今治市の今治城内に鎮座する吹揚神社。御祭神は天照大神、八幡大神、事代主神、大己貴神、厳島大神、藤堂高虎公、久松定房公。
今治市内に鎮座していた神明宮、蔵敷八幡宮、厳島神社、夷宮の四社を明治5年に合祀した。今治藩初代の藤堂高虎公と続く松平久松家祖神を後に奉還する。
駐車場のある鉄御門に続く北側の道の入口に社号標が建つ。
場内の東南に神社は鎮座する。鳥居をくぐり階段を上ると復元された城門をくぐる。
昭和20年の空襲と昭和55年の放火の二度焼失し、再建された社殿はまだまだ新しい。
拝殿に参る。
本殿
本殿右に鹿香神社。建築業の祖神を祀る。
拝殿右に土居神社。祀るのは住吉大神か。
本殿左には稲荷神社。宇迦之御魂神を祀る。
境内の東端には住吉神社。入口には「猿田彦神社」と「交通守護 住吉神社 海神社 猿田彦神社 天満宮」の二本の社号標が建つ。住吉大神、猿田彦大神、菅原道真公を祀る。
境内には授与所がある。授与所で御朱印を尋ねると、城内に社務所があるという。確かに案内図には今治城天守を挟んで西側に社務所が記載されている。城内に建つ少し不釣り合いな住宅が社務所。今治城に来て訪ねる方はほぼいないと思うが、伺って御朱印をいただく。
天守にも上り、眼下に神社を見る。
吹揚神社
愛媛県今治市通町3丁目1-4