岐阜県の木曽川と揖斐川の間の洲島に鎮座する治水神社。御祭神は宝暦治水工事の総奉行平田靱負正輔大人命。
江戸時代中期の宝暦年間、手伝い普請を命じられた薩摩藩は多大な犠牲を払って治水工事を完成させました。
神社は南向きに鎮座する。
神社境内に沿って史跡油島千本松締切堤が道路となって残る。
神門と玉垣で囲まれた本殿、拝殿。
左手に薩摩義士の像
神門で詣る。神門左に社務所があり、御朱印をいただいた。
本殿右前に小さな祠あり。昭和34年9月26日の伊勢湾台風の犠牲者を慰霊するための治水昭和之宮。
創建当初平田氏以下86名を合祀する予定であったが、当時祭神の合祀は靖国神社以外認められなかったため、彼らの位牌を安置した宝暦治水観音堂が本殿裏にある。
治水神社
岐阜県海津市海津町油島