著者:三浦正幸
発行所:吉川弘文館
発行日:2013年2月1日
ページ数:239ページ
価格:1,800円+税
[amazonjs asin=”4642057625″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”神社の本殿―建築にみる神の空間 (歴史文化ライブラリー)”]
神社の本殿にクローズアップした希有な一冊。著者は城郭建築の権威でもある広島大学の三浦先生。神社の基本書でも本殿の種類としてさらりと説明される部分を、寺院との違いやその歴史を追いながら「本殿の建築とは」に迫る。
[目次]
神社本殿の見方
神社本殿の基本構造
神社本殿の各部意匠
流造本殿の構造と意匠
神社本殿と寺院本堂
神社本殿と寺院本堂の相違
日本の建築様式
さまざまな本殿形式
本殿形式の概要
最古の本殿形式
流造と春日造の登場
大型本殿の登場
入母屋造の本殿の登場
特殊な入母屋造の本殿
連棟式の本殿
神社本殿の起源
本殿の始まり
土台・心御柱と本殿の起源
創始期の本殿の特質
神社本殿の発展
参入空間の拡大
中世における本殿の発展
近世における古代への復古
近代の復古主義本殿の普及