志賀町に鎮座する高爪神社。御祭神は日本武尊。
社殿は南向き。入口には鳥居が建つ。
参道を進むと階段の先に社殿が見える。
階段をのぼっていく
拝殿に参る。
拝殿の後ろに独立して本殿が建つ。
社殿の右に観音堂。能登国三十三観音霊場になっている。本尊は十一面観音座像。
祀り方は神式なのが今となっては不思議な感じだが、神仏習合だと思えば普通なのだろうか。
毎月18日には扉を開いて直接観音を詣ることができる。
境内に隣接する社務所兼自宅で御朱印をいただく。
前回の参拝時は能登国三十三観音の御朱印のみだったが、最近代替わりして神社の御朱印も授与されるようになった。
高爪神社の奥宮は能登富士と呼ばれる高爪山の頂上にある。南麓の大福寺集落に鳥居が建つ。能登沖神社で鳥居は倒壊したため、最近新しく再建された。
鳥居近くから見ると奥の高爪山はわかりにくいが、少し下がってみると秀麗なその山容がよくわかる。
高爪山に初めて登拝する。
頂上に近づくと原生林がよく残っている。
頂上に辿り着くと愕然とした。奥宮は能登沖地震で土台が潰れて傾いている。屋根にもブルーシートが掛けられたままで、修復を待っていた。奥宮に参って下山する。
高爪神社
石川県羽咋郡志賀町大福寺ナ58