鳥取市に鎮座する白兎神社。因幡の白兎の神話の舞台となった地である。御祭神は白兎神を主祭神とし、保食神を合祀する。
鳥居は日本海に向かって北向きに立つ。
階段を上がると大国主神と八上姫、そして白兎の砂像。近郊の鳥取砂丘の砂像は観光資源になっている。
手水舎の前に御身洗池がある。不増不減の池とも言われ、干ばつや豪雨にも水の増減がないという。神話ではこの池で白兎が身体を洗ったという。
池の前に拝殿。社殿は西向き。拝殿に参る。
拝殿後ろに本殿。
本殿の礎石は皇室と同じ菊の紋章が彫刻してある菊座石となっていて珍しい。
拝殿左の社務所で御朱印をいただく。兎のおみくじなど、兎の授与物がたくさんある。
社前は道の駅神話の里白うさぎ
駐車場には因幡の白兎をモチーフにした石像が立つ。
道の駅前には山陰海岸ジオパークに登録された白兎海岸の砂浜が広がる。
海岸に突き出た岬が気多之前、沖に浮かぶのが淤岐ノ島、その間に波蝕棚が飛び石状に連なり、物語の世界を彷彿とさせる。
白兎神社
鳥取県鳥取市白兎603