滑川市に鎮座する加積雪嶋神社。御祭神は大山咋命、大己貴命。
社前の北を通る道路の北が海であり、高い防潮堤が建っている。
通り沿いに「大岩道」という道標が残る。近くの北陸道分岐点に立っていたもので、立山へ向かう道しるべであった。
一の鳥居は北向き。「郷社 加積雪嶋神社」の社号標が建つ。
境内東側の通りに石碑が並ぶ。右2つは「北辰星」「庚申塚」と書かれている。道しるべも2つあるといい、右から4、5番目のものだろうか。立山大権現と書いた法華塔や地蔵も多い。
鳥居をくぐると右に折れ、二の鳥居の先に社殿。社殿は東向き。
拝殿に参る。拝殿前に前の社号「加積雪島神社」の扁額が掛かる。中には「加積雪嶋神社」の扁額が掛かっていた。
拝殿の左に飛び出す建物。高欄があり、舞殿のようにも見える。
幣殿、本殿と覆屋の中。
拝殿左に薬師神社。昭和31年創建の末社。
なぜ薬師かというと滑川地区配置家庭薬協同組合による建立だから。
薬師神社のそばにあるこの土台には何が立っていたのだろうか。銘板も外されていて不明。
加積雪嶋神社
富山県滑川市加島町2050