白山市に鎮座する白山比咩神社。
今日は旧鎮座だった古宮公園横の発掘調査現場説明会がありました。
時折雨の降るあいにくの天候でしたが、大勢の方が参加しました。
テントには発掘調査で見つかった遺物が並べられ、信仰施設なのでかわらけが圧倒的に多いものの、平安時代の椀や
鎌倉時代の焼き物のかけらが見つかっている。
発掘場所は古宮公園として整備されている横の旧線路が引かれていた場所で、自転車道として整備する事前調査ということになります。
礎石跡やかわらけ
敷地を分けたような石積み列や通路と思われる石敷が見られた。
旧鎮座地は古宮公園の東側三分の一ほどであり、公園の状況から考えるともっと西にも広がっていると思っていたのだが、水戸明神から手取川七ヶ用水管理センターの場所まで広がっていたようだ。
説明会の後、白山比咩神社に参拝した。
今年の初穂米がたくさん奉献されていた。
白山比咩神社
石川県白山市三宮町ニ105−1
加賀市に鎮座する江沼神社。御祭神は菅原道真公、大聖寺藩祖前田利治公。
駐車場は境内中程にあり、東側の鳥居まで戻って参拝を始める。
拝殿に参る。
今日は境内の梅花庵の一般公開があった。
幕末の絵師吉田公均が描いた「四季草花図」という天井の一枚絵が見応え十分。この建物は城下にあったもので大聖寺藩とは関係ないものだが、建物の保存先として江沼神社が引き受けたそうだ。
今日はここで神職に御朱印の対応をしていただいた。
江沼神社が建つ地は三代利直公が宝永6年(1709)に作庭した大聖寺藩藩邸の一部であり、大聖寺川沿いに建つ長流亭がそのシンボルと言える。
ひさご池に浮かぶ中島に八ッ橋がかかる。神職に聞いたところ昔はやはり木橋だったそうだが、腐食したためコンクリート造になったそうだ。
中島の反対側にかかる石の反り橋は往時のものかもしれない。
庭園の案内板には庭園の見どころとして「八ッ橋」とともに「石組の間から湧き出る清水」が紹介されている。
神職に聞くと清水は残念ながら今は枯れていると言っていたので、おそらく池東端の斜面に石が並ぶこの辺りなのだろう。
その先に枯れた井戸組もあり、かつてはここも水で満たされていたに違いない。
江沼神社
石川県加賀市大聖寺八間道55
39歳を目前にして御朱印デビュー! 日本全国の神社の御朱印や参拝記録