著者:箱根神社宮司 濱田進
編集協力:株式会社神社新報社
発行所:箱根神社社務所
発行日:1989年11月3日
定価:2,000円
ページ数:445ページ
箱根神社を中心とした歴史の中で神道の歴史にも触れられ、神道の知識についても深められる。様々な箱根神社の側面に触れることもでき、箱根神社を知る最初の一冊としても良い。
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[目次]
古代神道の巻(第一部 前史)
悠久の霊山 神山・駒ヶ岳の神々
天孫降臨と至尊の威徳
山幸彦と龍神の威徳
日本武尊の東征と相模野の社
権現神道の巻(第二部 上代~近世)
箱根山信仰の原典
箱根権現の勧請と習合神道
箱根修験の習合と離散
柱石となった別当行実僧正の生涯
曾我兄弟の慰霊安鎮と事蹟顕彰
幕府の祭祀権と箱根・伊豆二所権現詣
鎌倉幕府執権職の権現崇拝
大森氏の権現信仰
小田原北条氏の権現信仰
戦国武将の敬神思想
社殿の造営と箱根用水の掘削
箱根権現霊験記と一枚の錦絵
近代神道の巻(第三部 近代)
幕末維新と権現の威光
国家の宗祀と現代の神道
明治・大正・昭和天皇 御親拝の教訓
現代神道の巻(第四部 現代)
現代の箱根神社
四季の祭
摂末社の神々
箱根山中の神々
箱根山信仰とその遺跡
箱根権現領と神領の民
宝物のいろいろ
神社を護持してきた歴代宮司の役割
神社神道の神々
家庭の祭祀と人生儀礼