旧園部町に鎮座する生身天満宮。御祭神は菅原道真公。
園部には菅原道真公の別邸があり、全国の天満宮で唯一生きている間に祀られた社だといい、そこから「日本最古の天満宮」と言われる。
道路向かいの駐車場に石灯籠が建っている。
鳥居から階段を上り本殿へと向かう。
階段右の斜面には梅林が広がっている。
梅林の反対側の左の方に武部源蔵社が建つ。当社の始祖で園部の代官として道真公に仕えていた。
階段の途中に厳島神社
その上に国定国光稲荷神社が建つ。
階段を上り終えると正面に大神宮
大神宮の脇に塞神社と白山姫神社がある。
大神宮の右上に秋葉愛宕神社が建つ。ここが境内の中では最高所になる。
階段を上り左に曲がると鳥居の先に社殿がある。
右手には神楽殿。来月竣工する予定という。
拝殿に参る。
拝殿には三十六歌仙が並んでいる。
本殿右後ろに境内社、右に紅梅神社、白太夫神社、若松神社の3社、左に稲荷神社、金比羅神社の2社が合殿となっている。
社務所の左には八坂神社、西宮神社、八幡宮が並ぶ。
社務所前には使いの牛像があった。
生身天満宮は別邸のあった小麦山に祀られたが、園部藩が園部城を当地に築城することとなり、現在の天神山へと遷座したという。小麦山は園部公園となっており、「生身天満宮跡」の石碑が建っている。
生身天満宮
京都府南丹市園部町美園町1号67番地