池田町に鎮座する鵜甘神社。延喜式の今立郡鵜甘神社の論社のひとつ。
御祭神は応神天皇、神功皇后、武内宿禰を主祭神とする。
第一鳥居と第二鳥居の間に町道が走る。第一鳥居の前後に赤い鉄枠があって不思議に思っていたが、鳥居をくぐる高さ制限のためらしい。よく見ると第一鳥居の一部が新しくなっている。前に誰かぶつかったらしい。
第二鳥居の前に社号標が立つ。
二月十三日の田遊びは明治に合祀した賀宝五所社の御田植神事をそのまま引き継いだもので、国重要無形民俗文化財に指定されている。
拝殿に詣る。拝殿の前にはテントが干されていた。最近何かの行事が行われたようだ。
拝殿内には田遊びの写真が飾られていた。翁の面を付けて演じるらしい。
拝殿の後ろに一段上がって本殿が建つ。
本殿の敷地の隅には倒れた灯篭が変わった積み方で残っていた。
鵜甘神社
福井県今立郡池田町水海52-24