気多大社(氣多大社)は、気多神宮とも言われ、能登国一宮である。御祭神は大国主神。社殿背後に「入らずの森」と言われる社叢が、人の手を入れていない原生林として広がっている。
駐車場は社殿のすぐ近くにある。しかし、鳥居の前に立って振り返ると、海の方角に大鳥居が見える。まずは大鳥居から往時の姿を想像してみることにした。
御朱印をいただくと氣多大社の「氣」の字が書かれた書をいただける。
7月、8月の2カ月間は「縁結び祭」と称して、縁結びの強化月間のようで、神門でもらう案内には縁結びのお守りの案内が、さらに名刺サイズの祭りチラシが所々に置かれている。
さて、海沿いに下りてきて、大鳥居の前に立つ。遙か向こうの山の麓に社殿がある。しかし、この参道の一本道の両脇には民家が建ち並ぶのに、この社殿までの参道が良好に残っているのは貴重だな。
大鳥居の横に立つ社号標のは明治34年の建立。
ほぼ中央の県道を渡ると、大鳥居まではこのくらい。
振り返って、社殿鳥居までは上り坂で同じくらい。
鳥居をくぐると境内はそれほど広くはない。神門をくぐると、バイトの巫女さんが参拝順序を説明してくれる。
正面は拝殿、その後ろに本殿。
拝殿左側に幸せむすび所が建てられている。近年気多大社はこの縁結びに非常に力をいれている。自分の幼い頃は学業成就だったと思うけど。
拝殿右側にはお守り授与所が立ち、前には縁結びの道が作られていました。
拝殿前には昭和天皇御製碑が立っています。注意して見渡さないと見逃します。
社殿の領域が出たところに、社殿背後に広がる「入らずの森」の入口があります。当然入ってはいけません!
入口には何百年もそこにあるような大きなタブが立っていました。
境内には菅原神社も建っています。学業の神様、菅原道真公を祀っています。
入口の橋は「合格橋」と命名されて、橋を渡って合格を祈願します。自分も金沢検定合格を祈願して渡りましたよ。
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