長岡市に鎮座する宇奈具志神社。御祭神は太田命を主祭神とし、建御名方命、素戔嗚尊、大物主神を配する。
旧称は出田大明神といい、旧鎮座地には石祠があって御旅所となっている。尊称は小丹生神社といって、延喜式古志郡小丹生神社の論社だが、なぜ同じく式内社の宇奈具志神社に改称したのだろうか。
良寛の里にあり、周辺の道路は狭い。通りかかった地元の方に車を停められるところを聞いたところ、参拝なら近くのアパート駐車場の隅にでも停めたらと言われた。
社頭には社号標や由緒書き、秋季祭礼弓踊りの案内板が建ち整備されている。
鳥居をくぐりきれいに石敷された参道を進む。右手に社務所兼自宅が建つ。
手水舎があり参道両側の杉が大きく育ち境内に影を落とす。
良寛の詩歌碑が境内に建てられている。
拝殿の両側に境内社が均整をとるように建ち、気持ちがいい。
左手には神楽殿。
拝殿に参る。
本殿は弊殿とつながり覆屋の中に入っている。
拝殿右に神明社。
拝殿左に十二社。
十二社の前に中央に向けて古峯社が建つ。
反対側の神明社の前に中央に向けて稲荷社が建つ。
社務所に入って御朱印をいただく。こけしがたくさん飾ってあった。
かつては社叢が深く、社頭には大欅があったというが、切株となっているこれがその木であろうか。
宇奈具志神社
新潟県長岡市島崎4753