能登富来 機具岩(能登二見)

機具岩

機具岩(はたごいわ)は、機織り(はたおり)の神様の伝説を生んだ夫婦岩。

機具岩

機具(機織りの道具)のような岩から命名され、高さが16メートルと12メートルの2つの岩からなる。伊勢の二見岩によく似ていることから、別名「能登二見」と呼ばれる。伊勢の二見岩は、高さ9メートルの岩が男岩、高さ4メートルの方が女岩に対して、能登の機具岩は、高さ16メートルの方が女岩、高さ12メートルの方が男岩。

機具岩

女岩のほうに小祠が建っている。その昔、能登の地に織物の業を広めた、鹿島郡能登部の能登比咩神社のご祭神である渟名木入比咩命が、織機を背負って山越した折、途中で山賊に遭い、思わず織機を海中に投げたところ、こつぜんとしてそれが岩に変じたといわれている。

機具岩

機具岩は夕日のビュースポットであり、2つの岩にかかる注連縄とその間に落ちる夕日がきれい。

機具岩

夏に近づくと夕日は水平線ではなく、少し突き出た高岩岬のほうに沈んでいく。

機具岩

今日は夕日を見る予定になかったので広角レンズを持っていなかった。無理やりつなげてみた。

機具岩(能登二見)
石川県羽咋郡志賀町七海

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