上越市名立の江野神社。旧県社で延喜式内社の論社。
御祭神は、建御名方命、事代主命、大己貴命、素佐能男命、稻田比賣命、屋主忍男武雄心命、影姫命、武内宿禰命と多いが、明治の神社整理による合祀の影響のようだ。
(御朱印はあったようだが、あらかじめ連絡が必要なようだ。)
入口の社号石碑があり、後方の小山に鎮座する。
一端西に上って、鳥居をくぐり東から南へ折れて社殿に至る。
社務所前に手水舎、その横に境内社として稲荷社がある。
拝殿は銅板葺きで新しく感じたのだが、後で調べてみると数年前までは茅葺きだったようだ。
彫刻は珍しいもの。布袋と恵比寿だろうか。
木鼻の彫刻は鯛と海老で、こちらも珍しいが日本海が近いので豊漁祈願の意味があるようだ。
拝殿の中で詣る。
入口鳥居の参道とは反対方角にも境内社が建っている。
鳥居前には「琴平神社」の石碑があるが、社殿に入ると「秋葉神社」の扁額がかかっていた。
とすると、山の斜面にあるこの石祠が琴平神社なのか?
江野神社
新潟県上越市名立区名立大町字明神山1335