南砺市に鎮座する高瀬神社。御祭神は大己貴命を主祭神とし、天活玉命、五十猛命を配祀する。末社の神明宮 天照皇大神、風宮 級長戸辺命、天満宮 菅原道真公を相殿に祀る。延喜式砺波郡の比定社で、越中国一宮。
社殿は南向き
一の鳥居の先、拝殿前に二の鳥居が建つ。他に境内の北方に大鳥居が建つ。
手水の水中には南の高瀬遺跡で発掘された1200年前の建物の柱が浸かっている。
手水舎の左奥に宝物殿
拝殿に参る。
拝殿後方に御垣に囲まれて本殿が建つ。
拝殿左方に土俵
二の鳥居の左方に末社高瀬稲荷社が鎮座する。
拝殿の左に功霊殿(招魂社)、砺波地方出身社の御英霊を祀る。功霊殿社殿は旧高瀬神社本殿という。
境内西側の授与所にて御朱印をいただく。
今日は拝殿で、出雲地方に伝わる国指定重要無形民俗文化財「大土地神楽(おおどちかぐら)」二演目の奉納が行われました。一年に一度伝統芸能の奉納がありますが、今年の神楽は特に見たいものでありました。
「野見宿禰」は相撲の起源となる話です。
「荒神」は神話国譲りの話です。
間近で見る神楽は迫力があり印象深いものでした。
高瀬神社
富山県南砺市高瀬291