名古屋市に鎮座する上野天満宮。御祭神は菅原道真公を主祭神とし、伊弉冉命、木花咲耶姫命、素戔嗚尊を相殿に祀る。
京都を追われた花山天皇に仕えていた安倍晴明一族の一部が千種区晴明山に移り住み、自らの境遇と照らして建立したと伝わる。
社殿は南向き。鳥居の両脇に社号標が建つ。
二の鳥居の先に石造りの番塀と社殿が見える。
番塀の裏や燈籠の隅などに沢山の道真公のおみくじ人形が飾られている。
拝殿に参る。
左手の社務所で御朱印をいただく。
境内の南西角に末社があり、猿田彦神社、稲荷社、白山社、琴比羅社、秋葉社、御嶽社、塩竃神社の七社が祀られているが、ちょうど改築中で更地になっており、本殿に仮遷座されているところだった。10月には完成予定という。
上野天満宮
愛知県名古屋市千種区赤坂町4-89