南丹市に鎮座する荒井神社。御祭神は荒井神を主祭神とし、健御雷命、経津主命、天兒屋根命、比売神を配祀する。
延喜式の船井郡嶋物部神社に比定されている。
路地も狭かったので手前に停めて歩く。
別の場所から移転したようで、現在は寺と隣接するように鎮座する。
高倉天皇勅願所だった西光寺。長い参道の奥に門が見えた。
境内入口に鳥居が建つ。社号標はないようだ。
鳥居の扁額は「正一位 荒井大明神」
鳥居横に大きな杉があり、社叢一帯が保全地区になっている。
拝殿前に狛犬一対。
拝殿を通り、本殿に参る。
本殿に貼り紙が・・・「アライグマ対策のため格子戸を閉めています」
以前は開くことができたのか
格子戸の隙間から本殿をのぞく。
朱色の拝殿。江戸時代のものらしい。
本殿の右にまわると、かつては庭園だったような石組みがあった。
帰りに拝殿で上を見ると、古い額が並んでいた。
三十六歌仙のようだ。1枚の額に2人ずつ描かれ、28人分あった。
荒井神社
京都府南丹市八木町美里字荒井1