高浜町に鎮座する日置神社。御祭神は応神天皇。当地を拠点にした日置臣の御祖神らしい。
神社は丘を南に少し登る。舗装された道路が延びている。
入口の左に社。山の神ノ社とある。
杉の並木の間を参道が続き、左奥に境内が見えてきた。
森の中で少し薄暗いが、雰囲気のある社叢。
覆屋の中の本殿に詣る。
本殿左に境内社が一社。
帰り道、正面に青葉山が大きく見える。この丘は青葉山を遙拝するにも絶好の場所であっただろう。
日置神社
福井県大飯郡高浜町日置49−23
高浜町に鎮座する日置神社。御祭神は応神天皇。当地を拠点にした日置臣の御祖神らしい。
神社は丘を南に少し登る。舗装された道路が延びている。
入口の左に社。山の神ノ社とある。
杉の並木の間を参道が続き、左奥に境内が見えてきた。
森の中で少し薄暗いが、雰囲気のある社叢。
覆屋の中の本殿に詣る。
本殿左に境内社が一社。
帰り道、正面に青葉山が大きく見える。この丘は青葉山を遙拝するにも絶好の場所であっただろう。
日置神社
福井県大飯郡高浜町日置49−23
小浜市に鎮座する小浴神社。御祭神は若狭彦神、若狭姫神。現在若狭彦神社の境外末社となっている。
神社は西向きに鎮座する。
鳥居正面の道は小さな川(用水?)までで行き止まり。支柱は参道入口の印なのか、それとも手水を取る場所の印か。
鳥居に「小浴神社」の石額。社標は「末社 小浴神社」とある。
鳥居をくぐって左の建物は、拝殿でもある舞殿か。
本殿に詣る。
本殿の扁額は「小南神社」。当地は「小南」と呼ばれていたそうで、そのため国分寺近くにあった若狭国惣社、小浴神社の論社とされたようだ。
本殿左後方に境内社が一社。
小浴神社
福井県小浜市金屋
小浜市に鎮座する多田神社。延喜式内社に比定される古社。御祭神は大己貴命、応神天皇を配祀する。
多田神社から少し南に行けば多田寺がある。多田寺は多田神社の神宮寺として建立された寺で、さらに南方には役行者が修行した霊山である多田ヶ岳がある。
鳥居をくぐると参道、階段を上がる。
拝殿の後ろに本殿。本殿は拝殿よりさらに一段高くなっている。
本殿に詣る。
本殿右に三社合祀殿。左から廣嶺社、愛宕社、大神宮。
本殿左に三社。左から若宮社、六所神社、山神社。
多田神社
福井県小浜市多田16宮ノ下9
金沢市の尾山神社。11月の御朱印は雪の結晶の印です。結晶の中心が剣梅鉢紋となっている。
11月は七五三の季節。朝から冷たい雨が降った今日も綺麗な着物を着せられた子供たちが来ていました。
紅葉の季節も終盤。寒い季節が間近に迫っている。
尾山神社
石川県金沢市尾山町11-1
著者:志賀 剛
発行:思文閣出版
発行日:1989年12月25日
ページ数:242ページ
価格:3、500円+税
本書は式内社の語源を地形・地名・音韻から解説した辞典である。著者の表した「式内社の研究」(第十巻)の索引的性格も備えている。
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編者:櫻井滿
発行者:焼津神社
発行日:1989年8月8日
ページ数:632ページ
焼津神社の神社誌ではあるが、その域に留まらず、焼津の地名の元となったヤマトタケルの伝承を踏まえ、ヤマトタケルについての広範な論文、資料が付いている。
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続きを読む 日本武尊論 焼津神社誌
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2016年11月22日
価格:1388円+税
収録時間:約111分
BSジャパンで放送された「神社百景 GRACE of JAPAN」(第2シリーズ)の「東国三社① 鹿島神宮」(#136)、「香東国三社② 香取神宮」(#137)、「東国三社③ 息栖神社」(#138)、「大洗磯前神社・酒列磯前神社」(#96)を収録している。ナビゲーターは伊藤英明氏。
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発行:白山比咩神社
編集:寺元義弘
発行日:1988年7月8日(非売品)
ページ数:14ページ
白山奥宮の再建を記念して発行された小冊子。奉賛者名簿が中心だが、奥宮の歴史や再建の様子の写真なども掲載されている。
続きを読む 白山奥宮御再建竣工慶賀祭特集号
岐阜県大垣市に鎮座する大神神社。御祭神は大物主櫛甕玉命。延喜式内社の比定社。
持統天皇が神宮に行幸したときに同行した三輪朝臣が創建したという。
境内の前を伊勢街道が通る。
伊勢街道沿いに杉の並木が天を衝くようにそびえている。
冬の夕暮れは早く、薄暗い中での参拝となった。
本殿の左に稲荷神社。
本殿の右に神名神社と他境内社が2社。
春分と春分の日には境内から鳥居の真ん中に朝日が昇るという。
次は明るいうちに参拝したい。
大神神社
岐阜県大垣市上石津町宮194の1
いなべ市藤原町に鎮座する鳴谷神社。臨済宗聖寶寺の鎮守として創建された。
明治以前は日吉山王社といわれ、御祭神は大山咋神。
御朱印は2枚見開きで書いていただけます。当日は聖寶寺のもみじまつりの日で、観光客がどっと繰り出しており、御朱印も順番待ち。とても丁寧な宮司で1人10分ほどもかかるので相当待ちました。でも、かわいい三猿の印もあり女性にも人気のある御朱印です。
第一鳥居の右を進み、長い階段を上ると聖寶寺。
石橋を渡り第二鳥居をくぐると、
左右に狛猿がおわす。
猿は山王さんの神の使いとして、山王社の本社である日吉大社にもおわす。
拝殿左前に八天宮社。火産霊神、軻遇突智神、大山祇神、市杵島姫命、琴平大神、稲倉魂神、豊宇迦比売神、猿田彦命の八柱。
拝殿と本殿の間にそびえる二本の杉のご神木が立派です。
鳴谷神社
三重県いなべ市藤原町坂本松原83
揖斐川町に鎮座する三輪神社。御祭神は大物主大神。揖斐郡の総鎮守として崇敬を集めてきた。
御朱印は境内入り口の授与所でいただける。宮司は七五三で拝殿にいらしたので書き置きでした。
街中にあるため境内はそう広くはないが、鳥居横に数台の駐車場がある。
諏訪大社の御祭神建御名方富命が当地に三輪神社を造営され、三輪明神を祀られたという。
拝殿に詣る。
拝殿の後ろの高段に本殿が鎮座する。
本殿の左に神明神社と春日神社。
本殿の右に三霊神社。揖斐領主岡田家の初代善同、二代善政、三代善明を祀る。
赤い高欄が印象的な舞殿。
境内には西尾氏三万石の居館、揖斐西尾城の土居と堀の一部が残っている。
御朱印をいただいて振り返ると・・・!顔出しパネル好きにはたまらないものが
神官姿のパネル初めて見るな。
三輪神社
岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪1322
根尾能郷に鎮座する白山神社。御祭神は菊理媛神、伊弉諾尊、伊弉冉尊の三柱。
旧大野郡西根尾村であり、延喜式の美濃国大野郡花長神社の論社のひとつである。
元宮は奥宮として能郷白山の山頂近くにあるため、能郷白山神社とも言われる。
拝殿に掲げられた「猿楽」の看板が印象的。
というのも、「能郷の能・狂言」として国重要無形民俗文化財に指定されている。
拝殿は舞殿であり、背後の階段を上って高台にある本殿に至る。
階段を登り始めた脇に境内社が一社。
本殿は大きく、彫刻も多数施されている。
この村は古来より能郷白山への登山口となっている。現在は岐阜・福井の県境の温見峠から登山する方が多いようだ。
白山神社
岐阜県本巣市根尾能郷
発行者:株式会社淡交新社
発売所:株式会社淡交社
発行日:1965年9月23日初版
価格:680年(絶版)
ページ数:208ページ
奈良県内の神社二十五社を紹介する。モノクロではあるが写真が多数掲載されているのが見ていて楽しい。
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続きを読む 大和のやしろ
発行:和歌山県神社庁御坊市・日高郡支部、和歌山県神社氏子総代会御坊市・日高郡支部
編集:日高のおやしろ編集委員会
発行日:1985年5月30日
ページ数:138ページ+神社位置図1枚
和歌山県の御坊市・日高郡支部所属の神社50社の神社名鑑。各神社のカラー写真を巻頭に、各神社の紹介には御祭神、例祭日、宮司、氏子、由緒のほか、数点のモノクロ写真が掲載される。児童の書いたふるさと作文が本書ならでのもので興味深い。
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発行:尾張大国霊神社
発行日:平成27年(非売品)
ページ数:40ページ+別冊:奉賛者御芳名18ページ
平成25年3月から2年間にわたり、儺追殿建て替え工事、本殿御屋根葺替えを時系列で写真や新聞記事で紹介する。
編纂兼発行者:群馬県神職会勢多郡支部
発行日:1916年5月31日(非売品)
ページ数:169ページ
群馬県勢多郡の神社名鑑。県社二社、郷社二社、村社百二十二社、無格社十九社が掲載される。この時代の神社誌としては一社毎に写真が掲載されているのが良い。神職の肖像や氏子が写っているところなどは時代背景を感じる。
続きを読む 御大礼記念 群馬県勢多郡神社誌
発行者:奧野八幡神社建設委員会
発行所:奧野八幡神社建設委員会事務所
発行日:1963年12月15日
ページ数:119ページ
石川県能美市寺井の奧野八幡神社の改築に合わせ、改築工事の詳細だけでなく、鎮座する寺井の歴史、明治の合祀など地域の神社の歴史を踏まえて書かれている。
続きを読む 奧野のやしろ
おおい町に鎮座する静志神社。御祭神は少名毘古名神。
神社は父子集落の最奧に北向きに鎮座する。
鳥居をくぐって境内に入る。
拝殿の前にご神木となっているスダジイの巨樹がある。
拝殿と本殿はつながり、本殿は覆屋の中。
本殿右に境内社が一社。
昔建物があったと思われる基壇が残っている。
社前からは田畑と父子集落、その先に小浜湾、大島半島が見える。
静志神社
福井県大飯郡おおい町父子46-1
おおい町に鎮座する大飯神社。延喜式内社の比定社。
御祭神は大飯鍬立大神、大飯田郷開拓の祖神七柱と伝えられる。
森を背後に鳥居が見える。
社前には豊かな田畑が広がる。
第二鳥居の向こうに社殿が見えてくる。
参道は階段を上って建物に遮られる。左に新しく手すりのついたスロープが設けられている。
その建物は渡り廊下もあり能舞台にも見えるが、舞殿であろう。
正面は本殿を向いており、若狭地方に広く伝わる王の舞のようなものがかつては舞われた場所であろうか。
拝殿の前に2本の杉のご神木が林立する。
拝殿の後ろに本殿。拝殿に詣る。
本殿左に境内社、天満神社。
大飯神社
福井県大飯郡おおい町山田4-1
若狭町田井の多由比神社。御祭神は誉田別命、菅原道真と天照大神を配祀する。
延喜式内社の比定社で、地名の田井は多由比が変化したものだという。
神社のすぐ右隣に若狭観音霊場になっている真言宗慈眼寺が建っている。
慈眼寺は現在無住。
神社は台地の先端部を利用し、南向きに建てられている。
川を橋で渡って境内に入る。
本殿に続く階段の脇に2本の杉のご神木が林立する。
本殿に詣る。
本殿左に境内社が1社。
本殿右に遙拝所がある。東向きであり、遙拝所ではよくある伊勢神宮遙拝所、橿原神宮遙拝所、奥宮遙拝所など
方角からして気比神宮か伊勢神宮であろうか。
多由比神社
福井県三方上中郡若狭町田井93-2
若狭町の宇波西神社(うはせじんじゃ)。御祭神は鵜草葺不合尊。名神大社で延喜式内社。
社前は道路を挟んで川に橋が架かる。
背後に山を控えて東向きに鎮座する。
毎年4月には王の舞が奉納される。
手水舎の水は鵜から出ている。御祭神にあやかっているのか。
灯篭の頭には猿?が彫刻されている。珍しい。
階段を上っていき、拝殿を回り込むとご神木の大杉が脇にそびえている。本殿に詣る。
本殿の左に境内社が2社。小美多麻社、氏子の英霊を祀る護国神社のようだ。
もう1社は八幡神社
御朱印は社務所裏のご自宅でいただいた。
宇波西神社
福井県三方上中郡若狭町気山
宇波西神社の元宮の鎮座地。日向港と日向湖に挟まれた丘の上と伝えられる。
日向港
元宮地の入口までは路地が細いので、少し歩く。
個人宅の庭を通り、裏山に元宮があったようだ。
折れ枝の散乱する階段を上っていくと、眼下に三方五湖のひとつ日向湖が臨める。
階段の先に鳥居と奥に社殿が見えてくる。
社殿と思われた覆屋の中に小祠が祀られていた。
宇波西神社(旧地)
福井県三方郡美浜町日向
美浜町に鎮座する佐支神社。延喜式内社に比定されている古社。御祭神は素戔嗚尊。
背後の小山の麓に鎮座する。
鳥居を2つくぐって境内へ。
舞殿と思われる拝殿の後ろに本殿が鎮座する。
階段を上って本殿に詣る。階段の入口には御神木が2本高くのびる。
本殿左に建物がひとつ。中には神輿が納められ、仮殿といったところか
神社の前には田畑が広がる。ちょうど正面の山から朝日が昇る。
佐支神社
福井県三方郡美浜町久々子6−4
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2016年11月8日
価格:1388円+税
収録時間:約88分
BSジャパンで放送された「神社百景 GRACE of JAPAN」(第2シリーズ)の「石鎚山 石鎚神社・前篇」(#73)、「石鎚山 石鎚神社・後篇」(#74)を収録している。ナビゲーターは伊藤英明氏。石鎚神社の4つの社、本社、成就社、奥宮、土小屋遙拝殿の紹介だけではなく、石鎚山を中心とする信仰に関係する寺院や名跡なども紹介する石鎚信仰の総入門的映像となっている。
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編集兼発行:小谷方明
発行日:1986年5月19日(非売品)
ページ数:75ページ
「「和泉国在郷神名帳」は小谷城郷土館所蔵本で、江戸中期に編集の神社史料として珍しい転写本である。」
金沢市二塚に鎮座する宇佐神社。御祭神は神功皇后、応神天皇、比咩大神、八島手命。
先三柱は八幡神であるが、八島手命だけ系統が違う。もしかすると合祀された斯奴社の祭神であったか。
現在は周囲に住宅地が広がるが、かつては一面の田畑が広がっていたのであろう。
本殿の建つ地は周辺よりも一段上がっている丘の上。
詳細不明の境内社が一社。
安産祈願の神石。
祠が崩れている仏様?が一体。
神社が鎮座する二塚の地名は、周辺にあった2つの古墳による。
神社のすぐ東に位置するおまる塚古墳。
神社の南東に位置するびわ塚古墳。形が琵琶に似ていたからというが、今ははっきりした形状を確認できない。
神社参拝のときは地域の人々によって守られてきた古墳の見学もおすすめしたい。
宇佐神社
金沢市北塚町東97
著者:藪信男
発行:出雲市教育委員会
発行日:1987年12月5日
ページ数:190ページ
頒価:500円
「本書は「出雲市誌」「出雲市三十年誌」「出雲市四十年誌」の三市誌に基いて、さらに島根県神社庁編の「神国島根」と、式内社研究会編「式内社調査報告二〇 山陰道3」「同二一 山陰道4」を参考にしてまとめたものである。その内容は鎮座地、主祭神、例祭日、由緒にわけ、由緒については歴史的観点からだけでなく、地理学、考古学、民俗学等の知識を借り、神社周辺の空間的、時間的環境を明らかにしたつもりである。」
旧出雲市内61社を網羅した神社誌。北部の旧平田市、旧大社町、南部の旧佐田町、旧多伎町、旧湖陵町を除く現在の出雲市のほぼ中央部にあたる。
続きを読む 出雲市内神社誌 出雲市民文庫2
著者:森下政四郎
発行所:吉野朝皇居吉水神社社務所
発行日:大正6年4月15日
ページ数:58ページ
吉水神社の神社要覧。祭神、由緒、祭礼、境内の見どころを紹介する。
続きを読む 吉水全集
草津市に鎮座する鞭嵜八幡宮。
南の鳥居から入る。
社殿は西向き。開放的な拝殿の後ろに本殿がある。
本殿の苔生した檜皮葺の屋根が趣がある。本殿に参る。
御祭神は応神天皇、聖母大神、高良大神、住吉大神。聖母大神は神功皇后だと言われる。
境内社を拝殿を時計回りに参る。拝殿左に二社。
大山咋神と蛭子大神
金比羅大権現と貴船大神
拝殿の右に二社。神功皇后と應神天皇
稲荷大明神
宗源殿。地元の祖神が祀られる。
表の鳥居は北側になる。
社前を横切る道路は東海道からの脇道で矢橋道となる。矢橋道は近江八景のひとつ矢橋の渡しにつながる道で、瀬田の唐橋を通らずに京へ入る琵琶湖を行く近道であった。
鯱をいただく表門は膳所城の南大手門で、明治四年の廃藩置県で移築された貴重な遺構である。
鳥居と表門の間に難除水がある。八方厄除の水ということだろうか。
鞭嵜八幡宮
滋賀県草津市矢橋町1463