新潟市に鎮座する三社神社。御祭神は大日孁貴命、誉田別命、武甕槌命の三柱。神明宮、八幡宮、鹿島社の三社の神様を祀ることからの名称だろうか。
神社は南向きに鎮座。延享四年(1747)、附寄嶋と呼ばれた信濃川の中洲にあった当地、後の流作場新田の鎮守として開拓者の安倍玄的が創建し、最初は「神明宮」と呼ばれたということで、三社のうち最初に大日孁貴命が祀られたようだ。
鳥居は一の鳥居の前に二の鳥居
左方に神輿庫
少し進むと右方に神輿殿
境内には蛙がたくさんいる。中洲だったこともあって洪水に何度も襲われ廃村を決めたところ、そんな惨状のなかでも青蛙が力強く生きている姿に村人が奮起して村を再建したと伝えられ、「玄的の青蛙」を村繁栄の象徴としたという。
蛙おみくじもあり、奉納所がありたくさんの蛙が奉納されている。
拝殿に参る。
境内社の石宮神社、ツツガムシ除けの神を祀る。
不明の境内社
1878年の明治天皇北陸御巡幸の流作場御小休所跡碑や
御着船聖跡碑がある。
昭和初期まで旧新潟ホテル付近にあったと伝わる嘉永7年(1854)の道標と古そうな燈籠
沼垂町長安倍九二造撰文による初代萬代橋の記念碑「創架萬代橋碑」
三社神社
新潟県新潟市中央区三和町1−1