小矢部市に鎮座する埴生護国八幡宮。御祭神は八幡大神。
奈良時代に宇佐八幡宮から御分霊を勧請し、木曽義仲公が倶利伽羅合戦の前に戦勝祈願したことで知られる。
社殿は南向きで、倶利伽羅山の東麓に鎮座する。
社務所の前に木曽義仲公の騎馬像が立つ。
手水に注ぐ水は倶利伽羅山中の「鳩清水」の滝を源とする霊水で、全国名水百選に選ばれている。
右手の授与所に書き置きの御朱印が置いてあったので帰りにいただいた。
二の鳥居から社殿へ延びる階段は戦国末期に蓮沼城主の遊佐慶親公による寄進で、もとは煩悩の数である108段あったというが、現在は103段になる。
拝殿に参る。
拝殿、幣殿、本殿は国指定重要文化財。
埴生護国八幡宮は能「木曽」の舞台になっている。
埴生護国八幡宮
富山県小矢部市埴生2992