松山市に鎮座する日招八幡大神社。御祭神は品陀和気命、息長帯姫命、宗像三女神。松山の八社八幡の五番社。
元慶年間に八幡神を合祀し、門島座石清水八幡宮と号したという。三代実録記載の門島神の論社。
住宅地の中に社叢があり、参道も住宅の間の道路になってしまっている。一本の松がその名残か
社前道路に石橋が埋まる。早朝だが近所の方が境内を掃除しに来た。
保免獅子舞保存会と日招太鼓保存会の会員募集の案内が立っている。どこも伝統継承にも苦労していますね。
境内入口に神門
その横に「郷社 日招八幡大神」の社号標が建つ。最後の「社」はかつてあったのか、もともとなかったのか
新しい拝殿。拝殿に参る。
幣殿、本殿も新しい覆屋の中にある。
拝殿の右前におとよ石が祀られている。松山城の築城で石を運ぶ仕事で、長い勤めで疲れていたおとよが一つ丸に二の字の入った大きな石を運び始め、よろめきながら日招神社のところまで来て倒れてしまったという。
拝殿左側に境内社が並ぶ。左から山王大権現、祇園社、火鎮社、春日社
拝殿右に佐々木社
恵美須社、高良社
金刀毘羅社
一番東端に建つのは祖霊社
境内の木はどれも大きい。開発される前は周辺にも森が広がっていたのだろうか
境内の東に授与所と書かれたお宅があった。御朱印について聞いてみたかったが、早朝だったので遠慮した。
日招八幡大神社
愛媛県松山市保免西1-4-3