妙高市の斐太神社。御祭神は八千矛神が主祭神、積羽八重事代主神と建御名方命をが相殿に祀られる。八千矛神は大国主命、積羽八重事代主神は事代主命とされている。戦国時代は後方の山上に築かれた鮫ヶ尾城の鬼門鎮守として上杉氏の篤い庇護を受けたという。
旧社格は郷社で、頸城郡の延喜式内社とされる古社でもある。
鳥居をくぐり参道を進むと、杉が両脇に林立する階段を上る。
風格のある拝殿に詣る。
地域の大社だけあって、拝殿には新潟県知事の揮毫額が複数掲げられている。
境内社は階段を上ったところすぐに稲荷社。
拝殿左方に雁田神社と石祠が見える。
雁田神社の御祭神は奉納額からも伊弉諾尊、伊弉冉尊とわかる。
子宝・安産祈願の社のようで、奉納物もそれらしいものがある。
石祠は調べると八幡社のようだが、3つあるので後方の祠はまた違うものかもしれない。
参道脇の社務所兼自宅で御朱印のことを伺いましたが、書く人が不在ということで今日は縁がありませんでした。
斐太神社
新潟県妙高市宮内字屋敷連241