文:矢野憲一
写真:中野晴生
発行所:ポプラ社
ページ数:143ページ
定価:1,500円+税
伊勢神宮の写真集。神宮125社すべてが紹介されているのかと思ったが、外宮内宮以外は地域毎にまとめてコースとしてあっさりした説明しかない。ただ、祭りなどの写真はとても美しい。
続きを読む 伊勢神宮めぐり歩き 一二五社をたずねる悠久の旅
月別アーカイブ: 2020年11月
あやめ池神社創建の史と概要
発行:あやめ池神社奉賛会
発行日:1994年10月1日
ページ数:126ページ
大和国の7大ため池のひとつに数えられる蛙股池のほとりに鎮座するあやめ池神社。市杵島姫命を御祭神とし、後に菅原道真公を合祀する。「あやめ池神社 復興十年の歩み」を主とした記念冊子で、復興活動の記録と合祀された菅原神社の歴史を収録する。関係した奉賛会会員や氏子に配布されたものだろう。
小國の神 遠江國一宮小國神社誌
監修者:櫻井満監
編者:尾崎富義
発行所:おうふう
発行日:1997年4月18日
ページ数:735ページ
定価:15,000円 絶版
小國神社の神社誌であるが、神社の歴史だけなく地域の歴史や習俗についても収録している。
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オトタチバナヒメ伝承
著者:入江英弥
発行所:岩田書院
発行日:2020年6月
ページ数:396ページ
定価:8,400円+税
本書は弟橘媛(オトタチバナヒメ)の入水伝説について先行研究や分布を調査し、現在の到達点を示そうと試みたものである。
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仏像破壊の日本史 神仏分離と廃仏毀釈の闇
著者:古川順弘
発行所:宝島社
発行日:2020年11月5日
ページ数:223ページ
定価:1,100円+税
昨年は明治150年の節目で神仏分離関係の本が何冊か出版されたが、本書もそれに続くものといえる。本書は地域よりも有名寺社の神仏分離に的を絞っている。文字が大きめで読みやすい。
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能登半島宇出津のキリコ祭り
著者:小倉学
発行:宇出津祭礼委員会
発行日:1965年7月7日
ページ数:72ページ
宇出津の通称「あばれ祭り」、能登のキリコ祭りの幕開けを飾る祭りの詳細を記録した一冊。
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磐梯神社の舟引き祭り
発行:文化庁文化財部伝統文化課
調査・作成:TEM研究所
発行日:2018年3月30日
ページ数:142ページ
福島県会津地方の舟引き祭り・大俵引き祭りの記録報告書。
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丹後舞鶴 朝代神社
舞鶴市に鎮座する朝代神社。御祭神は朝代大神(伊弉諾尊)。旧田辺城下町の産土神。
愛宕山山麓にあり、東の田辺城に向かって建つ。
入口に石鳥居と朱色の鳥居、「府社 朝代神社」の社号標が建つ。
鳥居をくぐり左に緩やかに上る。
右に曲がり階段を上ると社殿が建っている。
曲がり角正面に社らしきものが見えたので参る。
出世稲荷神社と
鎮守堂と粟嶋堂
朝代神社の末社かと思ったが、隣の境内で円隆寺の鎮守であった。
円隆寺は奈良時代に行基が開創したという縁起が残る。
戻って階段を上る。
参道左に手水舎、横に末社秋葉神社
右に2つの建物と神馬舎が建つ。
拝殿に参る。
拝殿を右にまわりこむと、社殿後方に末社群。
田辺城内に鎮座していたという奥姫稲荷神社、工匠神社、多賀神社(大国神社の間違いか?)・恵比須神社の合殿、須賀神社、稲荷神社、疫神社・多賀神社など5社合殿。
一番左に天満宮が鎮座する。
檜皮葺きの本殿。
下の社務所(朝代会館)で御朱印をいただく。
会館前の駐車場に末社鹽竈神社
朝代神社
京都府舞鶴市朝代13
丹後舞鶴 笶原神社
舞鶴市に鎮座する笶原神社。御祭神は天照大神、豊受大神、月夜見神。
延喜式加佐郡笶原神社の論社のひとつ。
今はあまり広くない境内だが、一度廃絶したことに関係しているらしい。
神社名は「笑(え)」ではなく「笶(や)」である。地元の人ですら「えばら」とか「えみはら」と呼ぶようだが、正確には「やはら」であり、もっと古くは「やぶ」と呼んだようだ。
鳥居の扁額は清仁親王書を写したものと伝えられ、「総社笶原魚井匏宮」と書かれており、「そうじゃやはらまないよさぐう」と呼ぶ。「よさぐう」という名からピンとする方もいるかもしれないが、豊受大神の加佐郡の元伊勢候補地のひとつである。丹後一宮籠神社より古い鎮座地とする説もある。
境内に入り左手に手水舎かと思いきや注連縄が張られ囲われて入れない。ここが真名井の清水で祭礼時には囲いが解体され祭祀対象となる場所になる。
拝殿と右に境内社
拝石がある。
中をのぞくと普段から管理が行き届いている様子が見られる。
本殿は裏山の中腹にあるということだが管理が難しくなり、御神体は拝殿に降ろされているという。
拝殿に参る。
境内社は稲荷社が2社。左が加納稲荷神社、右が茄子比金禄稲荷神社
上に向かう階段があったので行ってみる。
忠魂碑が建っていた。本殿は忠魂碑の後方さらに上ったところにあるらしい。
田辺城の城下町を見守る地に鎮座した社である。
笶原神社
京都府舞鶴市紺屋町29
丹波一の宮 出雲大神宮④
亀岡市に鎮座する出雲大神宮。
今日は晴れていたことや、七五三、紅葉と重なり、コロナ禍とはいえ全国各地から大勢の参拝に来ていました。
参道脇には落ち葉で模様が描かれていました。
境内の紅葉は盛りでした。
本殿に参り、行列の授与所で御朱印をいただきました。
2月の参拝時にはまだ直書きしていましたが、現在書き置きになっていた。
出雲大神宮
京都府亀岡市千歳町出雲無番地
越前福井 出雲大社福井分院⑥
福井市に鎮座する出雲大社福井分院に特別御朱印をいただきに行きました。
11月の古事記シリーズは古事記第4回「黄泉の国訪問」。場面は前回と同じですが、前回が出逢い、今回が別れです。
雨の中ですが、今月は参拝日程が厳しいので20日にしました。
拝殿に参る。
今回は左上の桃の実がキラキラしています。
第4話まで来た古事記シリーズ。次はいつ?
出雲大社 福井分院
福井県福井市渕2丁目2001
加賀金沢 野間神社③
金沢市に鎮座する野間神社。草野比売神を主祭神として、春日四神を配祀する。
御朱印は3回目。今回は兼務社の鹿島神社の御朱印をいただくため参拝した。
境内前の紅葉がきれい。
末社稲荷社前の紅葉もきれいだが、翌日の荒天にほぼ散ることになった。今年最後の見頃で運が良かった。
拝殿に参る。
社殿右の社務所前を通り過ぎ、宮司宅がある。ここで御朱印をいただく。あいにく今日は留守だった。
翌週再度訪問するが宮司は留守、幸い奥さんがいて今後の予定を聞けた。11月中旬からは兼務社を含め新嘗祭でほとんど留守になり、12月に入ると神宮大麻頒布のため午後はやはり留守が続くのだという。
ということで、3週間後の都合のついた午前中に再訪問。無事に野間神社、鹿島神社2社の御朱印をいただいた。
野間神社と鹿島神社の由緒と飴をいただく。
野間神社
石川県金沢市小坂町東ツ1番地
加賀金沢 鹿島神社
金沢市に鎮座する鹿島神社。主祭神として武甕槌大神を祀り、天照皇大御神、稲荷大神、大国主大神、菅原大神を配祀する。
謡曲「安宅」で名高い鳴和滝のある名所として有名な神社。
今回御朱印を特集した雑誌に御朱印が出ていたので参拝した。鹿島神社は野間神社の兼務社で、御朱印は野間神社でいただく。
旧北陸道沿いに「石川縣十名所義経旧蹟鳴和瀧」という石碑が建つ。
車1台がやっと通れる狭い道路を上って行くと奥に神社が建っている。
境内入口の右側に鳴和の滝がある。
卯辰山を水源に流れ落ちる小滝といわれるが、今は二筋がパイプから流れ落ちている。
石に叩きつけられる水音がいい音だ。
では社殿に参拝に行くことにする。「鹿島神社」の石額がかかる鳥居。社号標はない。
鳥居の先、右手に祠が1つ。末社と思ったが前の幕にある紋や水辺にあることから不動明王と思われる。
鳥居をくぐるともうひとつ鳥居。ちょうど階段横にイチョウの大木があり、散った葉が階段や斜面を覆って晩秋の彩り。
拝殿に参る。
社殿は拝殿から幣殿、本殿とつながる。
鹿島神社
石川県金沢市鳴和町ク117
能登珠洲 須須神社高座宮④
珠洲市に鎮座する須須神社高座宮。一般的に須須神社と言えば高座宮をいうことが多い。
金分宮から北に、高座宮にあるキリコ収納庫の辺りに下りてくる。
階段は石段になっている。
これだけ晴れた中、参拝するのは初めてかもしれない。
木漏れ日が気持ちが良い
拝殿に参る。
今日の社務所は留守だったので書き置きをいただいた。
須須神社高座宮
石川県珠洲市三崎町寺家4-2
能登珠洲 須須神社金分宮②
珠洲市に鎮座する須須神社金分宮。御祭神は木花咲耶姫命。
前回は天候が悪く参拝を諦めたが今回は久しぶりに参拝した。季節の花は柊。
鎮守の森は天然記念物に指定されている。
鳥居前に「縣社 須須神社金分宮」の社号標。
鳥居前は海にほど近い。
火袋のなくなった石灯籠。
階段を上っていく。
階段には奥能登特有の石が使われている。
拝殿前に2本の杉が植えられているのは天然ではなく植林だろう。
拝殿に参る。
拝殿と本殿が幣殿でつながっていないのは高座宮と同じだ。
須須神社金分宮
石川県珠洲市三崎町寺家ツ105
越前福井 福井神社⑬
福井市に鎮座する福井神社の月参りに行って来ました。
今月の花はさつまいもと
ガーベラでした。
先月の御神木御朱印は紅葉バージョンになりました。
11月の見開き御朱印は実りの秋ということで俵と稲穂とトンボでした。
青空の中の参拝
御神木の銀杏はかなり色付いていました。
拝殿に参る。
今月の御朱印は見開き3種。今日は直書きしてもらいました。
花はいつもどおり個別に書いてもらいました。
それにしても御朱印前のミニ朱印帳が気になる。
福井神社
福井県福井市大手3丁目16−1
北海道神社名鑑 CD-ROM 日本の神社シリーズ1
企画制作:國學院大學日本文化研究所
制作協力:北海道神社庁
発売日:2002年
定価:4,000円
北海道神社庁が協力して作成された神社名鑑。PDFで作成されている他は紙媒体と変わりない。日本の神社シリーズ1となっているが、2以降には続かなかったようだ。
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小菅神社誌鈔
長野県飯山市に鎮座する小菅神社略史。小菅山は戸隠、飯綱と並ぶ北信濃三大修験霊場として知られる。
手書きガリ版印刷で著者や発行日などの記載が全くない。昭和39年に国指定文化財に指定された奥社の記載がなく、書名に旧社号(県社)が記載されていないところから推測すると昭和20~30年代の発行と思われる。
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御大典記念 神社写真帖(秋田県)
編纂者:秋田県神職会内 山本富治
発行日:1916年4月20日 非売品
ページ数:121ページ
秋田県下の国幣小社から無格社まで157社の神社写真集。社殿と神職、氏子総代の写真が載る。当時の技術的制約で多少写真が不鮮明ではあるが、まだ茅葺きの社殿が多いことが印象に残った。
気仙神社総覧
発行者:岩手県神社庁気仙支部
発行日:1988年11月1日
ページ数:95ページ
気仙支部管下の35社の神社誌。当時の市町別に、大船渡市8社、陸前高田市18社、三陸町5社、住田町4社の各社が見開き2ページで紹介される。御祭神、例祭日、由緒など標準的な項目の他、社殿ほか数枚の写真が載る。巻末に、「気仙神楽について」「式内社気仙氷上三座について」2本の論考が載る。
土佐史の神々 第二集
著者:広谷喜十郎
編集:高知県神社庁報編集委員会
発行日:2005年9月1日
ページ数:205ページ
高知県神社庁の機関誌「高知県神社庁報」に、平成6年11月から平成15年12月まで掲載された102回分を第二集としてまとめたもの。県内の神社に関係する話題が綴られている。
明治神宮 明治天皇80年祭・ご誕生140年祭記念 別冊歴史研究 神社シリーズ
発行所:新人物往来社
発行日:1992年5月10日
ページ数:231ページ
定価:1,000円
別冊神社シリーズ3冊目で、明治神宮創建80年を記念して発行された。
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加賀小松 菟橋神社⑯
小松市に鎮座する菟橋神社に月参りに行って来ました。
今月の御朱印は銀杏の葉とどんぐりが描かれている。
今週末には天皇代替行事の締めくくりとなる立皇嗣の礼が行われる。
菟橋神社の月参りは昨年の令和の大嘗祭から始まっているので、ようやく一周年です。
久しぶりに晴天の中の参拝となりました。
拝殿に参る。
拝殿前には秋草が飾られている。
コロナ対策として直接ドアノブに触らないための道具として、緊急事態宣言下ではニュースにも取り上げられていましたが、お守りとなっていました。なかなか良いアイデアですね。
菟橋神社
石川県小松市浜田町イ-233
能登輪島 重蔵神社㉞
輪島市の重蔵神社に月参りに行って来た。
11月の花は南天。他に1種。
庚子見開きの南天バージョン。
ハロウィン御朱印。猫のシルエットがかわいい。
2の日限定のたま様の足跡御朱印。微妙に違う紫らしいです。
写真御朱印のトルコキキョウ
写真御朱印のコスモス
写真御朱印の彼岸花
写真御朱印の薔薇
雨の中暗かったので、社前の通りの明りが点いていました。
夜はこんな感じになるんですね。
拝殿に参る。
今日の手水
今月も賑やかな御朱印一覧
重蔵神社
石川県輪島市河井町4-68
越中射水 櫛田神社⑭
射水市の櫛田神社に月参りに行って来ました。
11月のワンポイントはもみじです。
雨の中の参拝、境内の木々は色付いていました。
拝殿に参る。
櫛田神社の四季をテーマに組曲ができたようです。
櫛田神社
富山県射水市串田字大沢6838
能登一の宮 氣多大社⑭
久しぶりに氣多大社に参拝してきました。
明日は雨が降る予報なので、どんよりとした天気ですが晴れているうちに来ました。
県外のバスも1台停まっていて、ツアー客も少しずつ戻ってきているようです。
授与所の御朱印所の前には冬に備えてプレハブが建っていました。
拝殿に参る。
手水舎には菊花が彩りを添え、
手水の中は花で大変な状態でした。
氣多大社
石川県羽咋市寺家町ク1−1