山城洛南 城南宮

城南宮

京都市伏見区に鎮座する城南宮。御祭神は城南大神(国常立尊、八千矛神、息長帯日売尊)。方除の神として平安京の南に鎮座された。

城南宮

正月・5月・9月は特別朱印がある。銀色のインクで押されるので画像修正がうまくいかなかったが、雰囲気は分かるだろうか。詳細は後ほど

城南宮

駐車場の関係で東鳥居より入る。鳥居には「城南離宮」と書かれている。
白河上皇や鳥羽上皇が城南宮を取り囲むように鳥羽離宮(城南離宮)が造営され院政の拠点となった。

城南宮

しばらく参道を行くと社務所と貴賓館が左手にある。

城南宮

さらに進むと右手に摂社真幡寸神社。御祭神は真幡寸大神、応神天皇。延喜式紀伊郡眞幡寸神社の論社。

城南宮

竹田地区に氏子を持ち、神紋は「三葉葵」

城南宮

真幡寸神社の御朱印は昨年、官社列格1200年を記念して覆刻された。書き置きのみ。

城南宮

左手には神苑(城南離宮の庭)への入口があり、中のギャラリーでは鳥羽伏見の戦い展が開催されているようだったが、時間も限られているので今回は入らなかった。
来年は鳥羽伏見の戦い150年の節目で、城南宮は薩摩軍による開戦地として有名。

城南宮

さらに右手に芹川神社。中には「唐渡天満宮」の社号碑が建っているが同じ社を指している。御祭神は菅原道真公。左に小祠があるが御祭神は不明。

城南宮

その隣に絵馬舎

城南宮

本社前の鳥居までやってきた。「城南宮」の社号標が建つ。入る前に周囲を回ることにする。

城南宮

その鳥居と正対して三照宮社。御祭神は天照大御神。

城南宮

本社と同じ三光紋が付いている。

城南宮

入った東鳥居とは反対側に建つ西鳥居。扁額にはやはり「城南離宮」と書かれている。
国道1号線に面し、大型駐車場や車修祓所がある。

城南宮

修祓所に隣接して斎館が建つ。

城南宮

本社に向かうことにする。鳥居、拝殿、本殿と一直線に並んでいる。

城南宮

開放的な拝殿

城南宮

右には神輿舎。五色の布が風に揺られて風情が漂う。

城南宮

本殿は残念ながら改修工事中で見えなかった。

城南宮

周囲の境内社にはお参りできたが、撮影禁止だったので写真はない。
本殿の左に、稲荷社、厳島社・住吉社・兵主社の三社合祀社、粟島社の三社、右に春日社、大国主社、庚申社、天満宮社・妙見社・金刀比羅社の三社合祀社の四社が本殿に向かって鎮座する。

城南宮

拝殿左の授与所で御朱印をいただく。

城南宮

城南宮では正月、5月、9月は神様と特にご縁が深い月とされ、重ねてお参りする「正五九参り」の信仰がある。
今年からその期間は特別御朱印のみ朱印帳にいただけ、通常の御朱印は書き置きとなる。

城南宮

参道を戻る途中、宿り木の案内板を見つけた。行きは気づかなかったが天気も良くよく見えた。

城南宮
京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地

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