松山市に鎮座する東雲神社。御祭神は天照皇大神、豊受大神、天穂日命、菅原道真公、息長福玉命(伊予松山藩祖松平定勝)、奇足玉命(伊予松山藩11代藩主松平定通)、真都栄命(伊予松山藩16代藩主松平定昭)、稚国玉命(藩祖松平定勝の嫡男松平定吉)を祀る。
11代藩主松平定通が藩祖を祀った仮宮(後の東雲神社)が創祀で、昭和20年に空襲で焼失し、昭和46年に松山大神宮が跡地に奉遷され、2年後に東雲神社の神霊が合祀されたという。つまり、もとの東雲神社の御祭神は伊予松山藩松平家の祖神を祀ったものと言える。
当宮は松山城内に鎮座するので、社号標の建つ参道入口は松山城への登山口のひとつになる。
階段を上り最初の平場に出ると、締め柱が建ち、天主への分かれ道となる。
階段を上り門をくぐると、白い花がついたナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)。とてもきれいに咲いている。
さらに階段を上っていくと、途中に鳥居が建つ。
さらに階段を上るとようやく社殿が見えた。階段が急なこともあり、ここまでかなり息が切れる。
拝殿に参る。廻廊の奥に本殿が見える。
御垣の裏にまわると本殿は2棟並んでいる。真ん中の本殿が松山大神宮のもの、左に建つ本殿がもと東雲神社のものだろうか。
拝殿の左手前に社務所が建つ。
今日は朝早くて無人だったが、無情な貼り紙が・・・。正月3が日以外は御朱印はしていないとのこと。
東雲神社
愛媛県松山市丸之内73番地1