米子市に鎮座する宗形神社。御祭神は田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命を主祭神とする。延喜式會見郡胷形神社の比定社。
入口は東向き。入口に社号標が建つ。
一の鳥居
その後ろに建つ石灯籠が面白い。
文政十一年銘が刻まれるが、正面に金毘羅大権現、左に宗像大明神、右に天照皇太御神と書かれている。しかし、現在の御祭神には金刀比羅神(大物主神)や天照大神は含まれていない。
参道左に御幸場。普通に調べると上皇や法皇が来た場所ということになろうが、どういう場所だろうか。
参道右に昭和60年5月に建てられた千二百年祭の記念碑
手水舎の先、階段を上って二の鳥居と随神門が建つ。
随神門には彩色鮮やかな随神像と狛犬が納められている。
さらに階段を上ると、正面に社殿が建つ。背後の山には県下有数の古墳群があるという。
拝殿に参る。
賽銭箱には御朱印がないという貼り紙。そんなに対応に苦慮したのだろうか。
幣殿でつながり檜皮葺の本殿が玉垣に囲まれている。
拝殿前の建物は舞楽殿か参籠所か。
拝殿の右に神輿殿が建つ。
神輿殿の横に境内社が一社建つ。
拝殿に一枚絵馬が掲げられていた。
画題がわからないが、武士と山伏、女性が描かれているようだ。
宗形神社
鳥取県米子市宗像298