甲賀市に鎮座する神山神社。御祭神は素戔嗚尊。
参道の左に駐車場がある。
参道は東西に延びる。
かつて信楽を総称して大原山と言ったころからの氏神であった。
社殿は南向き。拝殿の後ろに本殿がある。本殿右のご神木がとても高い。
本殿に参る。陶器製の狛犬が信楽らしい。
本殿
本殿の右に末社として山之神神社がある。御祭神は大山津見神。
社務所前の傘入れが狸になっていて、これはまた信楽らしい。社務所に人が戻ってきたので御朱印をお願いすると、宮司は入院中で留守番だという。またの機会とする。
神山神社
滋賀県甲賀市信楽町神山1994
伊賀市に鎮座する真木山神社。延喜式阿拝郡の比定社。御祭神は天児屋根命を主祭神とする。
社殿は南向き。道は狭いが境内の西側に駐車場があった。
参道に第一鳥居、第二鳥居が立つ。
長い参道の途中、左手に梵鐘がある。ここも神仏習合の雰囲気が残る。
拝殿は檜皮葺で趣がある。かつては本殿も檜皮葺であった。拝殿に参る。
神社合祀により御祭神も多い。
拝殿前の狛犬。毛がフサフサとしてどこか大陸風の雰囲気を醸し出している。
拝殿の後ろの本殿。左右に境内社が一社ずつある。
拝殿左の宝蔵前の釜らしきもの。神事に使用するものだろうか。
帰りに境内を清掃中だった宮司に御朱印をお願いしたが、ここでは授与していなかった。
真木山神社
三重県伊賀市槙山3237
伊賀市に鎮座する宇都可神社。延喜式内社の比定社。御祭神は天忍日命。
横にある集落の公民館に車を停める。参道が尾根伝いに延びる。ここは集落内でも見晴らしのきく場所だ。
途中梵鐘がある。神仏習合の雰囲気を残す神社である。
ふと梵鐘の脇に仏像とも神像とも言えない石造が一体。
本殿に参る。本殿の裏に一際高い木。ご神木だろうか。
本殿右に境内社が一社。
社前に戻り、左手の公民館を奥に進むと、別当寺であった安楽寺の跡。別当の墓が並ぶ。
朱色の鳥居をくぐると稲荷社があった。
また社前に戻り、今度は反対の南側、西音寺へ。
西音寺の薬師堂はもと安楽寺の本堂。中のもとご本尊だった薬師如来坐像とともに西音寺に移された。
宇都可神社
三重県伊賀市内保1312
甲賀市に鎮座する檜尾神社。御祭神は天津彦彦火瓊々杵尊を主祭神とする。元伊勢甲可日雲宮の数多ある候補地のひとつ。
田の隅に異様な短さの鳥居。檜尾神社の社前でもあり、元は一の鳥居だったか。根元が朽ちたか、地震か大風で折れてしまったのか。
社殿は東向き。山麓に鎮座する。
檜尾神社は檜尾寺と隣り合っている。左手に入ると檜尾寺。
檜尾大明神と言われた檜尾神社。檜尾寺は最澄開祖と言われ、檜尾神社の神宮寺だった。
鳥居をくぐり階段を上ると拝殿がある。
本殿は現在修理中だった。御祭神は宝蔵に遷座されていたのでそちらに参る。
隣の宮司宅で御朱印をいただく。有形文化財の本殿にお詣りできなかったので、また再拝を誓う。
檜尾寺のほうから境内社に参る。金刀比羅社か天照皇大神宮のいずれか。
本殿左の八坂社
檜尾神社
滋賀県甲賀市甲南町池田55-1
甲賀市に鎮座する瀧樹神社。延喜式の甲賀郡川田神社の論社のひとつ。
神社の北側にある駐車場に車を停め、境内に入る。
社殿は南向き。境内のすぐ南を野洲川が流れる。
御祭神は速秋津比古命、速秋津比咩命、大山祇命、事代主之神、宇賀魂神、市杵嶋姫命、田心姫命、湍津姫命。
拝殿の後ろに二社の本殿が並ぶように鎮座する。
本殿は右に瀧樹神社、左に天満宮。本殿に参る。
享保二年銘の手水があり、奥に井戸らしきものがある。
境内の社務所で御朱印をお願いする。三度目でようやく会えたのだが、御朱印はやっていないとのこと。ネットでは見かけるのに止めてしまったのか。
駐車場からお茶畑の中を西に進むと集落から入る本来の一の鳥居が見えてきた。本来はこの鳥居をくぐり、川沿いを通って境内に入る。
瀧樹神社
滋賀県甲賀市土山町前野155
日野町に鎮座する長寸神社。延喜式蒲生郡の論社のひとつ。御祭神は事代主命、天照荒魂神と素戔嗚尊を配祀する。
社殿は南向き。
鳥居左の1本の木が紅葉し美しい。
鳥居の向こうに拝殿が見える。
拝殿の奥に塀垣に囲まれた本殿が鎮座する。
本殿に参る。
本殿の彫刻は右に龍、左に虎。これは上之郷の大屋神社の本殿と同じである。中之郷の長寸神社は大屋神社と現在でも祭りを通して関係が深いという。
本殿右に境内社が二社。
左に一社。
その前に橿原神宮遙拝所がある。
長寸神社
滋賀県蒲生郡日野町中之郷1565
日野町に鎮座する大屋神社。延喜式蒲生郡の論社のひとつ。
広がる田の中に鎮守の杜。
御祭神は五十猛神。杉杣大宮と称し奥津保郷の総社として崇敬を集めた。
鳥居右に竜王の御神木がある。
夏に干ばつが続くと桜谷の先祖達は竜王山頂に祀られた雨の神、八大竜王へ必死の雨乞祈願をかけた。山頂にある竜王の霊石を佐久良川沿岸八ヶ村が共同で三つの郷へ迎え、上之番、中之番、下之番がそれぞれ霊石を迎えた神社で踊りなどを奉納しつつ、夜を徹しての盛大な雨乞祈願を行った。ここは上之番である杉杣郷三ヶ村が竜王の霊石を迎えた場所である。今雨乞は消えたが7月1日の竜王山頂での祭は続けられている。
鳥居をくぐると参道がまっすぐ北に延び、両側に杉の並木が立つ。まさに神様に会うために通じる道のようだ。
並木を抜けると石積みの上段に社殿が見えてくる。
前に開放的な拝殿、後ろに一段上がって本殿が建っている。
本殿に参る。末社として左に若宮神社、右に奥津神社、右手に小綿向神社が鎮座する。
本殿には彫刻が多数飾られている。右に龍、左に虎の彫刻。
大屋神社
滋賀県蒲生郡日野町杉228
39歳を目前にして御朱印デビュー! 日本全国の神社の御朱印や参拝記録