旧松任市に鎮座する八幡神社。御祭神は大鞆和気命、菅原大神。
椋部郷の総社と伝えられ、式内社の神田神社とする説もある。
集落の奥、海岸近くに境内がある。
社前に川が流れ、海まで砂丘が広がる中を道路が横切っている。
社前に変わった形の井戸かと思ったら、地下式の手水だった。
水はすでに枯れているが、砂が飛ぶので地下式にしたのだろうか
鳥居の横に社号標。鳥居をくぐり境内に入る。
振り返ると、一段高い境内からは集落の向こうに冠雪した白山が見える。
拝殿に参る。中に入ろうとしたが、サッシは閉じていたので前で参る。
本殿は拝殿、幣殿とつながる覆屋の中。
拝殿内には県内で4点確認されている石山軍記絵馬があるはずのだが、当宮のものは一番新しい明治9年の奉納。
社殿左手に末社稲荷社が海を背にして建っている。
倉部八幡神社
白山市倉部町1