今治市に鎮座する大浜八幡大神社。御祭神は乎致命、饒速日命、天道日女命、仲哀天皇、応神天皇、神功皇后、武内宿禰、市杵島姫命、大穴牟遅神。三代実録記載の門島神の論社。
港に向かって延びる参道に2つの鳥居が建つ。一の鳥居の扁額は「八幡宮」、石清水八幡宮の扁額の写しで鳩八になっている。二の鳥居の扁額は「大濱八幡宮」
社前には来島海峡が広がり、しまなみ海道が見える。
参道を進むと、階段を上って境内に入る。
正面に建つのは「大濱八幡神社」の社号標
その横に伊予地方開拓の祖神、乎致命の像が建つ。
右に一段上がって社殿が建つ。
拝殿に参る。
貫や木鼻には波の彫刻がある。海に近いということもあろうが珍しい。
拝殿にはたくさんの奉納額が掲げられている。
境内に隣接して大きな溜池がある。中央の木に止まるのは海鵜か
境内社の杵築神社、御祭神は大穴牟遅神。
その左に潮富貴神社、御祭神は瀬織津姫神、速開津姫神、気吹戸主神、大宮能売神。
神輿庫には
大小の神輿や獅子頭が収納されていた。
境内には伊藤博文公の像も建つ。伊藤博文公は越智氏族に連なるらしい。
溜池を挟んで対岸に建てられている「越智氏族発祥之地」の石碑
参道口の社務所は留守であり、もう一軒手前の宮司宅を訪れて御朱印をいただいた。
大浜八幡大神社
愛媛県今治市大浜町3-1-9