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加賀小松 菟橋神社⑨

菟橋神社

小松市に鎮座する菟橋神社。4月の御朱印をいただいてきました。

菟橋神社

静かな境内を進み拝殿に参る。

菟橋神社

来月開催予定であったお旅まつりの曳山子供歌舞伎はコロナウイルスの影響で中止となりました。
3月、4月は各神社で疫病退散を願う鎮花祭が行われる。平穏な生活が戻ることを願います。

菟橋神社
石川県小松市浜田町イ-233

能登輪島 重蔵神社㉖

重蔵神社

輪島市に鎮座する重蔵神社。4月の花は桜です。他に2種

重蔵神社

庚子見開きの桜バージョン

重蔵神社

2の日限定のたま様の足跡御朱印の4月バージョン。4月は薄い黄緑色
2日、12日、22日にもらえます。ただしシークレット御朱印なので該当日に欲しいと言わないともらえませんよ。

重蔵神社

大鳥居御朱印の直書きバージョン

重蔵神社

雪見草御朱印。あぜのきらめきに続く写真御朱印の第2弾です。

重蔵神社

ひなまつり御朱印。3月3日から今日までの授与でした。明日から今月いっぱいは輪島のひなまつりに変わるそうです。
輪島ではかつて3月初めはまだ雪深い時期だったので、暖かくなる4月3日にひなまつりを行うそうです。春の例祭も4月初旬に行われ、ひなまつりと例祭で春を迎えたことを喜ぶということですね。

重蔵神社

大鳥居の再建にともない道路際に建っていた社号標も移転するため撤去されました。
鉄パイプのある2カ所に新しく旗立台が築かれるそうです。

重蔵神社

大鳥居の右前に社号標が建てられる。

重蔵神社

拝殿に参る。

重蔵神社

4月の御朱印一覧
コロナの影響もあるとは思いますが、最近は御朱印の郵送依頼も増えてきたということです。

重蔵神社

ひなまつり御朱印は直書きもありますが、書き置きは手摺り和紙に書いてあり、服の模様は1枚1枚違っています。
輪になった新しい手書き御朱印もありました。

重蔵神社
石川県輪島市河井町4-68

美濃岐阜 丸山神社(伊奈波神社旧地)

丸山神社

岐阜市に鎮座する丸山神社。御祭神は伊奈波大神で、伊奈波通りに遷座した延喜式美濃國厚見郡の物部神社の論社伊奈波神社の旧社地となる。
現在は伊奈波神社の境外摂社となっている。

丸山神社

岐阜公園から金華山山頂への登城口のひとつから登る。

丸山神社

5分ほどで境内に到着。

丸山神社

斎藤道三の稲葉山城築城により現在地に遷座、江戸時代に摂社丸山神社として復興して昭和初期まで社殿も残っていたという。

丸山神社

現在でもその名残として拝殿前の烏帽子岩が残り、

丸山神社

その後ろに拝殿の基台

丸山神社

さらに後ろの大岩の先端に本殿?の石積みが残っている。
復興された丸山神社の境内はここまでなのだろう。

丸山神社

さらに奥に進むと現在の丸山神社の石祠(扉がないのでそう呼んでもよいか疑問だが)が石積みの上に鎮座する。

丸山神社

ここから正面の木々の間に山が見る。伊奈波山だろうか

丸山神社(伊奈波神社旧地)
岐阜県岐阜市岐阜公園内

美濃岐阜 伊奈波神社

伊奈波神社

岐阜市に鎮座する伊奈波神社。御祭神は五十瓊敷入彦命を主祭神とし、渟熨斗媛命、日葉酢媛命、彦多都彦命、物部十千根命を配祀する。延喜式美濃国厚見郡の物部神社の論社であり、当社と合祀の2説がある。

伊奈波神社

神社は丘陵の斜面に沿って社殿が配置されている。右手の山が伊奈波山で山頂に峯本宮があるらしい。

伊奈波神社

参集殿の前を通ると密集して賑やかに、今日は結婚式があったようで新郎新婦が写真を撮っていました。

伊奈波神社

鳥居をくぐって進むと神橋の先に楼門が建っている。

伊奈波神社

楼橋の右手に楓稲荷神社(御祭神:宇迦之御魂神)

伊奈波神社

左手にいなば大黒社(御祭神:大己貴命)

伊奈波神社

楼門をくぐる。

伊奈波神社

階段の先に神門・拝殿が見える。

伊奈波神社

拝殿に参る。本殿はよく見えない。

伊奈波神社

左手を見ると檜皮葺きの校倉

伊奈波神社

校倉の奥に末社が二棟見える。
奥に大行事社・右御前社・峯八王子社・金社・大神門社・髙山社・品部社の七社、手前に野宮八幡社・総神社・祖會路神社・兒御前神社・大国主神社・楠神社の六社が祀られている。

伊奈波神社

さらに山門左の回廊隅に神馬像がある。

伊奈波神社

楼門の段に戻る。右手に和歌三神社(御祭神:住吉神・玉津島神・人丸神)、須佐之男神社(御祭神:須佐之男神)、天満神社(御祭神:菅原道真公)、東照宮(御祭神:徳川家康公)四社の合祀殿。

伊奈波神社

その左上方に黒龍社(祭神:高竉神)が建っている。

伊奈波神社

近づけば龍頭岩が見られたみたいだが忘れた。

伊奈波神社

黒龍社にも御朱印がある。黒龍社は伊奈波神社が遷座してくる前からの地主神のようだ。

伊奈波神社

左に烏帽子岩がある。
他にも吉備神社、秋葉神社、金山神社・愛宕神社、松尾神社があるが抜けている。

伊奈波神社

斜面になっているので、境内からでも市街が見える。

伊奈波神社

隠れキャラのようでそんなのいた?という方もいるだろうなというのが
神門前の狛犬の下に逆さ狛犬が左右それぞれにいる。授与所にも逆さ狛犬のおみくじがあるので要チェック

伊奈波神社
岐阜県岐阜市伊奈波通り1の1

加賀小松 菟橋神社⑧

菟橋神社

小松市に鎮座する菟橋神社。3月の御朱印をいただいてきました。

菟橋神社

拝殿に参る。

菟橋神社

上巳の節句の扇が飾られていました。質素で良いです。

菟橋神社

あと2カ月余りでお旅まつりですが、今年は無事に開催できるでしょうか。
一所懸命練習している子らのためにも無事に開催できると良いですね。

菟橋神社
石川県小松市浜田町イ-233

越前福井 出雲大社福井分院③

出雲大社 福井分院

福井市に鎮座する出雲大社福井分院に行って来ました。
目的は特別御朱印です。10日、20日と土日祝日のみ頒布されています。

出雲大社 福井分院

土日祝日だと結婚式をしている日も多いのですが、静かです。これもコロナウイルスの影響でしょうか。

出雲大社 福井分院

手水もコロナウイルスの影響で使用中止になっていました。
水自体は問題ないと思いますが、柄杓を共通することを問題としたのでしょうか。

出雲大社 福井分院

拝殿に参る。

出雲大社 福井分院

今月の特別御朱印は金色で拝殿と、白い瑞雲が描かれている。先月までは切り絵だったんですが、切り絵ではなくなりました。

出雲大社 福井分院

薪の代わりにロウソクに火が付けられ、少し違和感がありますね。

出雲大社 福井分院
福井県福井市渕2丁目2001

越前福井 福井神社⑤

福井神社

福井市に鎮座する福井神社。先月に続き月替わり御朱印をいただきに来ました。
3月はチューリップと

福井神社

パンジーの2種類

福井神社

今月はひな祭りの特別御朱印もありました。

福井神社

三連休初日は曇天のなかの参拝となりました。

福井神社

拝殿に参る。

福井神社

今日は留守番の方のみだったので書き置きをいただきました。

福井神社

令和元年度の御朱印一覧
4月 梅
5月 つつじ
6月 バラ、あじさい
7月 はす、朝顔
8月 向日葵、百合
9月 桔梗 コスモス
10月 りんどう、キンモクセイ
11月 小菊、菊
12月 水仙、ポインセチア
1月 千両、椿
2月 梅、福寿草
3月 チューリップ、パンジー

福井神社

令和元年度限定御朱印
10月22日 即位礼
11月14日 大嘗祭
1月1日 正月初詣
2月3日 節分
3月3日 桃の節句

先月も節分の特別御朱印あったようだが参拝したときには終了していた。今月もそう変わらない月後半だったにもかかわらず残っていたということは、やはりコロナウイルスの影響が大きいようです。

福井神社

福井城本丸堀に隣接して鎮座する福井神社、鳥居の方角からすると本丸堀西側が表参道ということになるのでしょうが、この灯籠は本丸堀北側の遊歩道入口に建てられたもので、裏参道ということになるのだろうか。

福井神社
福井県福井市大手3丁目16−1

加賀前田家と北野天満宮

加賀前田家と北野天満宮
編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:2019年9月14日
ページ数:226ページ
頒価:2,100円
石川県立歴史博物館の令和元年度秋季特別展の図録。菅原道真公の子孫を称する加賀前田家が五十年忌毎に北野天満宮に奉納した太刀を縁として、北野天満宮の宝物と、その北野天満宮を模して創建された小松天満宮の宝物の中心にした展示内容。
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いしかわの神々 信仰と美の世界

いしかわの神々 信仰と美の世界
編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:2019年4月27日
ページ数:171ページ
頒価:1,600円 絶版
石川県立歴史博物館の令和元年度春季特別展の図録。注目は門外不出の御神像だが、それ以外にも多数の文化財が収録される。特別展開催期間が終わるかどうかに品切れになった人気の図録。
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第66回企画展 かめおかの狛犬

第66
編集・発行:亀岡市文化資料館
発行日:2019年10月18日
ページ数:32ページ
頒価:600円
亀岡市文化資料館の令和元年度秋季企画展の図録。亀岡市内の神社の狛犬を集める。本殿や拝殿内に収められている狛犬は普段見ることができないので貴重な姿を見られる。姿形も様々な狛犬が収録されていて面白い。
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万ヶ洞天神神社

万ヶ洞天神神社

岐阜市に鎮座する万ヶ洞天神神社。明知城(白鷹城)の登城道の途中に鎮座し、御祭神は菅原道真公。

万ヶ洞天神神社

今年はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が放映されていて明智光秀公が注目される中、ここ恵那市明智町にもぎふ恵那大河ドラマ館がオープンしました。私も目的はそちらだったんですが、時間配分を間違えて明智町はじっくりとゆかりの地をめぐる時間がなくなりました。といっても御朱印をひとつ見つけたので天神神社だけ参拝することにしました。

大河ドラマ館のある大正浪漫館の前を通り過ぎ、裏手の明知城への登城道を進みます。

万ヶ洞天神神社

途中手水がありました。

万ヶ洞天神神社

天神神社に参拝する。

万ヶ洞天神神社

本殿には神牛が祀られていました。

万ヶ洞天神神社

本殿隣の建物は現在参集所として使用されているものだろうか。

万ヶ洞天神神社

「光秀学問所趾」の看板が吊られている。明智光秀公の生誕地には複数の説があり、ここ明智町もそのひとつになっている。近くの千畳敷砦には産湯の井戸が伝えられ、光秀幼少のとき、京都嵯峨天龍寺の学僧を招いてここ天神社で学んだと伝えられている。

万ヶ洞天神神社

山中の神社は当然のように無人であるが、日本大正村のお店で御城印とともに御朱印が販売されていた。

万ヶ洞天神神社

明智家家紋の桔梗紋と天神社、光秀公が描かれた御朱印は御城印と同じく公式のものではないらしい。
左下の朱印も正式に使用されている印ではないとのこと。シール式で御朱印帳にも貼りやすい。

万ヶ洞天神神社
岐阜県恵那市明智町1318-2

天智天皇の御聖績

天智天皇の御聖績
発行所:近江神宮奉賛会
発行日:1938年5月25日
ページ数:152ページ
近江神宮は1940年に創建される。本書は奉賛会によって編纂された近江神宮の御祭神天智天皇の事蹟をまとめ、近江神宮創建の気運を高めるための書と思われる。頒価の表示のないため、寄付金を募るために奉賛対象者に配布されたものだろうか。旧仮名遣いで少し読みづらいが、神社創建に向けてどういう動きがあったのかが知れる一冊。
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近江神宮奉賛会会報

近江神宮奉賛会会報
第一巻第一号
発行所:近江神宮奉賛会
発行日:1939年2月11日
ページ数:60ページ

近江神宮奉賛会会報
第一巻第二号
発行所:近江神宮奉賛会
発行日:1939年7月20日
ページ数:44ページ

近江神宮は1940年に創建される。本書2冊は奉賛会が発行した創建前の会報になる。近江神宮の工事前の境内地や工事中の神事の貴重な写真が載っている。
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越中射水 櫛田神社⑥

櫛田神社

射水市に鎮座する櫛田神社に参拝してきました。
3月のワンポイントは河津桜でした。

櫛田神社

着いたときは青空も少しのぞいていたのですが、

櫛田神社

まずは拝殿に参ります。

櫛田神社

御朱印をお願いしている間に、みるみるうちに西から黒い雲が押し寄せて雨が降ってきました。
急いで駐車場まで戻りました。

櫛田神社
富山県射水市串田字大沢6838

能登輪島 重蔵神社㉕

重蔵神社

輪島市に鎮座する重蔵神社に行って来ました。
3月の花御朱印は雪見草です。他に2種。

重蔵神社

庚子の見開きサイズは花御朱印の定番になりました。雪見草バージョンもカワイイです。

重蔵神社

昨日から1週間、如月祭ということで3月の限定御朱印になります。

重蔵神社

如月祭の見開きサイズ

重蔵神社

あっそういえば今日2日ですね。と言って出てきたのは2月の限定御朱印だった「たま様の足跡御朱印」
今月から2の日限定で直書きされるそうです。今月は足跡が黄色です。
掲示はされていませんが、2日とおそらく22日に授与できます。

重蔵神社

午前中は天気良かったですね。

重蔵神社

拝殿に参る。如月祭の期間中ということで何か神事をしているかもと思っていましたが境内は静かなもので、御朱印を待つ間氏子の方が何人か訪問してきました。

重蔵神社

手水はひな祭りになっていました。

重蔵神社

今月授与される御朱印です。
掲示されてませんが、3日からひなまつりが直書きで授与されるそうです。
2月も節分をもらい損ねましたが、今後猫御朱印といずれを選択するか悩ましいところです。

重蔵神社

後で気づくと、はさみ紙にもスタンプが押されていて記念になります。

重蔵神社
石川県輪島市河井町4-68

加賀金沢 安江住吉神社②

安江住吉神社

金沢市に鎮座する安江住吉神社。御祭神は表筒男命、中筒男命、底筒男命、武甕槌命。
延喜式の石川郡味知神社の論社となっている。

安江住吉神社

今日の人形感謝まつりから新たに御朱印が授与されるようになりました。
最近の参拝者増加と御朱印要望に応えて、氏子の方が月1回(不定期)御朱印帳への記帳のため社務所に詰めることになったと先日地元新聞に載りました。

安江住吉神社

ということで、仕事が終わってから神社に出かけました。良い天気です。

安江住吉神社

今日は人形感謝まつりということで、氏子の方も大勢集まっていました。
参道の左の建物で御朱印が授与されました。

安江住吉神社

まずは拝殿に参る。

安江住吉神社

授与所で御朱印をいただきました。
社名印の大きさが2種類あり、今日は直書きが大きな社名印、書き置きが小さな社名印でした。
この違いは社名の墨書きの文字の細さに対応するということらしいのですが、直書きが300円で、書き置きが500円だったので、直書きは行列になると書く方が大変なんで逆の場合が多いですね。
社紋の三羽雀の印と今日は人形感謝まつりの限定御朱印となっていますが、通常は人形感謝まつりの場所に「人形祓之神社」と墨書きされるようです。

安江住吉神社

人形のお祓いに来た方は、拝殿前でお祓い料をお支払いして手続きし、拝殿内でお祓いを受けていました。

安江住吉神社

お祓い料も安くはないですが、2002年から始まった人形供養は年々希望者が多くなっているようです。

安江住吉神社

境内には参道沿いに2対4基の燈籠があるが、大坂の船主から航海の安全を祈って奉納されたもの(拝殿に近い方が天明2年(1782)、鳥居に近いほうが文化2年(1805))で文化2年のほうには船主の屋号のマークがずらりと並んでいる。なかなか珍しい刻印。ちなみに天明2年のほうには「大廻講中」と書かれている。

安江住吉神社
石川県金沢市北安江2丁目15−37

島嶼と海の世界 九州の中世Ⅰ

島嶼と海の世界 九州の中世Ⅰ
編者:大庭康時、佐伯弘次、坪根伸也
発行所:高志書院
ページ数:180ページ
定価:2,200円+税
中世の神社の歴史を調べようとしても史料が残っておらず不明な場合も多い。そういうときは地域の歴史から神社を考察するということも必要になってくる。本書は「九州の中世」全4冊の1冊目。

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斐太歴史の里の文化史 鎮守の森の文化財と斐太神社を訪ねて

斐太歴史の里の文化史 鎮守の森の文化財と斐太神社を訪ねて
編集・発行:妙高市教育委員会
発行日:2014年3月28日
ページ数:289ページ
頒価:2,000円
妙高市にある斐太歴史の里を中心とした旧斐太村の歴史をまとめる。中心は同地に鎮座する斐太神社の歴史だが、公園内の国指定史跡、斐太遺跡、観音平古墳群、天神堂古墳群、鮫ヶ尾城跡の4つの遺跡を紹介している。特論は斐太神社と兼務社に触れていて神社史と言っても良い内容になっている。カラー写真が使用され、最近の市町村史の時流に沿った編纂で読みやすい。
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丹波園部 城崎神社

城崎神社

旧園部町に鎮座する城崎神社。御祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神。
日本三代実録に神階従五位を授けられたと記載される城崎神とされる。いわゆる式外社。

城崎神社

境内を南から見る。境内の灯籠には「春日社」の銘が入り、古代には城崎神と呼ばれたが、中世以降は春日大明神と呼ばれた。

城崎神社

鳥居の右に「式内 城崎神社」の社号標が建つ。式外じゃないんですよね。

城崎神社

木崎庄の総氏神として江戸時代には園部藩主の崇敬も厚かったといい、拝殿も大きい。

城崎神社

拝殿背後の本殿には覆い屋が掛けられている。

城崎神社

中の本殿は檜皮葺で拝殿にも増して大きい。

城崎神社

本殿に参る。

城崎神社

本殿の右には摂社蛭子神社

城崎神社

境内の左には摂社稲荷社

城崎神社

本殿前の由緒書には摂社が3社書かれている。境内を探したがここが若宮社遙拝所だろうか。

城崎神社
京都府南丹市園部町上木崎町岩崎27

丹波園部 生身天満宮

生身天満宮

旧園部町に鎮座する生身天満宮。御祭神は菅原道真公。
園部には菅原道真公の別邸があり、全国の天満宮で唯一生きている間に祀られた社だといい、そこから「日本最古の天満宮」と言われる。

生身天満宮

道路向かいの駐車場に石灯籠が建っている。

生身天満宮

鳥居から階段を上り本殿へと向かう。

生身天満宮

階段右の斜面には梅林が広がっている。

生身天満宮

梅林の反対側の左の方に武部源蔵社が建つ。当社の始祖で園部の代官として道真公に仕えていた。

生身天満宮

階段の途中に厳島神社

生身天満宮

その上に国定国光稲荷神社が建つ。

生身天満宮

階段を上り終えると正面に大神宮

生身天満宮

大神宮の脇に塞神社と白山姫神社がある。

生身天満宮

大神宮の右上に秋葉愛宕神社が建つ。ここが境内の中では最高所になる。

生身天満宮

階段を上り左に曲がると鳥居の先に社殿がある。

生身天満宮

右手には神楽殿。来月竣工する予定という。

生身天満宮

拝殿に参る。

生身天満宮

拝殿には三十六歌仙が並んでいる。

生身天満宮

本殿右後ろに境内社、右に紅梅神社、白太夫神社、若松神社の3社、左に稲荷神社、金比羅神社の2社が合殿となっている。

生身天満宮

社務所の左には八坂神社、西宮神社、八幡宮が並ぶ。

生身天満宮

社務所前には使いの牛像があった。

生身天満宮

生身天満宮は別邸のあった小麦山に祀られたが、園部藩が園部城を当地に築城することとなり、現在の天神山へと遷座したという。小麦山は園部公園となっており、「生身天満宮跡」の石碑が建っている。

生身天満宮
京都府南丹市園部町美園町1号67番地

丹波亀岡 宮川神社

宮川神社

亀岡市に鎮座する宮川神社。御祭神は伊賀古夜姫命と譽田別命の二柱。
延喜式桑田郡神野神社の論社のひとつ。

神野神社の創建は文武天皇大宝年間に神野山山上と伝えられる。それ以前の欽明天皇32年に宇佐八幡宮から勧請し神野山山中に奉斎、その社地を八幡平という。正保4年に二社を合祀して山麓に宮川神社として再興されたという。

宮川神社

山上への道路も狭かったが、山麓の宮川神社への道も集落の細い道を奥へ、山裾まで進んでようやく着く。
そこは半国山へのハイキングコースのひとつである宮川コースの入口になっている。

宮川神社

階段を少し上ると左手に境内がある。まっすぐフェンスの先がハイキングコースだ。

宮川神社

入口に「延喜式内 宮川神社」の社号標。由緒書もある。

宮川神社

参道を進むと、両側に塀が続くが、漆喰が落ちている部分も多い。山麓北側とあって湿気も多いのだろう。

宮川神社

伐採された木もある。ここでも平成30年9月の台風21号の被害があったのだろうか。

宮川神社

さらに進むと正面に拝殿、右手に本殿が見えてくる。

宮川神社

右に曲がって階段を上ると本殿。本殿に参る。

宮川神社

本殿は覆い屋の中だが、横に回り込むと本殿に食い込むように大岩が背後に現われた。
この大岩を磐座として本殿を建てたものと考えられる。

宮川神社

本殿の左に道が続いているので行ってみる。

宮川神社

途中、玉依姫命を祀る小祠。御祭神の伊賀古夜姫命は玉依姫命の母神となる。

宮川神社

少し下がったところに貴船大神を祀る小祠。
ここは神社に隣接して築庭された神苑のようだが、やはり災害により荒れている感じがする。

宮川神社

磐座を祀るような場所もある。

宮川神社

道は拝殿に続いている。神苑は拝殿と本殿の比高くらいの高低差がある。

宮川神社
京都府亀岡市宮前町宮川神尾山2

丹波亀岡 宮川神社旧地

宮川神社

亀岡市に鎮座する宮川神社の旧鎮座地は神尾山山上。

宮川神社

神尾山、古くは神野山と呼ばれる。

宮川神社

すれ違いも難しい山道をどんどん上っていくと突き当たりに神尾山金輪寺がある。
神野神社の神宮寺だった。

宮川神社

金輪寺の裏を山頂に進むと神尾山城がある。尾根沿いに曲輪が幾重にも連なっている。

宮川神社

山上にはまず宇佐八幡宮から勧請された八幡宮が祀られ、後に神野神社が祀られる。
八幡宮が祀られたことから八幡平と呼ばれたようだが、この看板以降案内が全くなくなる。

宮川神社

方角の案内ある辺りが展望台だろうか。全く視界も開けず山頂付近に至っても城跡などの案内板を見つけることができなかった。
神尾山城は本目城とも呼ばれ、明智光秀が丹波攻略のために築城した城のひとつだった。

宮川神社旧鎮座地
京都府亀岡市宮前町宮川神尾山山頂

丹波亀岡 小幡神社②

小幡神社

亀岡市に鎮座する小幡神社。御祭神は開化天皇を主祭神とし、皇子の彦坐王、孫の小俣王の三代を祀る。
延喜式桑田郡の比定社。

小幡神社

入口の社号標から一段下がって境内が広がる。

小幡神社

鳥居の先に左に社務所、右に自宅が建つ。後で自宅の方を訪ねて御朱印をいただいた。

小幡神社

開放的な拝殿

小幡神社

拝殿の後ろや本殿のまわりに境内が複数建っている。

小幡神社

拝殿左後ろに愛宕社

小幡神社

拝殿右後ろに百太夫社

小幡神社

本殿に参る。本殿には「正一位小野大明神」の扁額が架かる。

小幡神社

本殿左前に大原社

小幡神社

本殿の左に朱色の鳥居が立ち並び、その先に稲荷社

小幡神社

本殿の左後に遷之宮。地蔵が多く並んでいる。

小幡神社

本殿の屋根が苔生して雰囲気がある。

小幡神社

本殿右後に地主社

小幡神社

上田正昭宮司の歌碑。小幡神社宮司で元京大教授、前大阪女子大学長の文学博士だそうです。
氏子には大本教の出口王仁三郎、本名上田喜三郎がいるそうです。

小幡神社

愛宕社の前にある石柱は社日というらしい。ぱっと見ると四角に見えるのだが、実は五角形。
それぞれの面に神名が刻まれていて、「農業祖神 天照大神」「五穀祖神 倉稲魂命」「五穀守神 大己貴命」「
五穀護神 少彦名命」「土御祖神 埴安媛命」の五神。

小幡神社

社の東には犬飼川。神社の裏山は穴太城址だそうです。

小幡神社
京都府亀岡市曽我部町穴太宮垣内1

丹波亀岡 走田神社②

走田神社

亀岡市に鎮座する走田神社。御祭神は彦火火出見命、豊玉姫命、彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊。
延喜式桑田郡の比定社。

走田神社

社前鳥居。一部地域は参拝管理が終わっていないところもあり、当社も来てみて2度目だと分かった。

走田神社

参道に入るとすぐ左手に百大夫社。

走田神社

さらに進むと右に馬のチェーンソーアート。

走田神社

こんなに空の開けた神社だったかと歩きながら思っていたのだが、平成30年9月の台風20号で境内の大木の多くが倒れてしまったようだ。

走田神社

参道右に稲荷社。鳥居の復興は終わっているようだが

走田神社

社殿のほうはまだ未着手のまま

走田神社

さらに参道を進むと右に本殿が建ち、前に灯籠が並ぶ。

走田神社

本殿の前に境内社。右に経津主社、左に大国主社。

走田神社

本殿に参る。

走田神社

参道突き当たりに弁財天社が建つ。

走田神社

本殿前に倉、神輿倉なのか単なる倉庫なのか

走田神社

その前に台風前と後の写真が貼ってあった。台風前は境内参道も見えないほどの社叢、台風で倒木を除去した後は7割ほどが開けてしまった。被害状況は想像を絶する。

走田神社

社務所兼自宅が境内に隣接して鳥居左にある。茅葺きの歴史を感じる建物。
お昼時に申し訳なかったが御朱印をお願いすると快く応じていただけた。

走田神社
京都府亀岡市余部町走田1

丹波亀岡 鍬山神社

鍬山神社

亀岡市に鎮座する鍬山神社。御祭神は大巳貴神、誉田別尊。延喜式桑田郡の比定社。

鍬山神社

国道9号線から南に入ると大鳥居が建つ。その右を進む。

鍬山神社

駐車場に着くと入口に境内社百太夫社が建つ。御祭神は豊磐間戸命、櫛磐間戸命、猿田彦命。御神徳に道祖神とあるので元はそういうものだったのだろう。

鍬山神社

駐車場から歩くと右に朱色の鳥居が建つ。正面には絵馬堂が建っている。

鍬山神社

鳥居をくぐると左手に社務所。参拝後で御朱印をいただくことにする。

鍬山神社

一段上がると拝殿、さらに1段上に本殿が建つ。

鍬山神社

拝殿の左側に山手に向かう道と鳥居が建つ。通行止めになっていて奥宮でもあるのかと後で授与所で尋ねると滝があるのだそうだ。

鍬山神社

拝殿の裏に本殿が2棟並んで建っている。

鍬山神社

その前に拝殿右側に行くと池があり厳島神社がある。御祭神は市杵島姫命。

鍬山神社

本殿に参る。右に客神として八幡宮。御祭神は誉田別尊。

鍬山神社

左に主神として鍬山宮が建つ。御祭神は大巳貴命。

鍬山神社

社務所前に複数の境内社が並んでいる。
合殿になっているのは左から金山神社(金山姫命)、樫船神社(猿田彦命)、高樹神社(山雷大神)、左に日吉神社(大山咋神)、一番右に熊野神社(豊宇気大神、伊弉諾尊、天児屋根命)。

鍬山神社

その右に稲荷神社(倉稲魂神)、疱瘡神社(大国主命)。

鍬山神社

さらに右に安産石。八幡宮の御祭神誉田別尊が降臨したと伝えられる天岡山に天岡山トンネルを開通させたときに拾った貫通石だそうです。安産の祈願をされる方は触ってもいいようです。

鍬山神社

一番奥に正面右に天満宮(菅原道真公)、左に愛宕神社(火産霊神)。

鍬山神社
京都府亀岡市上矢田町上垣内22−2