編集:勝山市
発行所:吉川弘文館
発行日:2017年3月31日
ページ数:255ページ
定価:1,500円+税
白山開山1300年を迎え、越前禅定道の中心の白山平泉寺に関する論文を収録する。神仏判然令後は平泉寺白山神社となった白山平泉寺と白山信仰の歴史。
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月別アーカイブ: 2017年4月
神社百景DVDコレクション25 多度大社・丹生官省符神社・丹生都比売神社
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2017年4月25日
価格:1388円+税
収録時間:約88分
BSジャパンで放送された「GRACE of JAPAN 自然の中の神々」(第1シリーズ)の中から「多度大社」(#50)、「丹生官省符神社・丹生都比売神社」(#17)を収録している。ナレーションは堤真一氏。
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福光のお寺とお宮
発行者:福光あけぼのの会
編集者:福光あけぼのの会 寺社調査編集委員会
発行日:2008年3月20日
ページ数:283ページ
富山県南砺市の旧福光町内の寺院と神社について収録している。寺院誌と神社誌を統合した形式であるが、複数の出典が明記されているため、福光の寺社を調べるのに最初に当たるのに最適の書。
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越前大野 篠座神社 御鎮座千三百年奉祝大祭
大野市に鎮座する篠座神社。御祭神は大己貴大神を主祭神とする。
白山開山1300年を迎えた今年、同じく鎮座1300年を迎え、御鎮座千三百年奉祝大祭が行われている。3日目のしのくら芸能まつりを見に来た。
篠座神社では亥年に式年大祭を行っており、昭和58年に奉納された大幟が立てられている。
参道に赤じゅうたんがひかれ、準備が整っている。
まずは拝殿に参る。
千三百年奉祝大祭に向けて今年3月に境内社の秋生神社と若生子神社、兼務社1社が本殿に合祀され、幣殿が改築されました。
待ち時間に境内に作られた仮授与所で、忙しくなる前に御朱印をいただく。
しのくら芸能まつりが始まった。
最初は葛原太鼓踊り。篠座神社から分霊した篠座神社のある岐阜県山県市葛原からやって来ました。御本社での奉納は55年ぶりだとか。
雨乞い踊り。毎年4年生が3年生に代々教えて続いているとか。
扇踊り。境内での奉納は30年ぶりだとか。
平家踊り
西谷もじり。自分で踊りやすく袖を丸く仕立て直すのだそう。
三味線藤本流秀東紀会
蕨生里神楽
木本領家里神楽。里神楽は他に篠座里神楽、稲郷里神楽(2日目に奉納)があるそうだが、いずれも内容は同じという。しかし、神楽自体はどれも特徴的で違いがあり、演じている方も見ている方も楽しいものであった。
最後にもう一度参拝して帰途につく。
篠座神社
福井県大野市篠座42−5
あさかの神社誌
編集責任者:あさかの神社誌編集委員会
発行責任者:福島県神社庁郡山支部
発行日:2001年4月3日
ページ数:415ページ
旧安積郡内に鎮座する105社を網羅する神社誌。郡山市の旧田村郡・旧安達郡は一覧形式で御祭神と祭礼日、宮司名のみ記載する。
続きを読む あさかの神社誌
上野國一の宮國幣中社 貫前神社社誌
編輯兼発行者:宮司 三崎幹一郎
発行日:1941年11月25日
ページ数:69ページ+境内図1枚
一の宮貫前神社の神社誌でB6サイズの小冊子ながら内容も多岐にわたり参考になることが多い。
続きを読む 上野國一の宮國幣中社 貫前神社社誌
愛知縣神社名鑑
編集発行:愛知県神社庁
発行日:1992年8月30日
ページ数:807+43+97ページ
頒価:20,000円(税込)
愛知県内に鎮座する神社3500余社の神社誌。御祭神、由緒、祭礼日と基本的構成であるが、比較的新しい編集にもかかわらず社頭の写真などがなく、文字のみの構成となっているのが少し残念である。日付順の祭事暦は他県では別冊になっているものを神社誌に収録したものでこちらは参考になるだろう。
古書でも全く見かけない本書であるが、今週熱田神宮に隣接する愛知県神社庁を訪ねて直接購入してきた。滅多に出るものでもないらしく探すのに少し時間がかかるが、25年経っているにしてはシミも少なくきれいな状態で保管されているようだ。
続きを読む 愛知縣神社名鑑
近江米原 伊夫岐神社
米原市に鎮座する伊夫岐神社。御祭神は伊富岐大神を主祭神とし、素盞嗚尊、多多美比古命を配祀する。延喜式坂田郡の比定社。
社殿は南向き。東方に伊吹山が聳える。南から雨に追われるように参拝に来たので伊吹山山頂にも雨雲がかかっている。
社前に井戸がある。
社号標には「式内 郷社伊富岐神社」と書かれている。鳥居の注連縄が低いのは何故だろうか。自然に低姿勢で入るようになっているのか。
鳥居の扁額には「伊吹大神」とある。
社殿の周りは杉が囲み、一段高くなっている。拝殿に参る。
本殿は弊殿で拝殿とつながる。
本殿左に秋葉神社
本殿右に権現神社
境内には大きな切り株が複数残っている。倒木か、枯死か、昔はもっと境内が鬱蒼としていたのかもしれない。
賽銭箱の横のケースに由緒書きと朱印用のスタンプが入っていた。記念スタンプのようでもあるが、朱印の代用とする。
社殿左に社務所
境内の東側に桜が咲いていた。見ていると鐘楼が見える。隣に寺院があるようでもなかったので、神社に関係するもののようだ。
立派な梵鐘が下がっている。鐘をつくこともあるのだろうか。
神社と集落の西側には姉川が流れる。北から流れてきた姉川はこの辺りでカーブして西へ、琵琶湖に流れ下る。平野への出口に鎮座する当神社は姉川の水利権を押さえていたのだろう。
伊夫岐神社
滋賀県米原市伊吹603
近江米原 長岡神社
米原市に鎮座する長岡神社。御祭神は素盞嗚尊。延喜式坂田郡岡神社の論社。
社前を流れるのは天野川。狭い路地に面して南東向きに鎮座する。元宮は神社の北東、琴岡山山頂に鎮座していたという。
境内入口に樹齢800年を越えるイチョウの御神木がある。イチョウと反対側にずらりと並ぶ燈籠も壮観だ。
社号標には「式内 長岡神社」とある。
境内に入ると鳥居が参道途中と拝殿前に2つ建つ。
拝殿右にも太いイチョウの御神木がある。
拝殿には賽銭箱はなく、拝所になっている中門に賽銭箱がある。本殿は中門と両脇につながる御垣に囲まれている。
本殿に参る。
御垣内に鎮座する本殿には彫刻も多く施されている。
長岡神社
滋賀県米原市長岡1573
美濃安八 日吉神社
神戸町に鎮座する日吉神社。日吉神社は大宮、二の宮、宇佐の宮、樹下の宮、牛尾の宮、客人の宮、三の宮の7つの宮で一体のため、各宮で御祭神を記載する。最澄が神戸に布教に来た際に近江から勧請したという。
境内入口の鳥居
鳥居の前の道の向こうに一の鳥居が見える。
参道沿いには史跡となっている坊址の碑が並び、往時は僧坊が建ち並んでいたようだ。
拝殿の前、左右に境内社が向かい合わせに建つ。
竈殿神社、御祭神は奥津彦大神、奥津姫大神。
大物忌神社、御祭神は大年神。
拝殿右手に三重塔が残っている。非常に立派な塔で、春日局の実家である斎藤家によって建立されたものという。
拝殿左から時計回りに参拝する。
招魂社、神戸町と大野町本庄の御英霊410余柱を奉斎する。
三の宮、御祭神は鴨玉依姫大神荒魂。
牛尾の宮、御祭神は大山咋大神荒魂。
拝殿の後ろにずらりと社殿が並ぶ。
社殿群の前左右に向かい合わせに随神の入った宮が建つ。あまり見ない形式だ。
二の宮、御祭神は大山咋大神。
宇佐の宮、御祭神は湍津姫大神。
中央が大宮、御祭神は大己貴大神。
客人の宮、御祭神は白山姫大神。
樹下の宮、御祭神は鴨玉依姫大神。
右側に早尾神社、御祭神は素盞鳴大神。
神明神社(豊受姫大神)と多度社(天津彦根命)の合祀社。
宝物殿には木造十一面観音菩薩坐像、木造地蔵菩薩坐像など仏教系の宝物も残る。
奉賛御芳名板の後ろに隠れて、三猿像が奉安されている。
帰りに社務所に寄るが留守であった。GWには例祭の神戸山王まつりが行われる。
日吉神社
岐阜県安八郡神戸町神戸1
美濃安八 宇波刀神社
神戸町に鎮座する宇波刀神社。御祭神は宇波刀大神。延喜式安八郡の論社。
住宅地の中、道路に鳥居と社号標
生活道路が兼参道になっているようだ。進むと林の中、石玉垣に囲まれた境内が見えてくる。
入口からまっすぐ社殿に参道が延びる。
2基の燈籠と小さな社殿が建つ。
本殿に参る。
境内は本殿後ろの1本の杉?以外は竹林に囲まれている。
宇波刀神社
岐阜県安八郡神戸町大字神戸八幡956
尾張名古屋 熱田神宮
名古屋市に鎮座する熱田神宮。御祭神は熱田大神。今回は三回目の参拝。
表参道の南門から入る。
早朝なので人気は少ない。清涼な空気に包まれて本殿に参拝する。
時間もあったので摂末社はすべて回ったが、前回行ってなかった社中心に載せることにする。
土用社、明治以前は御身体の神剣が奉安されていた御殿
摂社龍神社、御祭神は吉備武彦命、大伴武日命。
摂社御田神社、御祭神は大年神。延喜式愛智郡の論社。
末社清水社、御祭神は罔象女神
まだ8時前だったが御朱印をいただく。
佐久間燈籠、御器所城主の佐久間盛次の四男勝之の寄進。
別宮八劍宮
摂社上知我麻神社
八劍宮と上知我麻神社の御朱印は単独1番、2番、両方から選択するように変更された。両方でお願いすると2ページに渡って朱印が押される。
東門から出て神宮の東南隅駐車場に向かうと
駐車場隅に土俵
熱田神宮学院(右)と愛知県神社庁(左)の建物が建っている。神社庁で愛知縣神社名鑑を購入する。
熱田神宮
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1−1
尾張名古屋 源太夫社
名古屋市の熱田神宮内に鎮座する上知我麻神社。現在は熱田神宮の境内摂社になっているが、以前は源太夫社という名で境外摂社であった。延喜式愛智郡上知我麻神社の論社。
その旧地が伝馬町の旧東海道を西に進み、
七里の渡し(東海道)と熱田神宮(美濃路)の分岐点となる三叉路に東向きにあった。ビルとビルに挟まれ、現在は駐車場になっている辺りが境内だったと思われる。
東北隅と東南隅にあった道標は、今は東北隅のみが残る。
道標の下に尾張名所図会の絵と明治時代の写真が載った案内板がある。
神社は移転したが、その跡にほうろく地蔵が別の地から移されて祀られている。
源太夫社
愛知県名古屋市熱田区伝馬1丁目1−9
尾張名古屋 蝮ヶ池八幡宮
名古屋市に鎮座する蝮ヶ池八幡宮。御祭神は応神天皇。以前境内の東方に蝮ヶ池という池があったらしい。
表参道は西側。ゆるやかに上る。
参道途中、右に社務所、左に手水舎がある。社務所は午前中しか人がいないようだ。
階段を上りきると古い社号標が境内の隅に立っていた。
神楽殿
社殿は南向き。拝殿左のアベマキが特に大きい。
拝殿に参る。
社殿の左、一覧低い場所に境内社が並ぶ。
鎮霊社は氏子の戦没者と千種警察署の殉職者を祀る。
奥には秋葉社、須佐之男社、洲原社の三社合祭殿。社殿は第六十回神宮式年遷宮で徹下された御用材で造られたという。
蝮ヶ池八幡宮
愛知県名古屋市千種区向陽1丁目3番32号
尾張名古屋 上野天満宮
名古屋市に鎮座する上野天満宮。御祭神は菅原道真公を主祭神とし、伊弉冉命、木花咲耶姫命、素戔嗚尊を相殿に祀る。
京都を追われた花山天皇に仕えていた安倍晴明一族の一部が千種区晴明山に移り住み、自らの境遇と照らして建立したと伝わる。
社殿は南向き。鳥居の両脇に社号標が建つ。
二の鳥居の先に石造りの番塀と社殿が見える。
番塀の裏や燈籠の隅などに沢山の道真公のおみくじ人形が飾られている。
拝殿に参る。
左手の社務所で御朱印をいただく。
境内の南西角に末社があり、猿田彦神社、稲荷社、白山社、琴比羅社、秋葉社、御嶽社、塩竃神社の七社が祀られているが、ちょうど改築中で更地になっており、本殿に仮遷座されているところだった。10月には完成予定という。
上野天満宮
愛知県名古屋市千種区赤坂町4-89
尾張名古屋 兒子八幡社
名古屋市に鎮座する兒子八幡社。御祭神は応神天皇を主祭神とし、天之御中主大神と菅原道真公を配祀する。延喜式山田郡綿神社の論社。
社殿は南向き。社殿前は道路を挟んで公園のようになっている。社号標には「八幡社」
鳥居をくぐりまっすぐ進むと社殿。左手に社務所がある。右手の社号標には「兒子社」
左手には境内社の秋葉神社
二の鳥居と社殿の間に尾張地方に多い番塀が建つ。
拝殿に参る。舞殿のように四方開けた拝殿だが、後方の建物も拝殿だったので外拝殿ということになろうか。
「兒子宮」の扁額が掛かる。中央に掛かっているわけではないので昔のものだろうか
社務所と拝殿の間に御神木のクスノキが立つ。
外拝殿と拝殿の間にはクロガネモチが立っている。
幣殿とつながる本殿
本殿の右に、地主社、津島神社、多賀大社、保食社、山神社の合祭殿
その右に、八剱社、神明社、熊野社の合祭殿
兒子八幡社
愛知県名古屋市北区志賀町1-65
尾張名古屋 綿神社
名古屋市に鎮座する綿神社。御祭神は玉依比売命、応神天皇。延喜式山田郡の論社。
社殿や参道は南向き。入口に鳥居と社号標が建つ。
一の鳥居。参道両側は建物と駐車場になっていて周辺の市街地化が激しい。
参道の途中に二の鳥居
参道右手に土俵がある。
拝殿に参る。
拝殿左へまわると、本殿の横に多賀神社と白山社の合祀社。
本殿の左に境内社が二社。白龍社
御嶽神社のまわりには無数の石仏が並ぶ。
本殿の右横に津島神社と熊野社の合祀社。
本殿の右に瑞玉稲荷社
稲荷社の横にも鳥居と建物が建つ。
建物は拝所で、奥に2つの境内社が並んでいる。左が富士本宮浅間大社と秋葉山本宮秋葉神社の合祀社、右が四十八祖社となっている。
境内には保存樹も多い。稲荷社前のクスノキ
境内右手のムクノキ
土俵の後方にシイノキ
拝殿左にもクスノキ
社務所の前にはクヌギ
社務所は留守だったので御朱印をいただけなかった。
綿神社
名古屋市北区元志賀町2-53-1
尾張名古屋 多奈波太神社
名古屋市に鎮座する多奈波太神社。御祭神は天之多奈波太姫命を主祭神とし、天照皇大神、応神天皇、大山津見命、大己貴命、素盞嗚神を配祀する。延喜式山田郡多奈波太神社の論社であるが、葉栗郡穴太部神社の論社でもある。
社殿は南向き。入口に鳥居と社号標が建つ。
鳥居からまっすぐに社殿まで参道が延びる。鳥居のすぐ後ろに幟立てが立っているが、拝殿前にも幟立てが立っている。
拝殿前の狛犬は前掛けをしていたり、境内のイチョウがきれいに剪定されていたり、と氏子の方々がいつも境内を清浄に保つ努力が感じられる。
拝殿に参る。
幣殿でつながる本殿は石玉垣に囲まれている。
拝殿右の乳イチョウは霊力の宿る神木と言われている。
多奈波太神社
名古屋市北区金城4-13-16
尾張名古屋 金山神社
名古屋市に鎮座する金山神社。御祭神は金山彦命を主祭神とし、金山姫命、石凝姥命、天目一筒命、天津眞浦命を配祀する。
ビルの間の路地が参道で、南向きに鎮座。社地は熱田神宮修理の鍛冶職であった尾崎氏宅跡で、尾張鍛冶発祥の地という。
鳥居の両脇に社号標が建っている。
社殿の前にも鳥居
拝殿に参る。
拝殿左に御神木の大イチョウが立っている。境内には他にも大木が多い。
本殿の左に境内社が二社。本殿に向けて神明社
本殿と同じ向きに金山龍神社
横から見た本殿
拝殿右に社務所があるが参拝したときは留守だった。
金山神社
愛知県名古屋市熱田区金山町1丁目16番地19
尾張名古屋 高座結御子神社
名古屋市に鎮座する高座結御子神社。御祭神は高倉下命。延喜式愛智郡の論社で明神大社。熱田神宮境外摂社。
西の鳥居前にまっすぐ道路が延び、古い参道か。鳥居と社号標
鳥居と社号標は南にも建つ。
南鳥居をくぐると正面に社殿。右の手水舎の裏に御神木の大楠
左に御神井と社務所
御神井の後ろに御井社。御祭神は御井神。子供の病気除けに井戸のぞきをする風習が残る。
拝殿に参る。
御垣に囲まれて拝殿後ろに幣殿と本殿
拝殿右にも大きな御神木
拝殿手前右に鉾取社。御祭神は鉾取神
手前左には新宮社。御祭神は素盞嗚尊
新宮社の後ろには高座稲荷社。御祭神は宇迦之御魂神
稲荷社本殿の後ろには土盛りが見える。境内には7基の古墳があったというが、一番大きな4号墳のみ面影が残っている。
高座結御子神社
愛知県名古屋市熱田区高蔵町9-9
尾張名古屋 青衾神社
名古屋市に鎮座する青衾神社。御祭神は天道日女命。延喜式愛智郡の論社で、熱田神宮境外摂社。
住宅地の中に境内
石玉垣に囲まれた境内入口に鳥居と社号標。本殿は東向き。
本殿に参る。
北に少し行くと白鳥御陵がある。全長74メートルの前方後円墳で、日本武尊の御陵との説があり、日本武尊が白鳥となって熱田の宮に飛び来たり、降り立った地がこの御陵という。
青衾神社
愛知県名古屋市熱田区白鳥2
増補改訂 伊勢市神社誌 本編・資料編
編集者:伊那市文化財審議委員会
発行者:伊那市教育委員会
発行日:2001年3月15日
ページ数:本編 408ページ、資料編 409ページ、附録「神社建築の見方」シート1枚
頒価:4,000円
昭和43年発刊の「伊那市神社誌」を大幅に増補し、本編と資料編の2冊組に改訂された。大きさも大判に変更される。神社位置図や配置図も詳細になり参拝にも便利。建築や社叢、文化財など神社庁発行の神社誌にない項目もある。
伊那市書籍販売の案内ページ
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富士山信仰への複合的アプローチ
発行:静岡県考古学会
発行日:2017年3月4日
ページ数:101ページ
頒価:1,500円
静岡県考古学会2016年度シンポジウム資料集。富士山信仰に関連する神社や遺跡を網羅する一覧表がつく。
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平安京を彩る神と仏の里 吉田探訪誌
編著者:鈴鹿隆男
発行所:ナカニシヤ出版
発行日:2000年12月10日
ページ数:260ページ
定価:2,500円
吉田神社社家の鈴鹿家64代の著者が吉田神社の歴史について書いている。
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守屋公を称える 物部守屋公御神退千四百年祭記念
発行:大阪府神社庁
発行日:1987年6月7日
ページ数:66ページ
物部守屋公に関する論考が5本収録され、神社・神道に関係する記載も多い。
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神社百景DVDコレクション24 春日大社・橿原神社
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2017年4月11日
価格:1388円+税
収録時間:約88分
BSジャパンで放送された「GRACE of JAPAN 自然の中の神々」(第1シリーズ)の中から「春日大社」(#39)、「橿原神社」(#45)を収録している。ナレーションは堤真一氏。春日大社では奈良公園、春日山、若宮15社めぐりを、橿原神社では畝傍山、東大谷日女命神社、畝火山口神社、大和三山を紹介する。
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高知縣神社誌
著者:竹崎五郎
発行者:高知縣神職会
発行日:1931年3月30日
定価:1円
ページ数:274ページ+附録16ページ
基本は神社名、鎮座地、御祭神で、無格社は一覧形式でその三項目しか書かれていないが、村社についても大差はない。由緒は式内社、国史現在社は詳しいが、村社にいくに従い分からないのかほとんど書かれなくなる。鎮座地も字までしかないので場所も特定できないが、高知県の神社を網羅した書として貴重と言える。
続きを読む 高知縣神社誌
越前坂井 春日神社
あわら市に鎮座する春日神社。御祭神は天児屋根命。延喜式坂井郡保曾呂伎神社の論社。
入口は東の集落側で道は狭い。
急な階段を上って境内に入る。入口に鳥居と社号標。「指定村社 式内 春日神社」と書かれている。
鳥居には扁額がないが直接「春日大明神」と書かれている。貞享五年の銘がある。
鳥居をくぐると右に折れ、東向きに社殿は鎮座する。
拝殿に参る。
それにしても注連縄が短い。
拝殿左に注連縄をされた大岩があり、背後に境内社が一社。
境内にはかつて義賢仙人が乳の出の少ない婦女のために祈願して湧出したものと伝えられる「神乳水池」があったといい、拝殿右に井戸が作られ祀られている。
下から見上げたときにも朱色の鳥居が見えて気になったが、拝殿右をさらに上った平地に稲荷社が祀られている。
小さな石祠で、屋根が前に落ちていた。左に不動明神の石造が奉安されている。
稲荷社の前からは細呂木の集落が見える。
春日神社
福井県あわら市細呂木22-7
越前坂井 八幡神社
坂井市に鎮座する八幡神社。御祭神は品陀和気命を主祭神とする。延喜式坂井郡布久漏神社の論社。
社殿は西向き。境内に植えられた桜が満開で美しい。春祭りが近いのか大きな幟も立っている。
鳥居の右に社号標、左に「式内 布久漏神社」(昭和三十五年奉納)の石碑が立っている。
境内に入って右にかつて土俵だったような高まりが残っている。
拝殿に参る。
拝殿に掛かる扁額は「八幡宮」、福井市出身の政治家加藤寛治の謹書によるもの。
拝殿左に立つ旗は「布久漏神社」。氏子にも式内社であることが知られているようだ。
本殿左に入るのは石造六重層塔。前の燈籠は宝暦七年の銘がある。
笏谷石で作られ、本来は九層あったと考えられている鎌倉期の石塔。軸部正面には仏像、他三面には梵字が書かれている。
八幡神社
福井県坂井市春江町針原23-19
越前鯖江 白山神社
鯖江市に鎮座する白山神社。御祭神は伊弉册尊を主祭神とし、磐長姫命、天御中主命を合祀する。延喜式丹生郡長岡神社の論社。
社殿は南向き。境内入口に鳥居と「村社 白山神社」と書かれた社号の石碑。
参道を進み、階段の両側に一際高い杉の木が立っている。
参道途中の二の鳥居
扁額はないが、鳥居に直接「白山権現」と書かれている。
社殿はコンクリート造り。宝物殿のようだ。前に燈籠と狛犬が対で置かれている。
今日は境内左の桜が満開できれいだった。
白山神社
福井県鯖江市米岡町1-18