編者:千々和到
発行所:弘文堂
発行日:2010年7月20日
ページ数:350ページ
定価:4,800円+税
神社や寺院、神仏習合の修験のお札・牛玉宝印など護符に関する論文を収録する。
[目次]
第一部 護符とはなにか
護符・牛玉宝印研究の現状と課題
護符と神棚
日本の守り札に見られるメカニズムとプロセス
第二部 海を渡った日本の「おふだ」
「おふだ」を残してくれた外国の知識人たち
ヨーロッパに来ている日本のお札
ベルナール・フランクとお札
第三部 神社の護符と寺院の護符
稲荷信仰の展開と護符
近代におけるお札図像の変生
神社の護符
当時の大黒天札と勧進聖
第四部 護符の調査とその成果
護符版木の調査の成果と課題
江戸末期の護符事情
護符の調査 起請文と牛玉宝印を中心にして
鳥羽藩御側坊主等起請文群の調査
第五部 座談会