松山市に鎮座する雄郡神社。御祭神は天宇受売命、品陀和気尊、帯中日子尊、息長帯姫尊。日本三代実録記載の神社で、いわゆる式外社。松山八社八幡の四番社で正八幡と呼ばれた。
松山城あたりから歩いて行ったら、思いのほか距離があった。暑かったので待ち時間に近くのコンビニでアイスを買う。
鳥居をくぐって参道を行くと神門が建つ。
神門前の左に「左馬殿の松」との碑がある。左馬殿とは、左馬助の官位だった加藤嘉明のこと。お手植えの松だったらしいが昭和末期に枯死し、現在の松は二代目。
拝殿に参る。
拝殿には大きな絵馬がたくさん掲げられている。
拝殿の右に金砂神社
祠の下に福助人形がたくさん納められているが、どういう由来か分からない。
金砂神社の右に愛宕神社
拝殿の左に藤廼社
藤廼社の近くに弁天社
拝殿の左右から本殿を取り囲むように廻廊が巡る。
廻廊には三十六歌仙の額や絵馬などがたくさん掛かっている。拝殿のものと合わせると、崇敬の篤さがうかがえる。
本殿
廻廊に潜水艦たけしおの正式参拝の写真が掛かっていた。たけしおは雄潮型と呼ばれる潜水艦らしく、確認できなかったが艦内神社として雄郡神が祀られているのかもしれない。
境内の入口の参道左方に稲荷神社、祇園社、三光社が祀られている。
境内には忠霊塔も建っている。
駐車場には「雄郡小学校発祥之地」の碑が建っている。
境内に隣接して社務所が建つ。参拝したときにちょうど祈祷が始まったので30分ほど待って御朱印をいただいた。
雄郡神社
愛媛県松山市小栗3丁目3-19