湖南市に鎮座する飯道神社。御祭神は素盞嗚尊と菅原道真公。
神社の東に社号標が建つ。神社は道路の右側の丘の上
雨がやまないので少し薄暗いが参拝することにする。
道路を行くと階段がある。
もう1本奥にも階段があり、こちらのほうが古そうだ。
階段を上がると家棟川を渡る橋の向こうに境内が見えてくる。
数段の階段を上り、「式内 飯道神社」の社号標と鳥居が建つ。
参道の左に社務所代わりの建物が建つ。
参道をまっすぐ拝殿が建つ。
後ろに瑞垣に囲まれた本殿。拝所で参る。
瑞垣の中、本殿の前に狛犬が奉納されている。阿像は子持ち
拝殿と本殿の間に湯窯が並び、印象に残る風景。
本殿の右、本殿に向かって末社皇大神宮が鎮座。
本殿の右に並んで愛宕神社が鎮座する。
拝殿の右には石造宝篋印塔がある。案内板によると「嘉元四年十一月」(1306)の銘があるらしい。
鳥居の近くに神社の由緒板が建てられていた。
これによると境内社は「天神社 愛宕神社 二ノ宮日吉神社」の3社となっている。愛宕神社は確認できたが、他の2社が周囲を探しても見当たらなかった。ここに皇大神宮が載っていないことをみると、天神天照大神を祀るという意味で天神社がそれだろうか。
当宮はもとは「飯道の森」と呼ばれた神域に祀られていたらしい。その場所は湖南市役所東庁舎(旧甲西町役場)の場所ということだが、森だった面影は周辺には全くなかった。
飯道神社
滋賀県湖南市針1009