女3人とともに7つの樽に乗って流れ着いたという伝承をもとに、旧暦3月2日に八王子神社の祭礼として樽祭りを行っていたという。八王子神社氏子の上組と大宮神社の氏子の下組に分かれ、それぞれ五升樽を供え、ひとつの樽にあけて奪い合い、その勝負により大漁を占ったという。八王子神社と大宮神社は明治41年に神目神社に合祀され、神目神社の祭礼となる。

酒樽がえし

社頭には山車が1台。

酒樽がえし

しばらくすると、もう1台向こうの集落からやってきました。かつては3台あったそうですが、人出不足で出ませんでした。

酒樽がえし

本殿には鯨の頭の骨が奉納されていて、拝殿内にも鯨漁の様子を描いた絵馬が2枚飾られている。

酒樽がえし

七尾湾内に迷い込んできた弱った鯨を捕ることがあったのでしょう。やはり大物ですから、豊漁の印だったのでしょうね。

酒樽がえし

14時少し前に揃ったということで神事が始まる。今年は下帯姿の男性は11人。全体的に若返ったそうです。

酒樽がえし

神事が終わると、一升樽に酒を詰める。

酒樽がえし

酒樽をかついで階段を駆け下り、鳥居のところで最初の回し飲みが始まる。

酒樽がえし

交代しながら酒樽をかついで、神事を行う田に向けて走ります。かなり全速力です。

酒樽がえし

田に着くと、回し飲みして気勢を上げて田に入り、酒樽を奪い合う。
奪い合うというより、酒樽を皆で抱え上げるという感じです。酒樽を神様とみなせば、同町のあばれ祭りのように神を喜ばせるために、皆でワッショイしたり、投げ飛ばしたりしているようにも見える。

酒樽がえし

3回田で奪い合った後は、また全速力で海に向かいます。
観客もとても疲れる祭りです。

酒樽がえし

海に入り、同じく酒樽を奪い合う。田で汚れた樽や体もきれいに清められていく。

酒樽がえし

田で酒樽を奪い合っている間に、社頭にあった山車は海のほうに移動してあった。
晴れていて良かった。

神目神社 酒樽がえし
石川県鳳珠郡能登町藤波

4月2日
14:00頃~ 拝殿内で神事
14:30頃~ 酒樽をかついで田へ向かい、酒樽を奪い合う
15:00頃~ 酒樽をかついで海へ向かい、酒樽を奪い合う

能登輪島 市姫社

市姫社

輪島市河井町の市姫社。御祭神の市姫神は宗像三神の市杵島姫命と考えられる。

市姫社

輪島朝市で店が立ち並ぶ朝市通りから市姫参道を進む。

市姫社

祠のないが、朝市の守り神様

市姫社

よく見ると塔の台は臼のようだ。能登はかつて素麺の山地であった。人々は感謝の意を表すのに、素麺の原料である小麦の挽臼を祠の代わりにお供えした姿だという。

市姫社
石川県輪島市河井町

能登輪島 重蔵神社産屋

重蔵神社産屋

輪島市の輪島朝市通りにある重蔵神社産屋。

重蔵神社産屋

輪島の朝市。地元にいてもなかなか来る機会はない。

重蔵神社産屋

朝市通りの突きあたりに産屋はある。

重蔵神社産屋

ここは例祭のときに神輿の御旅所となる。

重蔵神社産屋

重蔵神社の男神様が舳倉島の女神様のために建てた産屋がモチーフになっている。

重蔵神社産屋

中に入ると御柱が立っていて、一人の場合は右手を触れて右回りに1周、二人の場合は男が右回り、女が左回りに同時に回って半周して見つめ合う。そのあとに奥の社に詣る。

重蔵神社産屋

お守りや絵馬もいろいろあるけど、花御札がきれいです。1月から12月まで、本来は月ごとに替えるものだろうけど、誕生月の加護を願って9月の菊を求めました。

産屋は朝市の開催と連動して開くので参拝には注意してください。

重蔵神社産屋
石川県輪島市河井町1-87
拝観時間:午前8時~午後3時、第二、四水曜日午前9時~

沖縄県神社庁誌 設立二十年史

沖縄県神社庁誌
編纂者:沖縄県神社庁二十年誌編集委員会
発行者:沖縄県神社庁
発行日:1992年11月30日(非売品)
ページ数:360ページ
沖縄県が返還されてから神社庁を設立し、その後二十年の年誌が基本であるが、沖縄県はもと琉球王国という独立国であったため、日本神道の流入も遅く、神社数も少ないため神社誌を作るまでもないであろう。本誌では、沖縄県の神道の歴史、沖縄県の神社庁管下十三社について御祭神、例祭日、由緒を掲載し、沖縄県神社誌とも言える内容となっている。
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能登二宮 天日陰比咩神社③

天日陰比咩神社

中能登町の天日陰比咩神社。先日二社の御朱印をいただいたところですが、ホームページを見るとあと2つあることがわかりましたので、また参拝してきました。

天日陰比咩神社と伊須流支比古神社の二社があったことから集落名が「二宮」となり、神社も二宮大明神と呼ばれたことに由来する「二宮神社」の御朱印です。

天日陰比咩神社

相殿の伊須流支比古神の鎮座する伊須流支比古神社の御朱印。
伊須流支比古神社は石動山鎮座が有名ですが、石動山はこちらの神社の御分霊を勧請したと伝わります。

天日陰比咩神社

今日は晴天の昼に参拝したので、前回とはまた違った雰囲気でした。

天日陰比咩神社

授与所前には御朱印の案内板。前はなかったけど、これが出ていれば。

天日陰比咩神社

社務所前にはショウジョウバカマがきれいに咲いていました。

天日陰比咩神社

御朱印を待つ間、前回見れなかった鶏舎から神鶏が散歩に出ていたので見ていました。

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3、4羽かなと思っていましたが、想像以上の数です。和鶏だけではなく、大陸系もいるようです。
鶏にはあまり詳しくないですが、この鶏が一番神鶏らしいですね。

天日陰比咩神社

鶏冠のない若い鶏かと思っていたら、これが烏骨鶏だと。人慣れせず、近づくと遠いところに行ってしまいました。

天日陰比咩神社

境内図には神奈備に「大御前峰社」「中御前社」「船木社」と三社かかれているので、道筋を尋ねてみました。
かなり以前は地元の氏子が道を整備していたらしいですが、今は雑木林で全く道がわかりません。ということで簡単には行けそうにありません。残念。

天日陰比咩神社
石川県鹿島郡中能登町二宮子甲8

別格官幣社 小御門神社誌

別格官幣社小御門神社誌
編集者:宮司 澤田総重
発行所:小御門神社社務所
発行日:大正7年5月5日初版、昭和14年9月10日改訂三版
ページ数:49ページ
藤原師賢公を御祭神とし、建武中興十五社の一社に数えられている小御門神社の由来などをまとめた小冊子。
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三重県神社誌

三重県神社誌

三重県神社誌
編集発行:三重県神社誌
発行日:1993年10月10日(非売品)
ページ数:644ページ+21ページ
三重県下の810余社を掲載する。神社名鑑の前に神宮で章が加えられている。神社名鑑は神紋、御祭神、例祭日、由緒など基本的項目、写真1枚が付く。御祭神は20柱以上羅列されている社もあるが、境内社は別に記載があるので三重県は合祀の影響が大きいようだ。そのあたりの事情は神社概説にも書かれており、やはり20社以上の合祀もあったようだ。
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徳島県神社誌

徳島県神社誌

徳島県神社誌
編集:徳島県神社庁教化委員会
発行:徳島県神社庁
発行日:1981年1月1日
ページ数:479ページ
頒価:不明
徳島県下の神社1305社を掲載する。旧社格、御祭神、例祭日、由緒など基本的項目立て。写真がない神社も多く、由緒も「不詳」のみ記載されている神社もある。編纂された時代にあってはもう少し判明することもあったのではないかと残念な部分はある。頒布はされていたようだが、現在は残部がなく頒布されていない。
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広島縣官国幣社案内記

広島縣官国幣社案内記
発行日:1934年8月1日
サイズ:17センチ×37.5センチ
広島県内の官幣中社厳島神社、国幣中社速谷神社、国幣小社沼名前神社、国幣小社吉備津神社の4社の参拝案内。裏面には各神社の御祭神、由緒、祭礼日などを紹介する。交通手段がモーターボート便とか定期自動車とか時代を感じることができる資料。

山口県神社誌

山口県神社誌

山口県神社誌
編集:山口県神社誌編纂委員会
発行:山口県神社庁
発行日:1998年3月25日
ページ数:1172ページ
頒価:12,000円
山口県下720社について、御祭神、祭礼日、由来などを掲載する。神社名、御祭神名にふりがなを振り、神紋の絵、写真が1枚、境内図も詳細に位置が記載されており、氏子向けに親切な配慮が随所に見られる。
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滋賀県神社誌

滋賀県神社誌

滋賀県神社誌
編集:滋賀県神社誌編纂委員会
発行:滋賀県神社庁
発行日:1987年12月20日
ページ数:689ページ
頒価:8,000円
御祭神(主祭神と配祀神)、境内社、神紋、例祭日、由緒など神社名鑑として基本的項目と写真1枚が付く。由緒が有名神社でも少し短い感があるが、滋賀県下1439社についてまとめられている書籍は他にない。

滋賀県神社庁(平日のみ開庁)で頒布していただいた。発行よりかなり時間が経過しているので多少汚れがあるが、当時のままの頒価なのでお得感はある。頒布の申込みはいまはほとんどないのであろう。
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北河内のお宮

北河内のお宮
編集・発行:北河内瑞穂会
発行日:1981年1月1日
ページ数:120ページ
北河内の守口市、門真市、寝屋川市、枚方市、交野市、四條畷市、大東市(掲載順)の大阪府神社庁第三支部管下の100社を掲載する。御祭神、例祭日、由緒という基本情報3本立てでわかりやすい。宮司の「お宮と私」というコラムがとても面白い。
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加賀金沢 金沢神社④

金沢神社

金沢市兼六園の金沢神社。25日天神月次祭の日に先月に引き続き行ってきました。
御朱印は印の位置は変更ありませんが、「天神月次祭」の文字が入りました。先月は数名行列だったので省略されたのか?

金沢神社

北野天満宮の印象でしょうか、天神さんと言ったら梅ですね。
金沢は7分咲きくらいでしょうか。

金沢神社

今日は肌寒く、雨が降ったりやんだりするあいにくの天気だったためか、境内には最初人はいませんでした。

金沢神社

受験シーズンが終わりました。

金沢神社

放生池では鴨2羽がなかよく泳いでいました。近づくと遠くにいってしまう。

金沢神社
石川県金沢市兼六町1−3

越谷の神社

越谷の神社
編集:久伊豆神社奉仕会広報委員会
発行:久伊豆神社奉仕会
発行日:2002年11月25日
ページ数:275ページ
越谷市内に鎮座する60社を掲載する。基本的には「埼玉の神社」の転載なので、項目は「歴史」「信仰」「氏子」の3項目と写真、境内図となるが、本書ではさらに周辺地図が追加されている。2社については加筆修正され、神社庁未包括社1社を追加している。巻末に平成7年に開催された「越谷お木曳祭」の資料、祭礼の様子が掲載されている。

埼玉の神社 全3冊

埼玉の神社
編者:埼玉県神社庁神社調査団
発行者:埼玉県神社庁
(1) 入間・北埼玉・秩父
発行日:1986年4月8日
ページ数:1455ページ+年号時代順一覧シート
頒価:2万円
(2) 大里・北葛飾・比企
発行日:1992年7月1日
ページ数:1500ページ+付録:神社鎮座地一覧図
頒価:2万円
(3) 北足立・児玉・南埼玉
発行日:1998年3月31日
ページ数:1942ページ+付録:神社鎮座地一覧図
頒価:2万円
埼玉県下の神社庁管下1993社を掲載する。各神社は「歴史」「信仰」「氏子」の3項目と写真、境内図となっている。由緒や宝物類は「歴史」に、御祭神や祭礼は「信仰」に、「氏子」には氏子地域と祭礼の準備・進め方などが記載されている。すべての神社に境内図が付き、境内社の位置の確認に重宝する。全三冊で各3郡市の支部単位で編集され、第2篇、第3篇は郡市毎に神社鎮座一覧図が別紙となっているが、第1篇は本誌内の各郡市の先頭に付いている(実際にはかなり小さくて見にくいので、後に別紙となったようだ)。他の神社誌と項目立てがあまりに違うので、御祭神や例祭日、旧社格などをさっと調べるときは難儀することもあるが、神社誌の規模・内容としては最高の水準に達していると言える。高価だが、埼玉県の神社研究には必携の書籍であろう。

購入の問合せ先
埼玉県神社庁 神社調査資料室
〒368-0041 埼玉県秩父市番場町9-4柞学園202
TEL.0494-23-8380
FAX.0494-23-8376

かみのみあと 大和の聖地

かみのみあと 大和の聖地
編者:奈良縣神社廰神話・古蹟顕彰委員会
発行者:奈良縣神社廰
発行日:2012年2月19日(旧正月28日)
ページ数:283ページ
頒価:千円
奈良県内の神話、伝説伝承を収録している。短いものは聖地の所在地のみ、長いものは7ページに渡って紹介されている。本書には付録して復刻した「大和宇陀郡 神武天皇聖蹟御図絵」(宇陀郡の神武天皇に関係する史跡の鳥瞰図。昭和13年刊)「皇祖聖蹟 菟田高城誌」(宇陀郡の神武天皇に関係する史跡を紹介。昭和12年刊)「聖蹟 鳥見霊畤(とみのまつりのにわ)」(鳥見山案内図。発行年不明)の3つが付いている。本誌には非売品とあるが、奈良県神社庁で頒布しているようです。自分は春日大社の特別参拝受付で購入しました。
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大和奈良阪 奈良豆比古神社

奈良豆比古神社

奈良市の奈良豆比古神社。御祭神は平城津彦神(ならづひこのかみ)、施基親王、春日王の三柱。延喜式内社。
御朱印は境内の授与所でいただけるが、17時前で片付けをしている最中に丁寧に対応いただいた。

奈良豆比古神社

奈良市街から今日方面へ抜ける街道沿いにあるが、社前の道は広くない。

奈良豆比古神社

鳥居をくぐり参道を進む。

奈良豆比古神社

本殿は塀に囲まれており、中央に平城津彦神、右に施基親王、左に春日王の社殿が建つ。
平城津彦神は産土神、施基親王は天智天皇の子で万葉歌人、春日王は施基親王の第二皇子。

奈良豆比古神社

社殿は今も二十年ごとの式年造替が行われるとあって、きれいな彩色が目を引く。
後ろの塀に書かれた獅子もきれい。

奈良豆比古神社

神社には「翁舞(おきなまい)」という国指定重要無形民俗文化財の神事が伝わる。
春日王の病気平癒祈願が始まりといわれ、春日王が猿楽のルーツともいわれる。

10月8日の例祭宵宮祭に舞われるそうだが、今は県内外から観客が訪れ境内はいっぱいになるそうだ。

奈良豆比古神社

本殿の裏には県天然記念物になっている樟の大木がある。本当に大きな木です。
本殿が台地の端に建っていることがよくわかります。

古社だけあって境内社が多数ありました。

奈良豆比古神社

恵比寿

奈良豆比古神社

毘沙門天

奈良豆比古神社

弁財天

奈良豆比古神社

福の神。神仏習合の影響がまだ残っているようです。

奈良豆比古神社

石瓶神とあったがどういう神かわからない。

奈良豆比古神社
奈良県奈良市奈良阪町2489

大和奈良 春日大社②

春日大社

春日大社。御祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の四柱。
第六十次式年造替の最中で、神様は仮宮にお遷りになっていて、御朱印も式年造替に合わせた特別なものとなっています。

春日大社

一之鳥居。朝早く到着したので、人はまばら。

春日大社

奈良公園の鹿たちも人が来ないので、店の人に鹿せんべいをおねだりしている。

壺神神社

第一鳥居をくぐってしばらく進むと春日大社末社の壺神神社が左手にある。
御祭神は酒弥豆男神、酒弥豆売神。酒殿にも祀られている酒造りの神。

春日大社

二之鳥居前では記念撮影する方もちらほら

祓戸神社

二之鳥居をくぐるとすぐ祓戸神社がある。
御祭神は瀬織津姫神

春日大社

前の伏鹿手水所では鹿が水を拭きだしている。

春日大社

南門に到着しました。

春日大社

南門前の磐座

春日大社

特別参拝は午後から・・・
春分の日なので春分祭がないわけないとは思ってましたが、人が少ない時間に入りたかったけど、仕方がないので他を一回りすることにしました。

そして午後
弊殿より内側は特別参拝区域となる。

井栗神社

井栗神社。御祭神は高御産霊神、安産・縁結びの神
延喜式内社の宇奈太理坐高御魂神社の論社となっている。

穴栗神社

穴栗神社。御祭神は穴次神、幸運を導く神

辛榊神社

辛榊神社。御祭神は白和幣、交渉をまとめる神

青柳神社

青柳神社。御祭神は青和幣、争いを解決する神

岩本神社

御神木・大杉と根元にある岩本神社。今は修繕中です。御祭神は住吉三神

御蓋山浮雲峰遙拝所

今回の特別参拝の目玉のひとつ。
禁足地の神奈備、御蓋山浮雲峰の遙拝所

春日大社

春日大社のシンボル的存在、中門の奥に見えるのが神様が遷されている御仮殿。
今回の特別参拝の一番の目的となります。

多賀神社

多賀神社。御祭神は伊弉諾尊。

後殿御門・風宮神社・椿本神社

今回後殿御門へは入れませんでしたが、右手前で修繕中なのが風宮神社。御祭神は級長津彦命、級長津姫命。
門の左に見えるのが、椿本神社。御祭神は角振神

春日大社

午後からは人が多く、ゆっくり参拝できませんでした。
機会があれば空いている午前中にもう一度行きたいと思います。

春日大社
奈良県奈良市春日野町160

大和奈良 鏡神社

鏡神社

奈良市の鏡神社。御祭神は天照皇大神、藤原広嗣公、地主神。
本社では御朱印を授与しておりません。

鏡神社

新薬師寺の鎮守であったので、現在も隣接して境内地が広がります。

鏡神社

本殿で詣ります。

鏡神社

本殿は江戸時代に春日大社式年造替で本社第三殿(天児屋根命)を下賜されたものです。

鏡神社

末社の祖霊社。歴代の氏子内功労者を祀る。
供物があったので春分祭直後かと思っていましたが、しばらくして春分祭が始まりました。

鏡神社

春分祭で本殿前の戸が開いていたので、中の末社天神社もよく見えました。
御祭神は火雷天神。

鏡神社

歩き疲れたこともあり、約30分ほどでしたが祭礼を見学していました。

南都鏡神社
奈良県奈良市高畑町468

大和奈良 比賣神社

比賣神社

奈良市の比賣神社(ひめがみしゃ)。御祭神は十日皇女(とをちのひめみこ)。
新薬師寺の門前駐車場の一画に鎮座する。鏡神社摂社。

比賣神社

創始は昭和56年と新しい。もとは比売塚といい、9坪ばかりの国有墳墓地だった。
御祭神の十日皇女の葬地であったらしい。

比賣神社

脇座として弁財天を祀る。

比賣神社

左に神像石という四代にわたる御姿石が勧請されている。
十日皇女は弘文天皇の妃であり、その曾孫の淡海三船公が自妃までの四代の妃を祀る。比売塚のゆえんか。

比賣神社
奈良県奈良市福井町468