坂井市の多禰神社。御祭神は稻倉魂命を主祭神とし、天児屋根命、大国主命を合祀する。延喜式坂井郡の論社。
広がる田の向こうに朱色の鳥居が見える。
社殿は南向き
参道には鳥居がたくさん建っている。
境内入口の唯一の石鳥居の横に「式内 多禰神社」の社号標。鳥居には旧社名の「種神社」の扁額が掛かる。
階段を上がると社殿が見えてくる。
拝殿に参る。
社殿には彫刻は少ないが、入口に虎(左)と鯉の滝登り(右)の彫刻がついている。
拝殿の後ろに本殿がつく
本殿の左には平成25年10月に振媛母子像が建っている。振媛はこの高向郷で男大迹王(のちの継体天皇)を養育したと伝わる。男大迹王が生まれたのが近江国高島郷三尾の山崎で、ここを高椋の山崎として振媛像は滋賀県高島市を見つめている。
拝殿右に移動式の舞殿のような建物
その上のほうに鳥居と小さな石祠がある。
中には文字が書かれた石板のようなものが祀られているが何だろうか。
多禰神社
福井県坂井市丸岡町山崎三ケ64-77