七尾市の大地主神社の夏祭り、七尾祇園祭に行ってきました。昼過ぎまでは雨が降ってきたが晴れたこともあり、涼しく人出も多かった。
祇園祭という名称からもわかるように、かつて牛頭天王を祀り、今は須佐之男命を神輿に乗せて悪霊退散と幸福を願う祇園会のひとつである。昨年日本遺産に認定された「灯り舞う半島 能登~熱狂のキリコ祭り~」を構成する1つの祭りでもある。
七尾祇園祭には11基の奉燈(七尾ではキリコのことは奉燈と呼ぶ)が出る。
山王町の奉燈は大地主神社の前からスタートする。
重いものは2トンにもなる奉燈を50人で力一杯担ぐ。
「サカサイ、サカサッカイ」とかけ声とともに、時々奉燈を持ち上げる。
上には囃子を奏でる子供たちが乗る。時々持ち上げられて楽しそう。
山王町の奉燈は神社前を1周、道路に出て折り返し、町内会館で小休憩。
他の奉燈を探しに出ました。辺りは暗くなり始めて、奉燈の灯りがきれい。
仮宮にやってきました。仮宮の後ろには露店も出ている。
仮宮には神輿がすでに到着している。
奉燈は町内の狭い路地も慎重に通っていく。
20時半頃から仮宮前に奉燈が1基ずつ入ってきて乱舞する。
奉燈が揃う(11基のうち1基は大きすぎて仮宮前まで来られず途中待機)と仮宮の背後に花火が上がる。
奉燈の上に花火が上がるのは景色がいい。
そこから大地主神社への還御が始まったが、今回はここで帰ってきた。
七尾祇園祭日程
開催日:7月第2土曜
15:30 大地主神社で出御祭
16:00 大地主神社から神輿出発
18:00~ 奉燈の巡行開始
18:30 山王町の奉燈が大地主神社前でまだらを披露し出発する
20:20~ 仮宮の前に奉燈が集まり始まる
21:30 奉燈の集合が完了し、清祓い神事が終わると港(仮宮後方)に花火が上がる
21:40~ 花火終了後、1番奉燈から仮宮を出発し、最後に神輿が続き大地主神社に還御する
23:30 大地主神社で還御祭。11番奉燈がまだら披露
大地主神社
石川県七尾市山王町1-13