亀山市に鎮座する能褒野神社。御祭神は日本武尊(倭健命)。明治の神社整理により、川崎村にあった県主神社(御祭神は建見児玉)、志婆加支神社(御祭神は大八洲の霊)を合祀し、ともに延喜式鈴鹿郡の論社のひとつ。
境内一帯はのぼのの森公園として整備されている。
当地は日本武尊が東征の帰路薨去した地と伝えられる。
参道を進むと右に折れ、鳥居の先に拝殿が見えてくる。
拝殿に参る。
拝殿の右に那久志理神社、御祭神は長白羽神、瀬織津姫命。もとは当地の東方に鎮座していた。
明治の神社整理により、能褒野神社に合祀。鳥居をくぐって進むと山神と
水神の碑があるのみであった。
拝殿右に社務所があるが留守であった。玄関に御朱印の書き置きが置いてあったのでいただいてきた。
神社の南方に日本武尊の能褒野墓があり宮内庁管理となっている。
能褒野神社
三重県亀山市田村町1409