福井市の一乗谷を川に沿って上流へ。一乗滝に鎮座する白瀧神社。
泰澄大師が不動明王を祀って開いたとされている。神社庁に所属しておらず、御祭神がはっきりしないが火産霊命だろうか。
落差12mの一乗滝。安波賀春日神社の滝殿社に参拝した縁もあり、今回初めて来た。
ここは佐々木小次郎が燕返しを編み出した場所としても有名
一乗滝の右上方にブルーシートのかかった建物が見える。
小次郎像のほうから迂回して向かう。滝の上流に砂防ダムがあり、その前に橋が架かっている。
一乗滝の落ち口を上から見ることもできる。
社殿は滝の方を向いており落雪に備えてブルーシートが掛けられているようだった。
脇に川へ下りる階段がある。(通行はできない)
社殿の手前に古い燈籠が残っていた。
両脇が越知山開運講中により寄進された慶応元年の燈籠。中央の左右、不動明王と書かれているのは文化五年。中央は安政三年寄進のものとなる。
本殿に参拝する。
「白瀧神社」の扁額が掛かるが、鈴ではなくがま口なのが印象的。もしかしたら今でも不動明王を祀っているのだろうか。
白瀧神社
福井県福井市浄教寺町