下諏訪町に鎮座する諏訪大社の下社春宮。御祭神は建御名方神、八坂刀売神。
社前の駐車場に車を停め、神社へ向かう。
入口は工事中だった。
少し回り込んで入ると、鳥居の修復中だろうか。
少し坂を上って社殿に向かう。
正面は神楽殿。
右に結びの杉という大杉がそびえる。
杉と拝殿の間に二社並んでいる。末社上諏訪社、御祭神は建御名方神。
摂社若宮社、御祭神は建御名方彦神別命、他12神。
左片拝殿片拝殿の隅に一之御柱。
奥に四之御柱が見える。
幣拝殿に参る。
右片拝殿片拝殿の隅に二之御柱。
奥に三之御柱。
左に二社並んでいる。末社児安社、御祭神は高志奴河姫命。
筒粥殿、特殊神事のひとつ筒粥神事が行われる建物
境内の西を流れる砥川の中州に末社浮島社が建つ。大祓、夏越の祓が行われる。
さらに西岸に渡ると、万治の石仏がある。
春宮の鳥居を造るためにノミを入れたところ、傷口から血が流れ出したという伝説のある石仏。とても穏やかな顔と風貌だ。
社前から南へ800m延びる道路は馬場だったという。中間から神社寄りに下馬橋がある。
国道20号線、旧中山道との交差点に大鳥居が立つ。
下社春宮を参拝した後、もう一度回ったところがある。大鳥居の少し南に立つ大灯籠。
春宮から秋宮の間に矢除石と龍の口がある。矢除石は慈雲寺の天桂和尚が矢除けの霊力がある石として、武田信玄に念力のこもった矢除札を授けたという伝説がある。
龍の口は慈雲寺の門前にあり、中山道を往来した旅人ののどを潤したという。
諏訪大社下社春宮
長野県諏訪郡下諏訪町193