著者:渋谷申博
発行所:株式会社G.B.
発行日:2017年11月27日
ページ数:175ページ
定価:1,600円+税
神への畏敬を感じられる神社を秘境神社として百社余り紹介している。
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月別アーカイブ: 2018年6月
宮司が語る御由緒三十話 春日大社のすべて
著者:春日大社宮司 花山院弘匡
発行所:中央公論新社
発行日:2016年12月10日
ページ数:202ページ
定価:1,800円+税
春日大社に関連する話を宮司自らわかりやすく解説してくれる。書籍でもあまり触れない多くの摂末社についての話は参考になる。他にも興味深い話が多い。
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能登輪島 重蔵神社⑤
輪島市に鎮座する重蔵神社。今月の花御札をいただいてきました。6月は牡丹。
拝殿前に茅の輪がありました。今季2回目の茅の輪くぐりをします。
夏越の大祓の前に一度嵐が来そうです。
境内ではアジサイが綺麗に咲いていた。
重蔵神社
石川県輪島市河井町4-68
能登珠洲 北嶋荒御前神社②
珠洲市に鎮座する北嶋荒御前神社。
今回は御朱印ではないけれども、社号印と墨書きは参考になるので掲載する。
今年は越前国から能登国が分立して1300年となり、「能登立国1300年のおもてなし」というチラシ(道の駅千里浜)の企画で行ってきた。
場所は道の駅すず塩田村
塩の資料館では製塩の方法などを学習できる。
資料館横で揚浜式という日本で唯一の製塩方式で塩を作っている。
作られた塩は道の駅でも販売されている。
チラシを持参すると清め塩をいただける。
能登珠洲 須須神社高座宮②
珠洲市に鎮座する須須神社高座宮。御祭神は天津彦彦火瓊瓊杵尊、美穗須須見命。
能登ふるさと博の秘宝めぐりという企画で、境内にある寺家の大奉燈収蔵庫を見学させていただいた。
4基ある大奉燈は能登に無数にあるキリコの中でも最大級のもので、9月の第2週土曜日の夜に実際に使用される。
これだけ大きいと組み立てはクレーンを使用しないといけないようで、バラすよりはこうして収蔵庫に入れたほうが管理しやすいとのこと。
文字の部分が白かったが、キリコに灯りがともると黒く浮き上がるのだそうだ。実際に見てみたい気分になった。
さすがにこれだけ大きいと人が担ぐというわけにはいかず、車が付けて引く。
それでもかなり大変だろう。
キリコが8mくらいだった以前は大鳥居の前の砂浜から海に入っていたそうだ。
今は道路ができて段差ができたので、浜の方には下りられない。
そのまま案内を受けながら拝殿の方へ向かう。
社業は800年を越える貴重な原生林が残されている。
大木も多いため、最近の強風では枝折れや倒木があったようだ。
まずは拝殿に参る。
その後、もうひとつお願いしていた拝殿横の宝物殿の中も見学させていただいた。
五体の男神像は思っていたよりも大きなものであった。四体には顎髭があるが、一体はなく若々しい感じ。
また義経伝説の残る能登ならではの、源義経ゆかりの蝉折の笛、弁慶の左銘入り守刀がある。
ほかには藩政期のものと思われる古い絵図が二枚あった。山伏山の奥宮、高座宮、金分宮、そして高勝寺と神仏習合していた頃の須須神社の様子が描かれていてとても興味深かった。
最後に拝殿横で御朱印をいただいた。
今日は雨予報であったが、案内されている間はなんとか天気が崩れなかった。境内を後にするとともに降り出し、神様に歓待された気持ちになった。
須須神社高座宮
石川県珠洲市三崎町寺家4-2
諏訪の神 封印された縄文の血祭り
著者:戸矢学
発行所:河出書房新社
発行日:2014年12月30日
ページ数:210ページ
定価:1,800円+税
諏訪信仰について5つのキーワードから解き明かそうとしている。
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豊前国の松会 その歴史と精神世界
著者:長嶺正秀
発行所:海鳥社
発行日:2015年4月10日
ページ数:165ページ
定価:1,800円+税
旧豊前国の修験道彦山派に特有の祭礼である松会は、国土安泰・五穀豊穣を祈願する神事であり、現在に継承された特徴ある神事を紹介している。「豊前国英彦山 その歴史と信仰」の姉妹編。
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信濃上田 眞田神社②
上田市の上田城内に鎮座する眞田神社。御祭神は上田城の歴代城主である真田氏二代、千石氏三代、松平氏七代を祀る。
本丸東虎口の櫓門の先に鳥居が見える。
小雨が降っている夕方なので参拝者は少ない。
参拝者というか城内の観光客がそもそも少ない。
今日から夏越の茅の輪が設置されたので、厄払いにくぐってきた。
拝殿に参る。
社務所で御朱印をいただく。今日から授与が始まった夏越の大祓特別バージョン
墨書きは夏らしく青色、社号印は銀色、上の社紋は金色になっている。書き置きもあったが、直接も書いていただける。
雨の日御朱印特典ということで、赤・青2種類のうち1つファイルをいただけた。
運が開く傘みくじは雨の日が似合うな。
眞田神社
長野縣上田市二の丸(上田公園内)
信濃上田 山家神社③
上田市に鎮座する山家神社。御祭神は大国主神、伊邪那美神、菊理媛神を主祭神とし、日本武尊、神八井耳神を相殿に祀る。
今日2回目の四阿山登拝を終え、またたくさんの御朱印をいただくため参拝した。
1冊目の白山御朱印帳が埋まった(表のみ記帳)ので、今年記念販売された白山御朱印帳夜景バージョンを購入した。
白山御朱印帳を購入したので1ページ目には白山大権現の御朱印
今年は奥宮の建つ四阿山が開山1300年を迎え、限定御朱印も特別バージョンになっているものがある。
四阿山開山千三百年奉賛御朱印。奉賛金込みで御守シールが付く。そろそろ終了するらしい。
そろそろ始めるかなーというのでいただいた四阿山開山千三百年見開きバージョン。
開山1300年記念で開山浄定坊を祀る浄定社の御朱印も今年いっぱいは特別バージョン。
拝殿左の浄定社
今年は戌年ということで、戌の日限定の子安社の御朱印は特別バージョンになっている。
今日の登拝はこの戌の日に合わせた。
本殿裏手に建つ真田信幸公室の小松姫寄進の子安社。
山家神社
長野県上田市真田町長4473
信濃上田 山家神社奥宮 四阿山登拝・菅平高原道
四阿山へ2回目の登拝。
6月~10月は「山家神社奥宮」と墨書きされる。
今回は菅平高原から根子岳を経由して四阿山山頂を目指す。
天気は午後から崩れる予報だ。
8時50分登山届を書いてスタートする。
根子岳には菅平牧場の横を登っていく。
牛が出迎えてくれた。
20分ほどで東屋に到着。
南から崩れる予報なので、北の方はまだ景色が見えた。
北アルプスが雲海の上に顔を出し、絶景を作り出している。
さらに30分ほど登ると、登山道の脇に何か建っている。
見逃してしまうような場所に立つ「禰固岳八合目」の石碑
山頂近くになると登山道はガレ場になる。雨が降る前で乾いていて歩きやすかった。
1時間20分弱で根子岳山頂(2207m)に到着。
山頂に鎮座する禰固岳霊社
山家神社で山頂の写真を見せると、猫のカワイイ根子岳の御朱印がいただける。
風を遮るものもない山頂は強風吹きさらしだったので、早々に四阿山に向けて一度下山する。
途中、巨石がゴロゴロとした岩脈が現われる。
圧倒されながらも、岩で強風も避けられて快適に進めた。
底近くは笹原を進むのだが、天候が徐々に怪しくなり強風で横から煽られ、登り返しに入ることにはポツポツ降ってきた。
1時間ほどで登り返しが終わり、四阿山山頂と菅平・四阿高原の分岐地点に到着。
少し平坦になったので山頂へと急ぐ。
前回も登った木道の先に山頂がある。あともう少し
長野側奥宮(信濃社)
奥の群馬側奥宮(上毛社)は今年新しくなった。
自分は参加していないが、人力で木材を荷揚げして組み立てたもので、やはり吹きさらしなので数十年しか持たない。
天気は怪しいが、新しい奥宮は清々しい気分になる。
分岐からは20分、時折小雨が降っているので山頂に人はまばら。
自分も昼食を軽くとり、早々に下山を始める。
12時過ぎ、分岐地点まで戻り、菅平高原へ下りる。
5分ほどで菅平高原と四阿高原の分岐になる。
最終的には菅平高原に戻るが、今日は西中宮へ寄るため四阿高原へ下りる。
長野側の登拝道だった道の途中には石祠を複数見られた。
分岐から50分、奥に旗が建っているのが見えた。これがないと見逃してしまうような場所に中宮があった。
手前に石祠があり他にも石碑の境内社が複数あるが、さらに左奥の茂みの先に中宮が建つ。
山家神社の西中宮。
巨石の脇に雨風を凌ぐように社が建っている。
西花童子と呼ばれた西中宮の御朱印
西中宮から菅平高原に戻るのに1時間ほどかかった。途中遂に雨が降ってきた。
やはり素直に菅平高原に下りるのが賢明のようだ。
山家神社奥宮(四阿山山頂)
長野県上田市真田町・群馬県吾妻郡嬬恋村
信濃上田 戸澤神社
上田市に鎮座する戸澤神社。御祭神は建御名方命、八坂刀売命。
信濃国一宮の諏訪大社の御分霊を遷して戸澤郷の産土神とした。
集落内の西斜面に鎮座する。
鳥居の先に広い境内
社殿前には狛犬や石燈籠が対で奉納されている。
拝殿に参る。
石燈籠には嘉永元年の銘があるが、明らかに一部は後世に入れ替えられている。
本殿左の高台に石祠の境内社が並ぶ。
本殿側面には龍の彫刻が入っている。
屋根の鬼瓦は石製で、これは古いようだ。
境内社の前に「諏方社」の石扁額が残り、かつて諏訪大明神と呼ばれた名残だろうが鳥居に掛かっていたものか。
社殿の左にも建物がある。妻の向きがお堂のようで、神仏習合時に観音堂など仏像を祀っていた場所だろうか。
本務社の山家神社で御朱印をいただいた。
戸澤神社
長野県上田市真田町長字柳又7496
信濃上田 豊染栄神社
上田市に鎮座する豊染栄神社。御祭神は健南方富命、豊磐窓命、伊弉那美命、伊邪那岐命、大日霊命、誉田別命。
狭い道を進むと行き止まりに鎮座する。
鳥居の先に社殿が建つ。
手水には明和元年の銘。
拝殿に参る。
拝殿の中には随神像が祀られている。
拝殿後ろの本殿
神社境内は染屋城の主郭跡で、入口に案内板も建つ。
第二次上田合戦でこの周辺に徳川秀忠が上田城公略のため陣を張ったと言われる。
社殿左に土塁が残り、その上に境内社が並んでいる。
手前から天満宮、金刀比羅社、皇大神社、阿夫利社、豊岩窓社(石祠)、不明(石祠)、不明(石祠)となり、土塁下奥に三峯社がある。
御朱印は本務社の山家神社でいただいた。
豊染栄神社
長野県上田市古里字英2144-イ
神社百景DVDコレクション55 井草八幡宮・大宮八幡宮・松陰神社
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2018年6月19日
価格:1388円+税
収録時間:約67分
BSジャパンで放送された「神社百景 GRACE of JAPAN」(第2シリーズ)の中から「頼朝と水の伝説 東京・井草八幡宮」(#100)、「大宮八幡宮」(#126)、「松陰公の足跡 東京・松陰神社」(#112)を収録している。ナビゲーターは伊藤英明氏。
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能登七尾 大地主神社②
七尾市に鎮座する大地主神社。御祭神は大山咋神、素盞嗚尊、伊許保止命。
能登立国1300年と神社創建1300年を記念して再建された二の鳥居。日吉大社を本社とし、山王鳥居とする。
能登国立国の旧暦5月2日である6月4日に千三百年慶賀祭が行われ、二の鳥居のくぐり初めの儀が執り行われた。
大地主神社は青柏祭が有名。鍛冶町、魚町、府中町の三台の山車が繰り出す。
境内には鍛治町の山車庫がある。丸に山の鍛治町の印が付いている。
山車庫の端には、鍛治町の氏神である鍛冶神社が祀られている。
拝殿に参る。
授与所で御朱印をいただいた。「能登國千三百年」の特別印が入る特別バージョンになっている。
大地主神社
石川県七尾市山王町1−13
長岡京市の寺社 長岡京市史資料集成2
編集・発行:長岡京市教育委員会
発行日:2000年3月31日
ページ数:113ページ
頒価:2,000円
長岡京市の歴史資料活用整備事業2年目の調査成果をまとめたもの。神社関係では神足神社、長岡天満宮、走田神社、御谷神社などが掲載される。府単位の神社誌のない京都府においては、こういう資料は参考になる。
続きを読む 長岡京市の寺社 長岡京市史資料集成2
京の社寺を歩く
編者:京都新聞社
発行所:京都新聞出版センター
発行日:2000年12月20日
ページ数:250ページ
定価:1,200円+税
平成7年11月から京都新聞で連載した「ふるさとの社寺を歩く」233回の中から、120編(寺院63、神社57)をまとめたもの。難しい由緒などではなく、一般の信仰や風習をわかりやすく見開きでまとめている。
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加賀金沢 波自加彌神社⑤ はじかみ大祭
金沢市に鎮座する波自加彌神社。御祭神は波自加彌神と正八幡神を祀る。
今年はショウガの印が金色になり、ショウガ色に近くなりました。
今年もはじかみ大祭に行ってきました。
今日は朝から風が強かったこともあってか、昨年よりも若干参拝者が少なく感じる。
ふるまいテントで
ショウガ味のご飯の入った寿司と、ショウガ入天かすの入ったうどんをいただいた。
奉納者の玉串奉奠が終わった後、神職らによりショウガ湯が
小皿に注がれ
ショウガ湯を飲み干して
小皿を地面に叩き割って、厄払いをする。
その後、参拝者にもショウガ湯が振る舞われた。一年の無病息災を願い、ショウガ湯を飲んできた。
今年は例年の高知産と愛知産に加えて、和歌山産のショウガが加わり、ピリリと甘辛い味でした。
波自加彌神社
石川県金沢市花園八幡町ハ165
神社研究五 神社のことなど
著者:木立英世
発行日:1995年3月1日
ページ数:136ページ
価格:1,400円
著者の経験から神社に関することを書き記す小冊子の五冊目。
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神社研究四 韓国に残された神社・神社について雑感
著者:木立英世
発行日:1994年6月1日
ページ数:127ページ
定価:1,400円
著者の経験から神社に関することを書き記す小冊子の四冊目。
続きを読む 神社研究四 韓国に残された神社・神社について雑感
中津川市の神社名鑑
編集:岐阜県神社庁中津川市支部神職会
発行:岐阜県神社庁中津川市支部
発行日:2011年6月30日 非売品
ページ数:108ページ
平成11年「中津川市の神社」の発刊以降、平成17年に恵那支部北部神社と長野県山口村の神社が合併して再編集された神社誌。支部所轄の九十四社を掲載する。御祭神、摂末社、由緒、例祭日を項目とし、各社頭写真1枚を収録する。
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竈門神社肇祀一三五〇年記念「山の神々 ー九州の霊峰と神祇信仰ー」
編集:九州国立博物館、九州歴史資料館
発行:九州国立博物館
発行日:2013年10月22日
ページ数:79ページ
価格:1,000円
2013年10月22日から12月1日まで九州国立博物館および太宰府天満宮宝物館で開催されたトピック展示の図録。
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一九九八年度秋季企画展「諏訪信仰の祭りと文化」
編集・発行:長野県立歴史館
発行日:1998年10月17日
ページ数:78ページ
価格:1,000円 完売
1998年10月17日から11月23日まで長野県立歴史館で開催された企画展の図録。
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神祇史の研究
著者:宮地直一
発行所:古今書院
発行日:1924年11月5日
ページ数:336ページ
定価:2円90銭
著者の「神祇史綱要」の姉妹編として特殊な事例を収録している。
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神社百景DVDコレクション54 北海道神宮・函館八幡宮
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2018年6月5日
価格:1388円+税
収録時間:約89分
BSジャパンで放送された「神社百景 GRACE of JAPAN」(第2シリーズ)の中から「北海道の総鎮守 北海道神宮・前篇」(#110)、「北海道の総鎮守 北海道神宮・後篇」(#111)、「函館の総鎮守 函館八幡宮・前篇」(#114)、「函館の総鎮守 函館八幡宮・後篇」(#115)を収録している。ナビゲーターは伊藤英明氏。
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太郎坊宮 信仰の歴史を辿る
編集:太郎坊宮誌編纂委員会
発行:太郎坊・阿賀神社社務所
発行日:2017年12月3日
ページ数:179ページ
頒価:1,000円
東近江市に鎮座する太郎坊宮の神社誌。太郎坊宮の社務所で購入した。
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平成30年度春季特別展「武将たちは何故、神になるのか」
発行者:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2018年4月28日
ページ数:145ページ
頒価:1,500円
安土城考古博物館で平成30年4月28日から6月17日まで開催された春季特別展図録。神仏が習合する過程から信長・秀吉・家康の三天下人が神格化する経緯を紹介している。
近江神崎 太郎坊宮(阿賀神社)
東近江市に鎮座する太郎坊宮。御祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神。
修験の山として「太郎坊大権現」と崇敬されたことから当神社の尊称と
阿賀大神とも呼ばれる御祭神の正式社名の2種類の御朱印をいただける。
本殿に参拝した方限定で金字の特別御朱印もいただける。こちらからお願いしないと出てこない書き置きバージョン。
数ヶ月に1回墨書きが変わるようで、今は「阿賀大神」だった。
太郎坊宮の鎮座する赤神山、通称太郎坊山は一際目立つ。
約7000万年前の湖東カルデラの痕跡で湖東流紋岩でできている。
南から北に一直線に延びる参道の先に赤神山が聳える。
一の鳥居と社号標。横に第一駐車場がある。
赤神山を眺めながら参道を行く。参道沿いに無数に並ぶ燈籠は御大典記念として昭和三年に建てられたものがほとんどのようだ。
二の鳥居前に御神田があり、第二駐車場がある。
御神田内の鳥居は赤神山に向かって建っている。
二の鳥居の横にも社号標が建つ。
赤神山の麓に到着。いよいよ上りが始まる。
「是ヨリ本社マデ三二六米」
本殿まで742段の石段が続く。
麓は天台宗成願寺の境内になっている。御本尊は薬師如来。
かつて50余りあった社殿僧坊のひとつで、江戸時代に復興された。
階段下には彩色された延命地蔵菩薩が祀られている。
階段の途中には熊野権現社が建つ。
成願寺の境内から太郎坊宮へ続く階段に鳥居が建つ。
階段の途中にあまり見かけない東屋が建っている。
脇に不上石と呼ばれる石がある。
この石は旧石段のひとつであり、明治初年までは参拝当日に魚鳥肉類を食べたものはこの石よりは上には登らず、ここで拝礼したものと言われる。不上石の名の由来という。
石面は自然に魚の形をしているといい、見ていると左に目と口、エラのようなものが見える。
500段弱登ると参集殿下駐車場がある。
駐車場に車祓所がある。
参集殿までの階段に十二支の御神像が並ぶ。
参集殿。本殿に参ってから御朱印をここでいただいた。
参集殿前の表参道から反時計回りにまわる。
祭祀庫
長楽殿
永安殿
御霊水。ここから赤神山に登ることができる。
拝殿
「赤神山」の大きな扁額がかかる。
見逃しがちな根上りのご神木
赤神山稲荷社と愛宕社
二見稲荷社と十二社神社
夫婦岩(左が女岩、右が男岩)前の鳥居をくぐり
その間を通って本殿に向かう。
本殿に参る。
本殿前から見る夫婦岩
眼下に一の鳥居までの参道が見える。
裏参道を下りる。
摂社地主神社
その脇に斜めに割れ目の入った岩が露出している。
一願成就社
裏参道には七福神が並び、一願成就社の近くの弁財天像の下には鎮魂窟がある。
絵馬殿まで下りてくると、滝のある池に不動明王が祀られている。
絵馬殿には大正末から昭和初年の絵馬が複数かかっている。
参集殿で御朱印をいただく。
東近江市ではこの春ももクロのライブが行われ、当宮にも参拝した。ファンによる聖地巡礼も多いようだ。
太郎坊宮(阿賀神社)
滋賀県東近江市小脇町2247
上の宮熊野神社 創建九百五十年式年祭記念誌
発行:上の宮熊野神社九百五十年祭実行委員会
記録:行祭事委員会広報記録部会記念誌作成担当
発行日:2005年3月31日
ページ数:57ページ
愛知県碧南市に鎮座する上の宮熊野神社の創建九百五十年式年祭の経緯をまとめ、合わせて神社の由緒(年表)や文化財などを紹介している。
続きを読む 上の宮熊野神社 創建九百五十年式年祭記念誌