京都市に鎮座する伏見稲荷大社。関西で最も初詣の多い神社。
御祭神は宇迦之御魂大神、大宮能売大神、佐田彦大神と摂社田中社の田中大神、摂社四大神の四大神の五柱。延喜式の紀伊郡稲荷神社の比定社であり、摂社田中社が飛鳥田神社の論社、摂社四大神が御諸神社の論社となっている。
社殿は西向き。参拝客のまだ少ない時間帯を狙って朝早く参拝に来た。朝日がまぶしい。
社名標の横に稲荷の神使キツネの銅像。境内ではたくさんのキツネに会うことになる。
参道を進むと左に境内社が三社。右より
霊魂社、祭神は瑞穂講社、講務本庁の特別崇敬者、当社に係り深い物故者の御魂。
末社藤尾社、祭神は舎人親王。
末社熊野社、祭神は伊邪那美大神。
二つ目の大鳥居の後ろには楼門。
天正期に秀吉が寄進した楼門。南北の廻廊が江戸中期に拡張された。
楼門をくぐると右手に末社東丸神社。社家に生まれた荷田春満を祀る。春葉殿と荷田社の2つの境内社がある。
本殿は前に拝殿がつく型式。正面や真横からの撮影はできなかったのでやや斜めから。
本殿に参る。
本殿後ろの左に権殿。
本殿の真後ろには奥宮と稲荷山の遙拝所。
鳥居型の珍しい絵馬。これだけたくさんあると朱がまぶしい。
御朱印は8時30分からということでお山めぐりの帰りにいただいた。
伏見稲荷大社
京都府京都市伏見区深草藪之内町68